生産性を左右する従業員の”プレゼンティーイズム”とは
全ての記事 生産性を左右する従業員の”プレゼンティーイズム”とは 2023-01-27 働き方改革 こんにちは。 株式会社ベアーズの伊藤生です。 皆さんはプレゼンティーイズムという言葉をご存知でしょうか。 プレゼンティーイズムとは? “ プレゼンティーイズム (presenteeism: 疾病就業) とは、何らかの病気や症状を抱えながら働き、集中力や意欲といったパフォーマンスや生産性が低下している状態です。 世界保健機関(WHO) が提唱した概念であり、企業が知っておくべき健康経営に関する重要な指標でもあります。 (引用:株式会社メディカルリソースワーカーズドクターズ・プレゼンティーイズムとは?) 「会社を休むほどではないけど、頭が痛い」 「腰が痛いけど、出社はできそう」 「微熱があって休みたいけど、繁忙期だから休んでいられない」 上記の例のように症状を持ちながらも就業しているとプレゼンティーイズムになります。 よほど、心身共に強靭な方でない限り、”プレゼンティーイズム”を経験したことがあると思います。 ”アブセンティーイズム(=なんらかの病気や症状を抱えて会社を休んでいる状態)”と比較すると、 可視化することがとても難しく、見えにくいところで生産性の低下が起こっています。 経済産業省の生産性損失コスト評価によると、アブセンティーイズムによる損失は4.4%、その他医療費や傷病手当金などを除いてプレゼンディーイズムによる損失が77.9%と言われています。 (引用:経済産業省 – 企業の「健康経営」ガイドブック〜連携・協働による健康づくりのススメ – 図表22) プレゼンティーイズムを放置すると、軽微な病気や症状が悪化して、深刻な病気や症状につながりかねません。 ウィルスなど感染症であれば、個人だけでなく周囲の人の生産性も下げることになります。 健康経営を実践する上で、アブセンティーイズムだけでなく、プレゼンティーイズムにも目を向けて対処を検討して行きましょう。 ▽プレゼンティーイズムの解消に役立つ制度はこちら▽ プレゼンティーイズムを可視化する方法 企業経営において、プレゼンティーイズムを把握して対処することが重要である、ということはご理解頂けたと思います。 そこで次はプレゼンティーイズムを可視化する方法についてお教えします。 プレゼンティーイズムという概念を提唱した世界保健機関(WHO)による、可視化手法で HPQ(Health and work Performance Questionnaire) という「健康と労働パフォーマンスに関するアンケート」があります。 日本語に翻訳された版があるので、リンクを貼っておきますので興味のある方は参照ください。 HPQ(日本版) 少々日本語としてのニュアンスがおかしい部分もありますが、使用するのに大きな問題にはならないかと思います。 この方法では定量的な数値による生産性の評価と、個人の感覚による生産性の評価の両方を確認できます。 個人の感覚によるものは、思考傾向によって自己評価が異なるため、他者との単純比較はできませんが、定期的にアンケートを継続することで、個人の自己評価を前回のものと比較して、変化を汲み取ることができます。 プレゼンティーイズムに陥らないために プレゼンティーイズムは様々な要因によって引き起こされるので、一つの対処法で全てを解消することはできません。 健康経営を目指す上で、住環境や食生活の改善ができる方法として、おすすめな方法をご紹介します。 家事代行のベアーズが提供する法人向けサービス「ウェルビーイングプラン」です。 ベアーズでは家事代行だけでなく、料理代行やキッズ・ベビーシッター、高齢者支援などさまざまな生活支援サービスを提供しております。 […]
ご存じですか?雇用保険マルチジョブホルダー制度
全ての記事 ご存じですか?雇用保険マルチジョブホルダー制度 2023-01-06 働き方改革 こんにちは。 株式会社ベアーズの伊藤 圭です。 雇用保険マルチジョブホルダー制度というものをご存じでしょうか? 雇用保険マルチジョブホルダー制度とは 2022年1月に施行された制度で、65歳以上の方で複数の企業で勤務している状況、かつ特定の条件を満たした場合に、特例的に雇用保険に加入できる制度です。 これまでの雇用保険制度では、主たる勤務企業において所定労働時間が週20時間、かつ31日以上の雇用見込みがあるなどの条件がありました。 この制度によって雇用保険の加入対象者が拡大した形で、労働人口の拡大を図る施策といえます。 この制度による加入メリット 失業時に失業手当の代わりに、条件を満たすことで給付金(高年齢求職者給付金)を受給することができます。 給付金の受給条件は以下の通りです。 