夏が近づくにつれ、蚊をはじめとする虫に悩まされることが多くなりますよね。蚊取り線香や蚊帳といった昔ながらの虫除けアイテムはもちろん、最近ではスプレータイプやアロマタイプ、赤ちゃんやペット用など様々な種類があります。そこで2018年おすすめの虫除けグッズについて詳しくご紹介します。

ありすぎて迷う、虫除けグッズ一覧

一口に虫除けグッズと言っても、その種類は様々です。特に最近では、蚊取り線香や蚊帳(かや)といった昔から使われているアイテム以外にも、オシャレなものや虫除け効果が長時間続くように進化したものなど多種多様。

現在販売されている主な虫除けグッズには、どのようなアイテムがあるのかチェックしてみましょう。

虫除けの定番、蚊取り線香

虫除けの定番と言えば、昔から親しまれ、時代と共に進化を続けている「蚊取り線香」ではないでしょうか。独特の香りに懐かしさを感じる方も多いと思います。

例えば、“キンチョーの夏、日本の夏”というフレーズでおなじみの『金鳥の渦巻』という商品は、天然原料を使い国内の工場で製造されているそうです。そのため、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭でも安心して使えそうですね。また、約7時間にわたり効果が持続するとされており、睡眠中の虫除け対策として活用するのもおすすめです。

最近ではメーカーによって、シトラスやラベンダー、ローズ、カモミール、森などの香りを楽しめるアロマタイプの線香も販売されているようなので、その日の気分に合わせて使い分ければ虫除けをしながら香りも楽しめますね。

スプレータイプの虫除け

手軽に使えるのが魅力的な、スプレータイプの虫除け。こちらは、屋内で使うタイプのものと体に吹きつけて使うタイプの2種類に分けられます。

屋内で使うタイプは、1~2プッシュするだけで高い虫除け効果が期待できるというもの。例えば、KINCHOの『蚊がいなくなるスプレー 200日 ローズの香り 12時間』という商品の場合、1プッシュでその効果が長時間持続するのだとか。価格は販売店によって多少異なりますが、1本1,000円前後と、リーズナブルなのも嬉しいポイントですね。

一方、体に直接吹きつけて使うスプレータイプは、野外でのバーベキューやお子さんの夏休みの自由研究の虫取り、キャンプといったアウトドアシーンにおすすめです。
また、虫除けスプレーは手軽に使えるうえ携帯にも便利ですので、普段からバッグの中に入れておくと、屋外の移動や犬の散歩など虫が気になる場所に行くことがあっても安心ですね。

長時間効果が持続する虫除け

虫除けグッズの中には、長時間効果が持続するタイプのものもあります。これは「液体電子蚊取り」と呼ばれることもあるそうで、装置の中にリキッドを入れ、電源につなぐことで有効成分が拡散される仕組みになっているそうです。効果のあらわれ方は商品によって異なりますが、KINCHOの『水性キンチョウリキッド』という商品の場合、4.5畳~12畳の部屋であれば1個で十分な効果が期待できるようです。
この商品の効果の持続期間については、60日タイプ、90日タイプ、120日タイプなど、いくつかの種類がありますので、ニーズに合わせて使い分けてみると良いでしょう。

また、メーカーによっては電池式の商品もありますので、お出かけの際に携帯するのもおすすめです。

香りを楽しむアロマタイプの虫除け

近年、その人気が高まっているのが、アロマタイプの虫除けです。植物の中には、虫が嫌うとされるにおいや成分が含まれているものがあり、アロマタイプの虫除けには、そのような植物から抽出されたエキスが使われているそうです。

一般的な虫除けを使うことに不安がある方は、アロマタイプのものを使ってみると良いかもしれません。
香りを楽しみながら虫除けができるので一石二鳥ですね。

蚊帳(かや)を使って物理的に蚊の侵入をブロック

蚊取り線香と同じく、夏の風物詩のひとつと言える「蚊帳(かや)」。こちらは、古来使われてきた虫除けアイテムで、目の細かな網で布団やベッド周辺などの空間を囲むことで、物理的に蚊の侵入をブロックします。
最近では吊るすタイプだけでなく、折り畳み式でワンタッチで開くテント型も充実しており、使い勝手も良くなっているようです。

近年は網戸や他の虫除けアイテムが普及してきたことも影響して、あまり使われなくなっているようですが、薬剤やアロマに頼らないという意味では、数ある虫除けアイテムの中でも特に安全性が高いと言えるのではないでしょうか。
また電気も使用しないため、節約にもなり環境にも優しいと言えそうですね。

シーン別、おすすめ虫除けグッズ

虫除けグッズは、利用する場所やシーンに合わせて選ぶことをおすすめします。屋内と屋外でどのように使い分けるのか、部屋によってどのアイテムが良いのか、次に紹介する情報をぜひ参考になさってください。

