梅雨のこの時期は雨量が多くなるため、湿度も上がりカビが繁殖しやすい季節。場所別の理想的な掃除頻度と、排水溝掃除についてご説明します。

お家の場所別、理想的な掃除頻度とは?

夫婦共働きや専業主婦、専業主夫などさまざまなご家庭があると思いますが、特に共働き世帯では毎日ほぼすべての部屋や水回りを掃除するのは負担も大きく困難と言えます。そこで、理想的な掃除頻度を参考に、掃除の優先順位を決めてみましょう。
お家の中の各場所の理想的な掃除頻度はどのようになっているのでしょうか?

・【浴室】毎日の掃除が理想的
浴室は水アカや皮脂が残りやすく、シャンプーやボディソープ、石けんなどのカスも汚れにつながってしまいます。さらに浴室内は湿度や温度も高いことから、皮脂汚れや石けんカスなどの汚れをエサにカビが繁殖しやすい場所でもあります。
カビや水アカによる汚れを防ぐ意味でも、浴室は毎日掃除しましょう。特に、浴槽を使った後はお湯を残しておかず、すぐに栓を抜いて掃除することをおすすめします。

また、浴室のカビ予防には、市販されている浴室用カビ防止剤や防カビ効果がある浴室洗浄剤を使うのもよいでしょう。
排水溝にたまりやすい髪の毛は入浴後毎日取り除きましょう。

・【トイレ】2~3日に1度の掃除が理想的
水回りの掃除の中でも特に汚れやすいと言えるのがトイレの便器です。一見するとたいして汚れていないようでも、便器のフタや便座を上げてみると思った以上に汚れていることが多いと言えます。尿や便が付着することで汚れたり、尿石ができてしまったりすることもあります。
また、温水洗浄機能つきの便座の場合は、便器周辺の温度が上がりやすく、黒カビが繁殖しやすくなると言われています。
カビの大量繁殖を予防する意味でも2~3日に1度は拭き掃除をしましょう。
また、1週間に1度はトイレ用洗剤を使うなどして便器を磨き上げるとよいでしょう。

・【リビング】2~3日に1度の掃除が理想的
家族が集まる団らんの場所であり、食卓を囲むリビング。動きが多いため、ほこりもたまりやすいと言えます。特に、テレビなどの家電は静電気を帯びやすくほこりが集まりがちです。少なくとも1週間に1度はほこりを払うとよいでしょう。
また、フローリングやカーペットの掃除機は2~3日に1度を目安に。共働きなどでなかなか掃除ができないご家庭であれば週に1度を目安に。
ただし、小さなお子様がいる場合は、食べこぼしで汚れやすく、室内のホコリを放置することでアレルギーや気管支炎などの症状を引き起こす原因につながりかねません。できるだけこまめに掃除するよう心がけてくださいね。

・【キッチン】2~3日に1度の掃除が理想的
料理をする場所ならではの油汚れは、温度が高い方がより汚れが落ちやすく、時間がたつと汚れが落ちにくくなってしまうと言われています。
そこで、料理後の汚れはその都度拭きとるのがベストと言えます。中性洗剤などでサッと拭いて、仕上げ拭きもしておきましょう。
また、梅雨の時期に特に気をつけたいのがシンクの汚れ。食器を洗い流す時にシンクに食品カスが残るなどして汚れやすい部分です。2~3日に1度はシンク部分に中性洗剤をつけてスポンジで洗い流しましょう。
ところで、キッチン掃除で特に注意したいのが「排水溝」です。2~3日に1度、少なくとも1週間に1度は掃除することをおすすめします。

・【洗面所】1週間に1度の掃除が理想的
洗面所は、排水溝に髪の毛が絡まったり、歯磨き粉や水アカが洗面台についたりと汚れが目立ちやすい場所です。毎日少しずつ汚れがたまっていく場所ですが、浴室のようにすぐに多くの汚れがたまりやすい場所ではないので、1週間に1度を目安に掃除するのがよいでしょう。

排水溝のニオイや詰まりの原因は?