高年齢求職者給付金によって給付される金額・計算方法 給付内容は以下の通りです。 失業手当と日数や少なかったり、分割支給ではなく一括支給となっていたり大きく異なっています。最大の特徴は年金と同時受給できる点で、老後の資金不足を危惧している高齢者にとってはありがたい設計になっています。 給付金の金額は以下の計算式で求めることができます。 基本手当日額 × 支給日数 = 高年齢求職者給付金 「基本手当日額」を算出するためには「賃金日額」を知る必要があります。 賃金日額とは、退職前6ヶ月間の賃金(各種諸手当も含めた総支給額)を180(日数)で割ったものです。 退職前6ヶ月間の各種諸手当も含めた総支給額 ÷ 180 = 賃金日額 算出された「賃金日額」を以下の表に当てはめていただくと「基本手当日額」を算出することができます。 雇用保険マルチジョブホルダー制度もその一つですが、時代の変化に合わせて、働き方改革の進行に拍車がかかっています。 企業も時代の変化や多様性を受け入れ、どんな境遇の人でも肉体的・精神的・社会的に満たされた状態を目指すウェルビーイング経営が注目されています。 ウェルビーイングを目指すには仕事という領域だけに捉われず、各個人が抱える課題を正確に把握することが大事です。 従業員にアンケートをとるのも良いと思います。 アンケートをとった際によく挙げられるのは家事や育児による時間の消費やストレスです。 家事や育児は、普段の生活の中で消費している時間の中で、仕事の次に多く時間を消費していると言われています。 皆さんも普段の生活から家事がなくなったとしたら、家事ストレスも無くなり、浮いた時間で色んなことができると思いませんか? そんな方におすすめなのがベアーズの家事代行サービスです。 ベアーズの家事代行は最長3ヶ月に及ぶ研修を受けて、実技テストに合格したスタッフのみお伺いするため、品質の高いプロのサービスを受けられます。 またそんな家事代行サービスの利用を企業が支援できる福利厚生制度、ウェルビーイングプランのご用意もございます。 この福利厚生制度は、企業がベアーズの家事代行やキッズシッター・ベビーシッターなどのサービスの利用料金の一部、または全額を負担することで、サービス利用を促進し、従業員のエンゲージメントを高めたり、生産性の向上など、企業と従業員の関係性を良好に保つ役割を果たすものです。 導入をご検討の方は以下より資料をダウンロードしてください。 ▽▽ 詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック ▽▽ < 前の記事 冬の不調の原因はこれかも?ウィンターブルー 次の記事 Google社が導入するピアボーナスとは? > シェアする ポスト LINEで送る
リスキリング導入に必要な3ステップ
全ての記事 リスキリング導入に必要な3ステップ 2022-12-01 働き方改革 こんにちは。 リスキリング真っ只中の伊藤 圭です。 最近注目されているリスキリングですが、 リスキリングは、リカレント教育と混同して認識している方が多くいらっしゃいます。 まずは言葉の定義からご説明します。 リスキリングとは… リスキリングとは 「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必 要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、 必要なスキルを獲得する/させること」 (経済産業省 – リスキリングとは) リカレント教育とは 「学校教育からいったん離れたあとも、それぞれのタイミングで学び直し、仕事で求められる能力を磨き続けていくこと」 (厚生労働省 – リカレント教育) 上記の言葉の定義だけ見ると同じように捉えてしまいますが、二つの違いは軸が企業なのか、または個人なのかによって分けられています。以下のような言葉にすると分かりやすいと思います。 リスキリングは”企業が従業員に新しいスキルを身につけてもらうこと” リカレントは”自らの意思で興味関心に基づいてスキルを身につけること” 人事異動などは分かりやすいリスキリングの代表例です。 なぜリスキリングが注目されているのか? 第四次産業革命に突入している現代において、AIやロボットの活用、DX化が急速に進んでいます。 そういった背景の中で、必要性がなくなった職種や、規模縮小傾向にある職種などが出てきています。 必然とそのような職種に務めていた者は別の仕事をせざるを得なくなってしまいます。 人材の価値が上がっている現代において、既存社員の有効活用は大きな課題の一つであり、その課題解消として新たなスキルを身につけてもらい、有効に活用していく必要があることから”リスキリング”が注目されている要因であると言えます。 