リビングや寝室にはリキッドタイプがおすすめ

リビングや寝室など、長時間過ごす部屋の虫除け対策には、リキッドタイプをおすすめします。リキッドを専用の装置に入れ電源につなぐだけで有効成分が部屋中に拡散されるため手軽です。
120日タイプなど効果が長く続く商品を選べば、1シーズンに1~2回の交換で十分な虫除け効果を期待できるでしょう。

また、普段からアロマやお香を焚(た)いているという方は、蚊取り線香を活用するのもおすすめです。
ただし、室内で蚊取り線香を使用する際は、換気のために窓を開けておくことをおすすめします。

玄関・ベランダにも対策をして虫の侵入をブロック

蚊をはじめとする様々な害虫の多くは、玄関やベランダなど「外」から侵入してきますよね。そのため、玄関やベランダ、窓などにも虫除けグッズを使えば、虫が屋内に入ってくるのを防ぎ、より高い虫除け効果を期待できるでしょう。

そこで、まずおすすめしたいのが、吊るしておくタイプの虫除けです。
例えば、フマキラーから販売されている『虫よけバリア ブラック 250日』という商品の場合、ソーラーパワーで通常の『虫よけバリア』よりも最大1.5倍の虫除け効果を発揮するそうです。
景観上、玄関に虫除けアイテムを吊るすことに抵抗がある方は、スプレータイプの虫除け剤を使うのも良いでしょう。玄関ドアや外壁にスプレーして、屋内への虫の侵入を防ぐ効果が期待できますね。

アウトドアシーンにおすすめの虫除けは?

アウトドアシーンでは、体に直接吹きかけて使う虫除けスプレーが効果的と言えます。最近では、赤ちゃんや子どもにも使えるタイプのものがありますので、心配な方は赤ちゃん・子ども向け商品を使ってみるのが安心ですね。

また、携帯に便利な電池式も販売されています。
例えばKINCHOの『おでかけカトリス』は薬剤カートリッジ部分が回る構造で、効果は最大240時間持続するそうです。キャンプなどで数日間宿泊する際も安心ですね。

女性に人気、アロマにも虫除け効果がある?

女性にはもちろん、蚊取り線香や虫除けスプレーの独特なにおいが気になるという方にも人気なのが、アロマタイプの虫除けです。植物の中には、シトロネロールやゲラニオール、シトロネラールといった、虫が嫌うとされる成分を含むものがいくつかあります。具体的には、レモングラスやレモンユーカリ、シトロネラなどが有名でしょう。

これらの植物から抽出されたエキスやオイルには、虫除け効果が期待できると言えます。虫除け対策はしたいけれど薬品に頼ることに抵抗があるという方は、植物から作られたアロマを身にまとい、虫除け代わりにしてみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんや子どもにも安心の優しい虫除けとは?

赤ちゃんや子どもに虫除けを使う場合、やはり気になるのはその安全性ですよね。虫刺され予防のために、刺激などの健康面でのリスクを負うのは極力避けたいものです。

現在市販されている日本の虫除けアイテムは、薬機法に基づく承認を受けているとされ、一定の安全性が担保されたものと言えます。そのため、一般的な方が通常使用する際は安心して使用できるでしょう。

「家庭用殺虫剤」(虫ケア用品)のうち、ハエ、蚊、ゴキブリなどの「衛生害虫」の駆除を目的とした製品は、薬機法に基づき医薬品や防除用医薬部外品の承認を受けなければ製造販売できません。
その際に、安全性に関しては、急性毒性、亜急性毒性、遺伝毒性、刺激性、感作性(アレルギー性)などの数多くの安全性試験結果から、厚生労働省が厳しく審査を行い、一般の人が使用しても安全であることが確認されたうえで、製造販売できるようになります。
出典 : 家庭用殺虫剤(虫ケア用品)の安全性|アース害虫駆除なんでも事典

赤ちゃん・子どもには「イカリジンタイプ」がおすすめ

現在市販されている虫除けスプレーの多くは、「ディートタイプ」と「イカリジンタイプ」の2種類に分けられるようです。

一般的な虫除けスプレーの多くは「ディートタイプ」に分類され、薬機法に基づく一定の安全性は担保されてはいるものの、小さな子どもに対しては使用制限回数があるなど、体への影響に関して心配な点があるのも事実と言えます。

一方、「イカリジンタイプ」の虫除けは、日本では2015年に承認されたもので、ドイツで開発された「イカリジン」という成分が配合されているそうです。こちらは「ディート」に代わる成分として注目されているもので、小さな子どもへの大きな健康被害報告などもなく使用制限もないそうです。
そのため日本では「子どもにも安心して使える虫除けスプレー」として、注目が集まっているようです。

