女性の活躍を阻む?2022年の新語・流行語にもノミネートされたOBNとは
女性の活躍を阻む? 2022年の新語・流行語にもノミネートされたOBNとは 皆さんこんにちは! 株式会社ベアーズの上野 拓人 (うえのたくと)です。 皆さんは2022年の新語・流行語大賞にもノミネートされたOBNという言葉をご存知でしょうか。 女性の社会的活躍や人手不足が課題となっている今の日本において、このOBN問題の解決は重大な問題となっています。 OBNとは 「OBN」(オールド・ボーイズ・ネットワーク)とは、Old Boys Networkの頭文字をとった言葉です。 男性中心に組織された人間関係の総称で、上層部が男性陣で固められていたり、男性のみのコミュニティが築き上げられている状態を指します。 旧体制の組織に見られることが多く、女性の社会進出や組織のイノベーションを阻害する存在として近年注目を集めており、2022年のユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされました。 OBNが抱える問題 OBNが力を持っている組織では、男性間のコネや人脈が重視されてしまいます。 もちろんそういった関係性が功を奏することもあるかもしれません。 しかしOBNが抱える問題は、女性がそのネットワークに入れず、意見が通らなかったり昇進・昇格ができない、など女性の活躍を阻んでしまう点にあります。 またOBNは「おやじネットワーク」とも呼ばれており、例としてよく挙げられるのが、喫煙所や飲み会、ゴルフなど男性コミュニティが目立つ場所での関係性です。これらは女性とのジェンダーギャップだけでなく、「おやじネットワーク」という名の通り、若者とのジェネレーションギャップも生んでしまっていると私は思います。 厚生労働省が発表した「令和元年国民健康・栄養調査報告」によると、20代~30代男性の喫煙率・飲酒率は、平成元年のデータと比べるとおよそ半分以下となっており、男性と言えど若者の中にも、このOBNの壁に阻まれてしまっている人は少なからずいるのではないでしょうか。 出典:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告」p.209~ https://www.mhlw.go.jp/content/001066903.pdf よくあるOBNの例 私もお酒は大好きで飲み会も好きですが、たばこは一切吸わないので、もし喫煙所でOBNが構築されているかと思うとやるせないですね。 それでは実際の職場ではどういったものがOBNにあたるのでしょうか。 具体例を挙げてみました。 男性同士の根回しで会議前から結果が決まっている 飲み会や喫煙所で人間関係が形成され、役職や仕事の割り振りがそこで決まる 育児中の社員に対し、本人に確認せず過剰に配慮をして仕事を振らない(もしくは過剰に業務を振る) 雑務を無意識に女性に依頼し、お茶汲みや掃除を女性ばかりがやっている 職場の空調の効きすぎて寒いと感じる 一つ一つは小さなことかもしれませんが、そういった積み重ねが組織の見えない『文化』を作っています。 男性同士だったら暗黙の了解となっていることでも、女性にとっては仕事を進めていく上での大きな障壁となっているかもしれません。 OBN問題の解決方法 女性の社会的活躍が叫ばれる中、OBN問題にどのように立ち向かえばいいのでしょうか。 一人一人の意識を変えることはもちろんのこと、様々な会社や自治体が仕組みを変えることでこのOBN問題に取り組んでいます。 例えば北九州市役所では「キャリアの早回し」制度を実施しており、通常だと庶務業務を積んでから中核業務に移る育成プランを、女性には20代で中核業務を担わせる、というキャリア支援制度を導入しています。 また他の企業でも、出産を控えていたり育児中の社員へ向けた環境整備として、テレワークやスーパーフレックス、越境リモート勤務の導入や、 転居を伴う転勤を廃止する動きもあります。 出産や育児を機にキャリアステップを諦めてしまう女性が増えると、管理職には男性ばかりが増えてしまい、OBNが構築されてしまいます。これらを防ぐためにも女性のキャリアアップ支援や、出産・育児を控えた社員への環境整備というのは、早急な対応が必要となっています。 そこで是非お勧めしたいのが、家事代行のベアーズが提供する法人向けサービス 「ウェルビーイングプラン」です。 ウェルビーイングプラン(株式会社ベアーズ) ベアーズの家事代行サービスは、女性の社会的活躍への貢献はもちろんのこと、OBN問題の解決にも大きく役立ちます! ベアーズでは家事代行だけでなく、料理代行やキッズ・ベビーシッター、高齢者支援などさまざまな生活支援サービスを提供しております。 家庭でやらなければいけないことの大半をベアーズが解消いたします! OBN問題の解消を目指して、株式会社ベアーズが提供する福利厚生制度「Well-being」 ぜひこの機会に導入をご検討ください! ▽▽ 詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック▽▽ < 前の記事 ジョブ・エンベデッドネスについて 次の記事 「ジョブ型雇用とは? […]