また新型コロナウィルスの流行により、働き方改革に拍車がかかり、テレワークの導入や、対面での商談からオンラインでの商談に変わっており、これまでの働き方では対応できないケースも増えてきています。 それに伴って新たな技術やツールなどの導入もあり、新たなスキル習得が必要な状況も発生しているのも”リスキリング”が注目されている要素の一つと言えます。 リスキリングのメリット 新しいスキルを習得することで単純に業務時間の短縮が期待できます。 さらには新しい角度から物事を見ることが出来るようになり、新しいアイデアが生まれやすくなります。 そして最大の魅力は、会社の文化を知っている人間がリスキリングに取り組むことによって、新しく得たスキルをどのように活かすかイメージしながらスキル習得が出来るという点です。 新しいスキルを習得しても役に立たなかったり、役に立つスキルでも会社で使用できる形に応用できなかったりすると意味を成しません。 新しいスキルを習得させるだけでなく、実際に仕事でつかえるようになって初めてリスキリングが意味を成し、効果を実感できるようになります。 リスキリングに必要な 3ステップ リスキリングはこれまで上記で説明した通り、企業が主体的に進める必要があります。 以下の三つは、私が人事として実践する中で感じた必要最低限準備が必要なものです。 習得すべきスキルの可視化 スキル習得に必要な環境整備 従業員に浸透させる仕組み ①習得すべきスキルの可視化 まずは企業や職種によって必要なスキルは異なります。企業が主体的に必要なスキルを明示することによって、従業員はスキル習得に迷いなく取り組むことが出来ます。 従業員の自己判断で必要なスキルを判断させると、企業としては正しい方向に進まず、無駄になってしまう恐れがあります。 企業としてリスキリングに取り組む際は、企業側で習得すべきスキルを可視化すると良いです。 ②スキル習得に必要な環境整備 習得すべきスキルが決まったら、そのスキルが効率的に習得できるようにどのような教材やツールを使用して学ぶのかを決めなければなりません。企業や風土によって導入すべきものは異なるので精査して導入することをおすすめします。 また、教育カリキュラムを作ることでより効率的に行えるようになります。 ③従業員に浸透させる仕組み […]
ディズニーでも実践されるジョブクラフティングとは?
全ての記事 ディズニーでも実践されるジョブクラフティングとは? 2022-11-28 働き方改革 こんにちは。 株式会社ベアーズの伊藤 圭です。 健康経営、ウェルビーイング経営を目指す上で“ジョブクラフティング”という手法があります。 “ジョブクラフティング”とは、従業員一人ひとりが仕事に対する認知や行動を自ら主体的に修正していくことで、退屈な作業や“やらされ感”のある仕事を“やりがいのあるもの”へと変容させる手法のこと。会社や上司の指示・命令ではなく、働く人々が自分自身の意思で仕事を再定義し、自分らしさや新しい視点を取り込んでいくことで、モチベーションが高まり、パフォーマンスの向上につながるという考え方です。(引用:日本の人事部 – ジョブクラフティング) 「従業員に主体的に考え、行動してもらうこと」は経営する上で最も重要な課題の一つです。 多くの企業ではウェルビーイング経営目指す上で、従業員にとってネガティブな要素を改善させて、ポジティブな要素を増やすことは後回しにする傾向があります。 なぜならその方が課題が明確であり、効果も見えやすいからです。 どちらも改善することでウェルビーイングつながる、従業員のためになることは間違いありませんが、ポジティブな要素を増やすことは、仕事へのやりがいや活力を増進させ、自発性を引き出します。”ジョブクラフティング”はポジティブな要素を増やすことで、自発性を引き出す手法の一つです。 このジョブクラフティングの例としてよく挙げられるのが、東京ディズニーリゾートで掃除を担当する「カストーディアル」の一例です。 元々は掃除をする担当ということで、ディズニーリゾートの中でも不人気な職種で、離職する方も多かったそうです。 しかし、自身の役割を単なる掃除係だから掃除を行うと捉えるのではなく「来場者をおもてなしする一員」と捉え、扱うことによって、来場者に楽しんでもらうために様々な取り組みを自発的に考え。実行するようになりました。 例えば、バケツの水で地面にキャラクターの絵を描いたり、パントマイムのような動きを取り入れるエンターテイナーが続々と誕生しています。 その結果、離職するキャストの方も減り、今ではディズニーリゾートの中で人気職種の一つになっています。 ジョブクラフティングは、少しの工夫が自発性を引き出し、大きな成果を生む可能性があるのです。 