生ゴミは、通常流しの中に設置している三角コーナーや生ゴミ専用のゴミ箱に捨てますが、どうしても気になるのがあのニオイ。消臭剤もいろいろな種類がありますが、食材や食器類などの口にするもの・口に触れるものを扱う場所なので、人体にやさしいものを使いたいですよね。生ごみのニオイ対策にも、重曹がオススメなんですよ。

生ゴミのニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑えるには?

生ゴミがくさいというのはわかりきったことですが、何がニオイの原因なのかよくわかっていない人は多いのではないでしょうか。もちろん野菜の切れ端などの生ゴミそのものが腐ったり、カビが生えたりしてニオイを放っている場合もありますが、それだけが原因ではありません。
生ゴミが発しているくさいニオイの原因は生ゴミをエサにして繁殖している何種類もの菌やカビといった雑菌です。雑菌が増殖する中で発生するニオイが混ざり合って強烈なニオイを発生させているといえます。そのため、ニオイを抑えるためには雑菌の繁殖を抑えればよいということになりますね。
雑菌の増殖を抑えるためには、栄養と水分、酸素量、温度に気をつける必要があります。栄養とは生ゴミのことですが、できるだけ生ゴミが出ないように気をつけることがまず第一です。
また、水分が豊富にあると繁殖しやすくなるため、できるだけ水をきってから生ゴミを捨てるようにしましょう。
そして、雑菌の多くが嫌気性細菌とされ、酸素量が少ない環境でよく増殖するので、一度密封したら二度とあけないか、逆に密封せずに酸素量を多くすることでニオイの発生を防げると考えられます。
最後に、菌は温度が高いほど増殖しやすいため、できるだけ温度を上げないように火元から遠ざけるとよいでしょう。

生ゴミには直接重曹をかけてニオイを抑えよう

生ゴミのニオイ発生を防ぐためには、生ゴミ量と水分、酸素、温度に気をつける必要がありますが、どれも難しい、あるいは対策をしていてもどうしてもにおうという場合には、重曹を使うことが有効な手段としてあげられています。
重曹は正式名称が炭酸水素ナトリウムといって弱アルカリ性です。それに対して生ゴミのニオイは酸性の性質を帯びているため、重曹を振りかけることで中和され嫌なニオイが緩和されるという仕組みです。
また、重曹は雑菌の増殖を抑える効果もあります。重曹の粉をそのまま生ゴミ振りかけることでも十分対策になりますが、重曹スプレーをあらかじめ作っておいてスプレーするだけでも簡単に消臭効果を期待できますよ。
もしくは、生ゴミを入れる前に重曹スプレーをかけておくと予防になります。重曹スプレーとは、スプレーボトルに水と重曹を入れて混ぜ合わせたもので、生ゴミの消臭以外にも衣類や靴の消臭と多用できるとても便利なアイテムです。

ダストボックスは洗って予防がポイント

しばらく生ゴミを溜めておくことになるダストボックスには、重曹スプレー以外にも生ゴミのニオイ対策が必要です。それは、きれいに洗って予防すること。ダストボックスは雑菌が繁殖しやすいため、殺菌作用のある消毒用エタノールをしっかりと染み込ませた軍手ぞうきんを使ってまんべんなく拭くのが効果的です。軍手ぞうきんは、ゴム手袋の上から軍手をはめて液だれしないようにゴム手袋のすそを折り返して作れます。手や指先を使ってダストボックスの角やくぼみなど細かい部分までしっかりと拭けるので、掃除に欠かせない便利なアイテムです。
外側から内側の順に拭いていき、終えたら臭気や湿気予防に取りかかります。ダストボックスの底の大きさに合わせて折った新聞紙を敷き詰め、その上に重曹を振り入れてからゴミ袋を入れることで予防になりますよ。新聞紙と重曹は1週間に1度の頻度で交換すれば、新聞紙が湿気を吸い取り、重曹が悪臭の予防をしてくれます。

まとめ:嫌なニオイはすぐにシャットアウト! キッチンはいつも清潔に

生ゴミも、生ゴミから発生する嫌なニオイも、食材や食器などを扱うキッチンでは、素早くシャットアウトして清潔を保ちましょう。生ゴミの雑菌の増殖を防ぐためには、重曹などを使ったこまめな対策が必要です。それでも忙しくて頻繁にできないという人や、気づいたら汚れが結構たまってしまうという人は、時々家政婦さんに頼む方法もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。キッチン周辺の掃除だけではなく、夕食の調理や1週間分の作り置きも頼めば、洗い物や調理の回数が減って生ゴミ対策にもつながります。また、時間も浮くのでその分家族でゆっくり食事を楽しむこともできますね。