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ワークライフバランスインタビュー

ワークライフバランスインタビュー

田島 弓子さん

「一日完走! 挑戦こそ、生きる実感」

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ブラマンテ株式会社
田島 弓子さん

ワークライフバランスは心のバランス

高橋
弓子さんはお仕事の傍ら、マラソンやトライアスロンなどもすごく熱心にやっていらっしゃいますよね。弓子さんを輝かせているものの一つが「スポーツ」だと思うのですが、もともと運動するのはお好きだったんですか。
田島
中・高・大とずっと運動系の部活をしていました。根っからの体育会系ですね。それは仕事の仕方にも表れていると思います。
高橋
この間、応援だけのために海外に行かれていましたよね?
田島
そうそう、台湾まで(笑)。スポーツを本気でやっている人たちというのは、やっぱりいいオーラが出ているんですよね。見ているだけでたくさんパワーをもらえます。
高橋
すごい情熱ですよね。弓子さんにとって、トライアスロンとは何なのでしょうか。
田島
趣味というには気持ちが入りすぎてしまっているので、もう競技に近いかもしれませんね。最初はゴールするのが目的で始めたのですが、やっていくうちにタイムを縮めたい、入賞したい、と目標がどんどん大きくなっていきました。いまや、コーチにメニューをつくっていただいてトレーニングしています。だって、負けたら悔しくて夜も眠れないんですもん(笑)。
高橋
トライアスロンではないけれど、その気持ちわかります! 負けず嫌いなんですよね。他人じゃなくて、自分との約束に負けるのが悔しくてたまらない。やっぱり、挑戦というのは弓子さんのひとつのキーワードなんじゃないでしょうか。
田島
そうですね、挑戦、大好きです。
セミナーなどでもよく言うのですが、挑戦していないと生きている感じがしないんですよ。これを言うと、引かれてしまうこともあるんですけど(笑)。
高橋
いえいえ、ものすごく共感します(笑)。私、挑戦って究極のアンチエイジングだと思うんです。美容や生活環境を整えることも大事だけれど、内側からインナーマッスルのように人を支えて、活性化させるのは、やっぱり挑戦ですよ。
田島
そうですよね。私がトライアスロンで、転んだのにまた立ち上がってゴールするとか、頭の血管が切れそうになるくらい「悔しい!」って言っているのを見てみんなが喜んでくれるのは、挑戦している姿がおもしろいと思ってくれているんじゃないかな。
高橋
忙しい合間をぬって、トレーニングをされているのも、本当にすごいことだと思います。
普段はどんな1日を送っているんですか? 例えば、ハワイにいるときは?
田島
ハワイにいるときは、6時半くらいに起きて、朝ごはんをつくります。いまハマっているのが、グリーンスムージー。ハワイって、果物や野菜がすごくおいしいんですよ。果物を2~3種類と葉物の野菜を1種類、それをミキサーで混ぜるんです。
高橋
健康的ですね。
田島
それから、お昼まではトレーニングです。ランニングのときは1時間くらい。自転車に乗るときは2~3時間。もっと遠くまで行くときは1日近く走ることもあります。
高橋
走っているときは何を考えているんですか?
田島
それ、よく聞かれるんですが、実は何も考えていないんです(笑)。いかに速く、きれいなフォームで走れるか。それに集中しているので、仕事のことはまったく考えないんですよね。それから、トレーニングが終わったら、外でお弁当を食べて、うちに帰って午後は仕事です。
高橋
トレーニングはご主人と一緒に?
田島
そうです。ハワイにいるときは、だいたい一緒に行動しています。同じ趣味があって良かったなと思います。夜はまた、家でごはんをつくって一緒に食べます。晩酌もするので、早ければ10時くらいに寝てしまうことも。
高橋
心身ともに健康的な生活ですね。
田島
1年の半分をハワイで過ごすようになってから、細胞がきれいになった気がします。
高橋
うわぁすてき! ハワイにいるとき、お仕事のコミュニケーションはどうされているんですか?
田島
インターネットを活用して、リアルタイムでのやりとりを心がけています。幸いなことに、ハワイは日本とワーキングアワーがそんなにずれていないんですよ。キャリアアドバイザーとして、ハワイにいるから連絡が取れません、なんて言うわけにはいかないですから(笑)。
高橋
そうですよね。すごくお仕事も生活も充実していらっしゃるのがわかります。弓子さんが考えるワークライフバランスの秘訣はなんですか。
田島
私は、「ワークライフバランスってなんですか」と聞かれたときに「心のバランスです」と答えるようにしています。それは、単に仕事と家庭の時間が半々になっていればいい、というものではないと思うんです。子育てや介護をしている方は、もちろん家庭の時間を多くとる必要があると思うのですが、自分の人生を自分で決められる人は、いま自分がしたいことにピュアにつっこんでいいと思うんですよ。周りから、アンバランスだと言われるくらい熱中することで、見えてくるバランスもある。これが、私自身が仕事づけの生活をおくって感じたことです。とことん挑戦して、がんがん仕事をして、それから家庭や趣味に時間を使いたいと思ったら、調整していけばいいと思います。
高橋
アンバランスのなかに、自分なりのベストバランスがあるかもしれないということなんですね。
田島
自分がその状況に納得して、満足することが大事なんです。だから、ワークライフバランスは心のバランスなんです。
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