「万能アイテム」「何にでも使える」としてテレビ番組や雑誌などでもよく取り上げられる「重曹」。台所の掃除によく使われている印象ですが、実は、カーペットやラグの掃除にも役立つのです!その、重曹を使った掃除方法や、お風呂場でできる足踏み洗いについて紹介します。

そもそも、重曹とはどんなもの?

まず、「重曹とはどんなものか」について取り上げましょう。

重曹は料理にも使われるほど安全なものです。「炭酸水素ナトリウム」「重炭酸ソーダ」とも呼ばれるもので、弱アルカリ性を示す物質です。
この重曹は、料理においての「ふくらし粉」として役立つだけでなく、「掃除用具」としても極めて有用に働きます。

なぜなら、重曹は、油脂の乳化や、たんぱく質の分解に対して効果を示すからです。このため、皮脂汚れを効率よく落とすことが期待できます。
足の裏の皮脂や、食べ物や飲み物の汚れがつくカーペットやラグの掃除にも重曹がよいと言われるのは、このためです。

何よりも、重曹は、先に述べたように非常に安全性の高い物質です。
このため小さなお子さんがいる家庭でも、「掃除用品」として採用しやすいという特徴があります。

重曹を使ったカーペットやラグの簡単なお掃除方法

それではここからは、重曹を使った簡単なお掃除方法について見ていきましょう。

重曹を使ったもっとも簡単なお掃除方法としては、「カーペットの上に振りかける」というものが挙げられます。

カーペット上に広がる目立つシミや汚れに、まずは重曹を振りかけてください。そしてそのうえで、古い歯ブラシなどを使ってその汚れをこすりだしていくのです。重曹の効果とこのこすりだしで、大きな汚れ、目立つシミが取れていくはずです。
重曹をカーペットにすり込んで、1日程度おいておくと汚れが取れやすくなります。
重曹の場合、洗剤とは違い、もしその床を子どもが歩き回っても不安がないため、このような方法も臆さずに使うことができますね。

翌朝になったら、掃除機でこの重曹を一気に吸い取りましょう。重曹は安全なものではありますが、朝いちばんに掃除機をかけてしまえば「重曹の舞い上がり」なども防ぐことができます。

この方法は非常に簡単でありながら、効果が大きいやり方といえるでしょう。
子どもがある程度大きくなったのならば、お手伝いの一つとして、子どもに重曹を預け、ハブラシでこすりだすところまでを任せてもよいですね。

踏み洗いをしてしっかりと汚れを押し出す!

カーペットやラグの汚れを落とす方法として、もう一つ紹介しておきたいのが「踏み洗い」です。これは非常に原始的な方法ではあるものの、しっかりと効果を示すお手入れ方法といえます。

バスタブにお湯を少し溜めて、中性洗剤を溶かしていきます。この際、基本的には残り湯があればそれを使っても構いません。
そこに、カーペットやラグを入れます。

そのカーペットやラグを、両足で踏みながら洗っていきましょう。この「踏み洗い」は、カーペットやラグの中の汚れを押し出す効果があります。きれいだった水がすぐに濁ってしまうほど、効率よく汚れを落としていくことができるのです。

最後にお湯を抜き、きれいなシャワーで表面を洗い流していきましょう。また、中性洗剤は肌に刺激となる場合もありますから、自分の足もしっかりと洗ってください。
その後で、カーペットやラグを洗濯機にかけて脱水しましょう。ただし、水を含んだこれらは非常に重いので、扱いにはご注意を。

脱水が終わったら、しっかりと乾かしましょう。生乾きだと雑菌の発生を招いてニオイが出てしまいます。

最後に

ご紹介した重曹を使ったカーペットやラグのお手入れは、自宅で自分で簡単にできるものです。ただし、「普段の家事」で忙しい中やろうと思うとなかなか大変なものです。たとえば「家事代行サービスに普段の家事を頼み、自分はカーペットやラグの踏み洗いを行う」というように、上手に使い分けて取り組むこともおすすめします。