エンプロイーサクセスについて –編集中–
エンプロイーサクセスについて 2023-05-12 ウェルビーイング, 企業価値向上, 福利厚生 こんにちは。株式会社ペアーズの平井です。 エンプロイーサクセスとは エンプロイーサクセスとは、“社員の成功”を意味する言葉、取り組みです。 社員が自らの仕事に誇りを持ち、当事者意識を持って働けているか。組織や事業のビジョンを信頼 し、上司・同僚などと適切なコミュニケーションを取れているかを振り返ってみましょう。 最近では、カスタマーサクセス(顧客の成功)を目指した取り組みが注目を集めていますが、その前 にエンプロイーサクセスを実現することを忘れてしまってはいけません。 顧客に最高の体験を届け たいと思えるほど、社員はその組織から十分な扱いを受けているでしょうか。 組織や自社製品に愛 着がなく、自らの仕事にやりがいや楽しみを持てていない社員が、顧客の成功のために力を尽くせ るでしょうか。 優れた顧客体験を提供し、熱狂的なファンを生み出し続けているザッポスやリッツカールトンとい った企業は、社員に権限を委譲し、社員が誇りを持って働ける環境づくりに積極的に投資していま す。社員に対して匿名アンケートを実施し、社内コミュニケーションの在り方や組織からの扱われ 方にどう感じているかなど、率直なフィードバックを募るのもいいでしょう。 優れた製品、顧客体験を生み出すのは、その会社で働く“人”です。社員が成功してこそ、顧客も成 功させられるのです。 エンプロイーサクセスの方法 ・従業員の能力やスキルを向上させるためのトレーニングや研修プログラムを提供すること。 ・従業員のモチベーションや競技を高めるための文化や福利厚生の整備。 ・従業員が適切な役割を持ち、最大限に活躍できるようなキャリア開発の機会を提供すること。 ・従業員が業務に集中しやすいような、働き方や職場環境の整備。 ・従業員のパフォーマンスを測定し、目標達成に向けたやフィードバックを提供すること。 これを促進することに生産性向上や離職率も低下、収益性の向上が期待できます。 従業員の成功とは 雇用成績の達成:従業員が自分の役割や責任を果たし、業務成績を達成することが成功の一つの要素とされます。 このとき、目標達成や成績向上など、定量的な成果が評価されます。 また、働きやすい環境であることも成功の要素になります。 満足度を定期的に評価する 働く社員がやりがいをもって働いていけるのか、上司・同僚とのコミュニケーションに不満を抱て いないのかなど、定期的に社員の満足度を調査・ヒアリングをする実施する必要があります。 顧客の声を聞くのと同じくらい、社員の声を聞くことも重要です。定期的にアンケートを実施し、 スコアが改善されているかどうかをチェックします。 スコアチェックするツールも最近、出てきましたね。 最後に エンプロイーサクセスの方法の中に、働く環境整備や満足度。そして福利厚生が含まれてました。 そんな時に役立つのが、弊社のWell-Beingプランです。 ベアーズでは家事代行だけでなく、料理代行やキッズ・ベビーシッター、などさまざまな生活支援サービスを提供しております。 家庭でやらなければいけないことの大半を、ベアーズで解消できるのです。 株式会社ベアーズが提供する福利厚生制度「Well-being」 ぜひこの機会に導入をご検討ください。 導入事例 ▽▽詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック ▽▽ < 前の記事 心理的安全性について│Google社が注目した成功するチームの要因とは 次の記事 次の記事 […]
心理的安全性について│Google社が注目した成功するチームの要因とは –編集中–
Home 心理的安全性について│Google社が注目した成功するチームの要因とは 2023-04-28 その他 ウェルビーイング, 企業価値向上, 生産性向上, 福利厚生 こんにちは! 株式会社ベアーズの上野 拓人(うえのたくと)です。 4月になり、新入社員が入社してきたり、新しい組織や環境での生活が始まった方も多いのではないでしょうか? 今回は組織のパフォーマンスを最大化するために大切な、「心理的安全性」についてご紹介をしたいと思います。 心理的安全性とは 心理的安全性とは、アイデアや質問、懸念、間違いなどを率直に発言しても、罰せられたり屈辱を受けない状態のことをさします。「心理的安全性が高まると、チームのパフォーマンスが向上する」という研究結果をGoogle社が発表して以降、世界中で注目が集まっています。 Google社は2012年~2015年の約4年、成功し続けるチームに必要な条件を探る「プロジェクト・アリストテレス」を行いました。社内の何百とあるチームを対象とし、生産性の高い働き方をしているチームを分析しました。 