2025年6月28日（土）、東京都中央区・三越劇場にて、「Bears Wind Orchestra 第6回定期演奏会」を開催いたしました。
創建から98年の歴史を誇る三越劇場。その荘厳かつ華麗な空間において、私たちにとって節目となる第6回の定期演奏会を開催できましたことを、心よりご報告申し上げます。
アドバイザー兼常任指揮者・上田じんの指揮のもと、日本の風景や精神文化に深く根ざした吹奏楽作品を中心に、全9曲を二部構成でお届けいたしました。ありがたいことにチケットは早々に完売し、夏空のもと、満席のお客様をお迎えしての演奏となりました。
第一部では、吹奏楽オリジナル作品を主軸とし、楽曲それぞれが持つ物語性と色彩豊かな響きを通じて、吹奏楽の表現力の幅広さをお楽しみいただきました。また特別企画として、日頃より親交の深い東京都中央区立日本橋中学校 吹奏楽部をゲストに迎え、2025年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ《マーチ「メモリーズ・リフレイン」》および《ディープ・パープル・メドレー》を、合同演奏にて披露いたしました。
第二部では、日本の風土や歴史に着想を得た楽曲を中心に据え、幻想的かつ情感豊かな音楽世界を情感豊かに紡ぎました。
演奏会を彩ったのは、三越劇場ならではの華麗な舞台美術。大理石と石膏彫刻に彩られた壁面、ステンドグラスの光を湛える天井。その重厚な空間と音楽との響き合いが、訪れたすべての方の心に深く残る舞台となりました。
終演にあたり、アンコールとして《さくらのうた》を演奏いたしました。
Bears Wind Orchestraが、桜のように人々の心に根を下ろし、長く愛される存在となれるよう願いを込めて、お届けいたしました。
今後もBears Wind Orchestraは、音楽の力を通じて、日々の暮らしに彩りと潤いをもたらすことを目指し、研鑽を重ねてまいります。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
