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インフォーマルグループ|組織を強くする組織外活動

こんにちは。

株式会社ベアーズの伊藤 圭です。


皆さんはインフォーマルグループという言葉をご存知でしょうか?

実はインフォーマルグループの形成が企業組織において、エンゲージメントの向上や、退職防止にとても寄与しています。

インフォーマルグループとは

「インフォーマル・グループ」とは、組織や役職といった枠組みにとらわれず、好意的感情や関心などによって自然発生的に結びついた集団のことをいいます。

(日本の人事部 - インフォーマル・グループとは)


職場においても、気軽に会話や相談ができる間柄の人がいるのといないのでは、生産性にも大きく影響があります。


インフォーマルグループという言葉が注目される理由

インフォーマルグループという言葉が生まれた理由は「コロナウィルスの蔓延」です。

コロナウィルスの蔓延は社会に様々な変革を起こしました。最も代表的なのはテレワークなどニューノーマルな働き方が導入されたことです。

それによりオフィスで対面で行われていたコミュニケーション、いわゆるフォーマルなコミュニケーションが少なくなり、企業と従業員、そして従業員同士の結びつきが弱くなっています。

フォーマルなコミュニケーションは、テレワーク環境では会議という形式でしか社員が会話を交わす機会がなく、雑談などのたわいも無いコミュニケーションを取ることが難しくなります。

多くの企業では面談の機会を増やすなどしてコミュニケーションの場を確保していますが、業務時間の中で、かつ決まった時間に行われるため、形式的なやりとりだけで、フォーマルなコミュニケーションのみで終わってしまうことが多いと思います。

そこで注目されているのが「インフォーマルグループ」です。

企業の中で発生するインフォーマルグループは働き方の変化による影響が少なく、継続的にコミュニケーションを続けている傾向にあります。


このインフォーマルグループではフラットな関係性が構築され、普段抱えている悩みの解消や仕事の相談、新しいアイデアの共有など様々な好循環を生むきっかけになっています。

ウェルビーイングな環境を目指す上で、企業が中々介入できないプライベートな悩みなども解消できる可能性を秘めているため、ビジネスシーンでもインフォーマルグループがエンゲージメントの向上や、退職防止に役立つと考えられたことで注目され始めました。


インフォーマルグループの形成に役立つ企業ができる支援策

インフォーマルグループの形成に役立つ代表的なものをいくつかご紹介します。

金銭的な補助や有意義な時間を作るきっかけを福利厚生として提供する形が多い印象です。


全社員ランチ会

全社員でランチを一緒に食べる場を設ける形です。

ご飯を食べながら仕事の話や、仕事とは全く関係ないことで談笑して従業員同士のコミュニケーションの場を作ります。

この場合、会社が会社負担でお弁当を用意しておく形式が一般的です。

またこの制度は扱いに注意が必要で、参加を強制してしまうと業務の範疇となり、別途休憩時間を取得させる必要があります。


社内クラブ(部活)活動の費用補助

社内でのクラブ活動の費用補助をすることで、プライベートで集まってスポーツをしたり、談笑したりと従業員同士の関係値を向上させるのに役立ちます。

この場合どのクラブ活動に対して、どのような費用を、どのくらい補助するのか明確にしないと出費が膨大になってしまいます。

会社が承認している部活動のみに限定して、スポーツであれば会場のレンタル費用などに限定しているところが多い印象です。


飲み会費用補助制度

社員同士の交流を促す目的で多くの企業で導入されています。

個人で設定した飲み会に対して使用するというよりも、部内での懇親会や忘年会・新年会の費用として充てられることが多いです。


上記で紹介したものは代表的なものではありますが、今のコロナ禍で新たに導入するには少々ハードルの高い取り組みです。

テレワーク環境が続く中でもおすすめなのが家庭支援サービスの利用補助です。


家事代行の福利厚生「ウェルビーイング」

この福利厚生制度は、企業がベアーズの家事代行やキッズシッター・ベビーシッターなどのサービスの利用料金の一部、または全額を負担することで、サービス利用を促進し、従業員のエンゲージメントを高めたり、生産性の向上など、企業と従業員の関係性を良好に保つ役割を果たすものです。

合わせて家事などをアウトソーシングすることで生活に余裕が生まれ、従業員同士の交流に充てられる時間を創出することが出来、従業員同士の関係構築はもちろんのこと、企業と従業員のエンゲージメントを高めることが可能です。

「インフォーマルグループの形成を促進したい」「企業と従業員のエンゲージメントを高めたい」とお考えの方は、ぜひ導入をご検討ください。

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