その結果なんと、「心理的安全性の高いチームは、離職率が低く、チームメンバーの多様なアイディアを上手く活用し、収益性が高く、マネジャーから評価される機会も約2倍多い」と判明しました。 そのため心理的安全性を高めることで、個人や組織の効果的な学習や革新につながると期待されています。 心理的安全性が高いとどうなる? メリットや効果は 心理的安全性の高い職場では、以下のようなメリットや効果があります。 ・パフォーマンスの向上につながる 意見やアイディアを発言しやすくなり安心して仕事に取り組めるようになるため、個人としてのパフォーマンスが向上し、 ひいてはチームの生産性も向上します。 ・コミュニケーションが円滑になる どのような発言に対しても不安がないので、積極的に意見を述べられます。 その結果、成功体験のみならず失敗体験の共有や、革新的な意見や独創的なアイデアが生まれやすくなります。 ・責任感や関心度が高まる 自分の発言が受け入れられることで、「自分はチームに貢献できている」という自尊心が芽生え、「チームのためによりいい方法はないか」と責任や関心を持って働くことが期待されます。 ようは「何の不安もなく意見交換を行えるチームは、生産性が高い」ということですね。 当たり前のことのようですが、実際にマネジメントをするとなるとなかなか難しいことだと思います。 心理的安全性を高めるにはどのようなことができるでしょうか? 心理的安全性を高める方法 心理的安全性を高めるには、以下のような方法があります。 ・誰もが発言できる機会を平等に与える どんなに発言に不安がない環境だったとしても、一部の人のみが発言していてるケースというのはよくあります。立場の弱い人や新人にも、意識的に意見を促すことが大切です。 ・お互いを尊重した上で、コミュニケーションをとる 自分の意見が不安なく言えることはとても大事ですが、他者に対しても同じように不安を与えないことが大切です。 アサーティブ・コミュニケーションを意識するようにしましょう。 ・ポジティブな考え方ができるように心がける 愚痴や不満などのネガティブな言葉は、周りの人々に伝播していき、チーム内の士気を下げてしまいます。 課題をいかにポジティブに捉え、建設的な提案をすることが大切です。 他にも食事会や飲み会など職場以外での交流の場を設けたり、一人一人の価値観や多様性を認め合うことも大切です。 おわりに ここまで心理的安全性について説明してきましたが、リーダーや一人一人の考え方ひとつで、チームのパフォーマンスというのは大きく変容します。 他者を思いやったり、ポジティブな考え方をする、ということは当たり前のようですが、 自分に余裕がないとなかなか難しいことかもしれません。 日々の暮らしに少しでも余裕を持つために、日常で大変な家事や育児をアウトソースするという手段があります。 ベアーズでは家事代行だけでなく、料理代行やキッズ・ベビーシッター、高齢者支援などさまざまな生活支援サービスを提供しております。 家庭でやらなければいけないことの大半を、ベアーズで解消できるのです。 株式会社ベアーズが提供する福利厚生制度「Well-being」 ぜひこの機会に導入をご検討ください。 ▽▽ 詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック ▽▽ […]
ファーストペンギンについて
ファーストペンギンについて 2023-04-21 ウェルビーイング ウェルビーイング, 生産性向上 こんにちは。 ベアーズの平井です。 ここ数年でファーストペンギンというワードを聞くことは増えたのではないでしょうか。 ファーストペンギンというドラマもあったかと思います。 今回は、ファーストペンギンについてお話しします。 ファーストペンギンとは 新しい技術やアイデアに早く取り組み、 成功を収める人々を指す言葉です。 この言葉は、ペンギンが水に飛び込む際に、 最初に飛び込むペンギンが他のペンギンたちを率いて 行動することから、その意味が派生したと言われています。 ファーストペンギンは、 新しい分野やビジネスに参入する人々にとって非常に重要です。 なぜなら、彼らはリスクを冒して最初に取り組むことで、 市場の先陣を切り、 成功する可能性があ るからです。 また、 彼らは新しい分野のパイオニアとして、他の人々にとっても役立つ情報や知識を提供する ことができます。 成功を収めた企業や個人こそが、 「ファーストペンギン」 と呼ばれる存在となります。 私自身も、ベンチャーマインド、失敗を恐れずに挑戦していきたいです。 ファーストペンギンになるには 新しいアイデアや技術に敏感であることが重要です。 また、リスクを恐れずに、早期に取り組むことが必要です。 ファーストペンギンは、成功するために必要な資源や情報を収集し、市場に対する見通しを持って いることも重要です。 ファーストペンギンの例 「ファーストペンギン」の例としては、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどが挙げられま す。