では、少しの工夫や従業員の自発性を引き出すために企業が出来ることは何でしょうか。 様々あると思いますが、私が最も重要だと思うのは”時間的な余裕”です。 日々過ごす中で”やらなきゃいけないこと”の対応に追われていませんか? 一日の中で睡眠・仕事に次いで家事をする時間が多いというデータがあります。 (山口県統計分析課 – 令和3年社会生活基本調査(生活時間及び生活行動に関する結果)) 一日あたり7~8時間は家事の時間として消費されています。 この時間が2時間でも、3時間でも少なくなれば、家事ストレスからの解消はもちろんのこと、”時間的な余裕”も生まれます。 家事をアウトソーシング出来る家事代行を利用すれば、家事時間を減らし、時間的な余裕を作ることが実現可能です。 そして企業として従業員に家事代行を利用する機会を提供できる仕組みが家事代行のベアーズが提供する福利厚生制度「ウェルビーイング」プランです。 福利厚生として企業に導入して頂き、企業がサービス利用料金の一部または全額を負担することで、サービス利用を促進し、従業員満足度の向上や生産性の向上、企業と従業員の関係性を良好に保つ役割を果たします。 この福利厚生制度を導入することにより、”時間的な余裕”が生まれ、自発性を引き出す要素と成り得ます。 ぜひ導入を検討して見てください。 ▽▽ 詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック ▽▽ < 前の記事 嫁ブロックとは?‐採用に影響を与える企業の印象 次の記事 チャイルドペナルティのない環境作り|ウェルビーイングを目指す企業様へ > シェアする ポスト LINEで送る
「働きやすさ」とは ~世情を表す「新卒が企業を選ぶ基準」~
全ての記事 「働きやすさ」とは ~世情を表す「新卒が企業を選ぶ基準」~ 2022-11-21 働き方改革 こんにちは。 株式会社ベアーズの伊藤圭です。 だいぶ寒くなってきて、年の瀬も近づいてきていることを実感させられます。 皆さんの会社では23卒の採用は既に終えていますでしょうか。この時期の人事·採用担当の方々は23卒の内定式も終わり、翌年の春の受け入れの準備や採用戦略の策定をしている時期かと思います。 私は元人事ということもあり「新卒が企業を選ぶ基準·軸」を毎年チェックしています。毎年のように見ていると、「新卒が企業を選ぶ基準·軸」はその時の世情を映していると感じます。 以下は株式会社L100が公表した23卒の就活生が企業を選ぶ上で最も重視するポイントの調査結果です。 PR TIMES -株式会社L100「2023年度卒業の就活生が企業を選ぶ上で最も重視するポイントの調査結果」 2008年のリーマンショックが起きた頃は「企業の安定性」などが上位を占めていましたが、今年は「働きやすさ」が1位となりました。※調査 対象によって異なるので参考となります。 ここで唐突ですが質問です。 皆さんがお勤めの会社は働きやすいですか? 明確な理由を持って答えられる方は少ないんじゃないかなと思います。 そして「働きやすさ」とは各々によって大きく異なります。 会社が各々の働きやすさを実現させるのはとても難しく、多様性を受け入れる柔軟性に富んだ施策の検討が必要です。 その一つとして福利厚生のアウトソーシングサービスを利用している企業が多いと思います。様々なサービスが優待価格で利用できるなど従業 員の満足度を向上させる要素になっていると思います。 しかし大半の企業で福利厚生のアウトソーシングサービスが導入されているため、他社との差別化にはなりません。 採用市場において「働きやすさ」で他社との違いを打ち出すには物足りなさを感じると思います。 その「働きやすさ」の違いを出すために福利厚生制度「Well-Being」を導入してみてはいかがでしょうか。 福利厚生として企業に導入して頂き、企業がサービス利用料金の一部または全額を負担することで、サービス利用を促進し、従業員満足度の向上や生産性の向上、企業と従業員の関係性を良好に保つ役割を果たします。 あくまでも「働きやすさ」とは人それぞれであるため、この福利厚生を導入したからといって全ての方が働きやすさを実感するわけではありません。 しかし、女性の活躍が目覚ましい昨今、家庭生活への支援は大きなアピールポイントになると思います。 ぜひ以下から資料をダウンロードして内容をご確認ください! ▽▽詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック ▽▽ < 前の記事 ITエンジニアが企業に求めること 次の記事 ヘルスリテラシーの向上のために企業が取り組むべきこと > シェアする ポスト LINEで送る