安全性は気になるけれどアロマタイプだけでは不安という方は、「イカリジンタイプ」の虫除けスプレーを使用してみてはいかがでしょうか。

ペットにはペット用の虫除けで安心

大切な家族の一員である、ペット。私たち人間同様、ペットにとっても虫は脅威になることがあるため、しっかり虫除け対策をしてあげたいところですね。
その際、ペット用の虫除けアイテムを使用すると安心でしょう。

天然ハーブのペット専用虫除けアイテム

人間用の虫除けアイテムではペットの健康面での影響が気になるという方には、天然ハーブを使ったペット用虫除けアイテムをおすすめします。

例えば、化学成分不使用で虫を遠ざける効果が期待できるハーブを数種類配合したという『ペディペディハーブ(ペット用虫よけスプレー)』ならば、万が一ペットが舐めてしまっても安心ですね。
他にも『ハッピーピーター 天然ハーブとオーガニックホホバのブラッシングもできる虫除けスプレー』など、オイル配合でブラッシングにも使用できるタイプも人気のようです。
ハーブを使ったペット用虫除けアイテムは、様々なメーカーから販売されているのでぜひチェックしてみてください。

ペット用の蚊取り線香などもおすすめ

最近では、ペットがいる家庭でも使える蚊取り線香が販売されています。
例えば、アース製薬から販売されている『ペット用アース渦巻き』という商品は動物用医薬部外品に指定されており、ペットの蚊除け対策に用いることができます。効果が13時間持続するのも嬉しいポイントでしょう。

他にも、アース製薬からは、吊るすタイプの『アース薬用蚊よけネット』、『ペット用アースノーマットセット』、『電池で蚊とりアース』など豊富にラインナップされています。

それでも刺されてしまったら。おすすめアフターケア

蚊に刺されると、強い痒みに襲われますよね。あまりの痒さに患部を掻きむしってしまう人も少なくないと思いますが、跡が残ってしまう可能性があります。

そもそも蚊に刺されて痒くなるのは、蚊の唾液に含まれる成分に私たちの体が反応するためだと考えられています。痒みは患部が温まると強くなる傾向にあると言われているので、冷水や氷で患部を冷やすのも効果的と言えます。

保湿ケアで跡を残りにくくする

痒み対策をしても、我慢しきれず掻いてしまうこともあるでしょう。また、蚊に刺されて腫れた患部の皮膚は、腫れが引いた後も薄く傷つきやすいデリケートな状態になっているそうです。

そこで、蚊に刺されたら跡になるのを防ぐため、入念な保湿ケアをすることをおすすめします。肌細胞内に水分が補給されることで肌の再生が促されたり、肌のバリア機能が高まったりすると言われています。

【番外編】蚊に刺されやすい人の特徴から考える対策

血液型がO型の人や若い人は、蚊に刺されやすい傾向にあると言われます。血液型や年齢を変えることはできませんが、他にも蚊に刺されやすい人の特徴としては以下のような点が挙げられます。
これらの特徴については、何らかの対策ができる場合もありますね。

体温が高い人は蚊に刺されやすい?

体温が高い人は、そうでない人に比べて蚊に刺されやすいことがわかっているそうです。
そのため、体温が上がりやすい運動後や入浴後はなるべく外に出ないようにしたり、虫除け対策をした空間内にいるようにしたりすることで、蚊に刺されるリスクを減らすことができるかもしれません。

お酒を飲んでいる人は蚊に刺されやすい?

蚊は、動物の吐く息に含まれる二酸化炭素に引き寄せられることがわかっているそうです。人はお酒を飲むと体温が上がって呼吸が増え、二酸化炭素を沢山放出するようになり、その呼気に含まれる二酸化炭素に引き寄せられて蚊が集まってくることがあるそうです。

バーベキューやキャンプなど屋外でお酒を飲む際は、特に入念な虫除け対策をすることをおすすめします。

まとめ:虫除けグッズを使い分けて楽しい夏を過ごそう!

キャンプやバーベキュー、花火大会など、家族やお友達同士で出かけるイベントが控えている夏。楽しい思い出にするためにも、虫に刺されて痒くて大変だった・・・とならないように虫除け対策をしっかり行っておきたいものですね。
最近ではここでも紹介したように様々な虫除けアイテムが販売されています。大人が使うのか、赤ちゃんや子どもが使うのか、ペット用なのかなど、使う人やシーンに合わせて選び、万全の虫除け対策で有意義な夏をお過ごしください。

また、虫除けグッズを買いに行く暇がない、蚊帳を設置する手間が面倒だという方は、日用品や食材などと合わせて、家事代行サービスに買い出しを依頼してみるのもおすすめです。
買い出しだけでなく、リビングの掃除や片付けもお願いしたり、蚊帳の設置を手伝ってもらったりできれば、仕事や子育てで忙しいご家庭もずいぶん助かることでしょう。