彼らは、パソコンやスマートフォンなどの革新的な製品を開発し、市場に導入することで、成 功を収めました。彼らが「ファーストペンギン」であったことは、その後のビジネスや技術分野に 多大な影響を与えました。 ファーストの影響とは 技術革新やビジネスの発展に大きな役割を果たしています。彼らは、新しいアイデアや技術を市場に導入することで、競争力を高め、市場の成長を促進することができます。彼らは、リスクを冒して新しい分野に参入することで、社会全体の発展に貢献しています。最後に、ファーストペンギンは、新しい分野に参入する人々にとって、重要な存在です。その分野におけるパイオニアとして、貴重な情報や知識を提供することができます。また、彼らの成功は、他の人々にとっても模範となり、新しい分野への参入を促進することにつながるので競争の激しい市場においても重要な存在です。 優秀な人材を確保するためには 優秀な方、ハードワークされているかと思います。 帰宅後や休日の家事・育児は、大変ではないかと思います、 そこでベアーズでは福利厚生制度として家事代行を導入する「ウェルビーイング」プランのご用意がございます。 この福利厚生制度は、企業がベアーズの家事代行やキッズシッター・ベビーシッターなどのサービ スの利用料金の一部、または全額を負担することで、サービス利用を促進し、従業員のエンゲージ メントを高めたり、生産性の向上など、企業と従業員の関係性を良好に保つ役割を果たすもので す。 ▽▽ 詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック ▽▽ 編集画面上部の 「ページ設定」から「著者」を設定してくださ シェアする […]
インタンジブルズを高める人的資本経営
インタンジブルズを高める人的資本経営 2023-04-14 その他 ウェルビーイング テレワーク 健康経営 両立支援 両立支援 両立支援 こんにちは。 株式会社ベアーズの伊藤 圭です。 近年、経営戦略において”人的資本”が重要な役割を果たすようになってきました。 人材育成や労働環境改善など、人的資本経営は企業が成長し続けるために必要不可欠な要素です。 しかし、人的資本は「インタンジブルズ」と呼ばれる資産の1つであり、測定や評価が困難な点があります。 そこで、本記事ではインタンジブルズと人的資本経営の関係について解説し、その重要性や対策について考えていきます。 【インタンジブルズとは?】 インタンジブルズとは、企業が保有する資産のうち、形のないもの(無形資産)を指します。 具体的には、ブランド価値や顧客満足度、技術力や知的財産などが挙げられます。 これらの資産は、会計上の評価が難しく、見落とされがちですが、企業の存続において重要な役割を果たしています。 【人的資本経営とは?】 人的資本経営とは, 人材の能力やスキルを最大限に引き出し、企業目標達成に貢献することを目的とした経営手法です。 具体的には、人材育成やキャリアアップ制度の整備、労働環境の改善などが挙げられます。 人的資本を有効に活用することで、企業の競争力を高め、経営成績の向上につながります。 【インタンジブルズと人的資本経営の関係】 人的資本は、インタンジブルズの1つとされています。 人材のスキルや経験は、企業のブランド価値や顧客満足度に直結しています。 また、技術力や知的財産は、人材の育成によって向上することができます。 一方で、人的資本の評価や測定は容易ではありません。 従来、人的資本はコストとして捉えられ、人件費などの費用が会計上認められてきました。 しかし、人的資本の価値を見直し、投資として評価する考え方が広がってきています。 人的資本を投資対応で評価することで、企業価値の向上や長期的な成長につなげることができます。 また、人的資本経営がインタンジブルズに直結することで、企業の持続可能性にも影響を与えます。 例えば、従業員の離職率が高く、人材流失が起きると、企業の知識や技術が失われ、競争力の低下につながります。 そのため、人的資本を有効に活用し、従業員の定着率を高めることが求められます。 【人的資本経営の取り組み例】 人的資本経営に取り組む企業は、多くの場合、従業員の育成や働き方改革などの施策を行っています。 以下に、その具体的な取り組み例を紹介します。 ・従業員のスキルアップ支援 従業員のスキルアップを支援するために、研修やセミナーなどの機会を提供する企業があります。 また、キャリアアップ制度を整備し、従業員の成長を促すことで、モチベーションの向上や定着率の向上につなげています。 ・労働環境の改善 ストレスチェックやメンタルヘルス支援など、労働環境の改善に力を入れる企業も増えています。 従業員が健康であることは、生産性の向上や離職率の低下につながります。 ・ダイバーシティ&インクルージョン(D & I)の推進 多様な人材を受け入れ、それぞれの能力を最大限に活かすことで、企業の競争力を高めることができます。 ダイバーシティ&インクルージョンの推進によって、企業イメージの向上や従業員のモチベーション向上につながるとされています。 【まとめ】 […]