ここまで部屋の各場所の掃除の頻度をご紹介してきましたが、こまめに見ていただきたいのが排水溝です。浴室、洗面所、洗濯機周辺、キッチンなどにある排水溝の汚れは放置しておくと生臭いニオイが上がってくるだけでなく、ぬめりも発生してしまうので、しっかりと掃除しなければなりませんね。

排水溝の掃除をしばらく忘れていて嫌なニオイが漂ってきたり、詰まりが生じてきたりして困った経験はありませんか?
これらの原因の多くは、キッチンであれば食品カスや洗剤カス、浴室や洗面所であればシャンプーカスや髪の毛などです。たまった汚れカスを元に雑菌が繁殖して嫌なニオイを発生させたり、詰まりが生じたりするというわけです。
だからこそ、排水溝は特にこまめに掃除をしておきたい場所と言えます。

こまめな排水溝掃除でカビやぬめりもすっきり

それでは、排水溝をしっかり掃除するためには、具体的にどうすればよいのでしょうか?ご家庭でできる簡単な方法をご紹介します。

・用意するもの
歯ブラシ
ゴム手袋
ビニール袋
中性洗剤

・手順、方法
1.手を保護するためにゴム手袋をつけます。
2.キッチンでは食品カス、浴室や洗面所では髪の毛など、目に見えるごみを取り除きます。
3.汚れが目立つ部分を中心に中性洗剤をかけて、使わなくなった歯ブラシなどで優しく磨き落とします。
落ちにくい場合は、水1:洗剤1の割合で薄めた中性洗剤につけて汚れを浮き上がらせてから磨くとよいでしょう。
4.水洗いして汚れをしっかり取り除きます。

掃除するのが久しぶりで、汚れやぬめりがべったりとついている場合は、捨てても大丈夫な雑巾を使って表面の汚れを落とすと掃除がしやすくなりますよ。

とは言え、排水溝は配管の奥深くまで汚れがたまりやすい構造をしているため、そこから嫌なニオイが上がってくることもあるでしょう。そんな時は便利グッズの活用がおすすめです。

・ロングブラシ
排水溝の内部に入り込んで汚れを取り除き、詰まりをすっきりさせます。排水溝掃除専用であれば、髪の毛などの詰まりもごっそりと取りやすいでしょう。

・排水溝洗浄剤
排水溝につきやすいぬめりを予防するための洗浄剤です。多くがタブレット状になっており、排水溝近くに置いたり、つるしたりしておけば、酵素などの働きでぬめりを予防してくれます。

・ピンセット内蔵型の排水溝ブラシ
ブラシの持ち手内部に収納可能なピンセットが付属しているもの。ピンセットで大きな汚れを取りながら、ブラシで汚れをかき落としましょう。ピンセットは本体に収納できるため紛失しづらく、かさばりません。

年に数回のハウスクリーニングで負担を軽減

日頃から掃除をこまめにできるのであれば、排水溝の詰まりやニオイも起きにくいと思いますが、忙しいご家庭では掃除に避ける時間は限られていますよね。
そこで、年に数回だけでもハウスクリーニングを頼んでみてはいかがでしょうか?
専用のクリーニング機材や洗剤と、プロならではの技術力を持った業者に依頼することで、自分で行うのが難しい汚れもキレイに落としてくれるだけでなく、汚れやカビを予防する
コーティングまでおこなってもらえるでしょう。そうすれば、普段の掃除の手間が減らせて負担も減りますね。

まとめ

本格的な梅雨になる前に、お家の中でも、排水溝などの水回りを重点的に掃除しておくことが、カビや汚れを防ぐポイントと言えます。
毎日の掃除が難しいご家庭では、1週間に1度のペースで掃除することをおすすめします。
特に排水溝などの水回りの掃除は、手間と時間がかかってしまうことが多いでしょう。たまには家事代行サービスにお願いしてみましょう。依頼することで自分の時間が作れるので気持ちにも余裕ができ、普段できない趣味にチャレンジしたり、家族ともより一層にこやかに過ごせたりできるはずです。