first
ワークライフバランスインタビュー

ワークライフバランスインタビュー

富岡 宏子さん

「様々なライフイベントと折り合いをつけ、選択しながら挑戦し、貢献できるワークスタイル」

2

株式会社リンクアンドモチベーション コーポレートデザイン室
マネジャー
富岡 宏子さん

Profile

富岡 宏子 / 株式会社リンクアンドモチベーション コーポレートデザイン室 マネジャー

京都大学大学院 薬学研究科卒業後、外資系コンサルティング会社を経て、2001年に株式会社リンクアンドモチベーション入社。現在、管理本部 人事労務ユニットマネジャーを担当。
子会社のリンクダイニングの取締役社長を兼務。

株式会社リンクアンドモチベーション ホームページ

第2回目のワークライフバランスインタビュー
ハッピーワークライフバランスのテーマは『女性が働きやすい会社No.1のこだわり』です。
女性が働きやすい会社No.1のこだわり 今までにない新しい形の人事制度を提唱をするリンクアンドモチベーションとはどんな企業なのか、新しい人事制度とはどういう制度なのか、ということを中心にして、ベアーズ専務取締役・高橋ゆきが富岡宏子さんにインタビューしました。

「モチベーションエンジニアリン.グ」と「i-Company(アイカンパニー)」

高橋
まず、リンクアンドモチベーション(以下LM)という企業を表す考え方として「モチベーションエンジニアリング」「i-Company(アイ・カンパニー)」の2つを挙げます。
これらは御社の人材育成について好影響を与えていますか?
富岡
弊社の人材育成のポリシーの第一は、「DNAの共有」です。
弊社はビジネスの世界に「モチベーション」を大事にするという「モチベーションエンジニアリング」を提唱した初のコンサルティング会社です。
世の中にない新しいものを生み出していくためには自分たち自身の「DNAの共有」はとても大切にしています。
第二に、独自の技術である「モチベーションエンジニアリング」のスキルを個々人が向上させることです。
「モチベーションエンジニアリング」は、お客様に机上で改善案を提案するだけでなく、その実行までお手伝いすることが特徴です。
直接お客様と接する社員だけでなく全員がそのスキルを向上させることが重要と考えています。
第三は会社と個人が雇い、雇われている関係ではなくて、社員側もひとつの自分株式会社を経営しているんだ、という「i-Company (アイ・カンパニー)」の考え方です。
i-Companyである自分が成長すると同時に、モチベーションカンパニーである弊社も成長していくという、一時期お互いが契約関係を結んでいるという発想でやっています。
そのため、オーナーシップ(OS)社員には自社株を持たせています。
高橋
そうすると、富岡さんはOS社員なのですか?
富岡
はい。
弊社の300名の社員のうち、8割がOS社員です。
自分の給料の中から自社株購入の資金を積み立てていくことで、先ほど申し上げました意識、つまり経営へのコミット感のようなものをもってもらいたいのです。
高橋
なるほど。
ご自分の給料から積み立ててらっしゃるのですね。
それと御社のとてもユニークで素晴らしい考え方のひとつとして、ライフスタイルに合わせて働くことが出来るワークスタイルオプション、というものがありますが、このような制度を創った発想の基は何なのでしょうか?
富岡
どんな会社でも、社員は年をとるにつれ、仕事で右肩上がりの成果が求められ、あるいはそれで何かしらの犠牲を伴うことがあります。
しかし人の成果の生み方、生み出し方はライフステージの変化によって、大きく変わるものです。
弊社では自分の成果を、例えば出産や親の介護などのライフイベントの遭遇やライフステージに際して常にコントロールできる仕組みにしています。
「ワークスタイルオプション制度」は、この会社と個人の関係を見直す「リレーションチェンジ(関係性の変化)」という考え方が源となっています。
リレーションチェンジができれば自分も長く働くことができるし、会社も組織に長く貢献してもらえるほうが、個人にとってハッピーで、会社にとってもまたハッピーである、ということですね。
例えば、ある社員が出産で自分のパフォーマンスが通常の50%しか出せない、とした場合、その人と会社との相談の上でワークスタイルの変更を行います。
といった具合です。
1 / 3 1 2 3