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こんにちは! 株式会社ベアーズの上野 拓人(うえのたくと)と申します。 みなさんは『パーパス経営』をご存知ですか? 近年注目を集めている経営論ですが、いったいどのような経営を指すのでしょうか。 この記事ではパーパス経営とはどのようなものか、パーパス経営のメリットや取り組み方を解説していきます。
パーパス(purpose)とは「目的」「目標」「意義」といった意味を持つ英単語です。 パーパス経営とはこのような意味からさらに発展し、企業の経営理念や存在価値を明確にし、社会にどのように貢献していくか、といった考え方を軸にした経営スタイルです。 パーパス経営は2019年にアメリカの大手経済団体である「ビジネス・ラウンドテーブル」が、「企業のパーパスに関する宣言」を発表したことをきっかけに、近年注目されるようになりました。 激動の世界情勢や不安定な経済状況を背景に、今までの企業経営の基本となっていた「株主資本主義」を否定し、人や社会への貢献を重視する企業が増え始めているのです。
パーパス経営を行っていくことで、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。 具体的に3つのメリットについて解説していきます。
・ステークホルダーからの支持が高まる ・革新的なアイデアが生まれやすくなる ・従業員のエンゲージメントが向上する
パーパス経営を行うと、株主や顧客、従業員や金融機関など、いわゆるステークホルダーからの支持が高まりやすくなります。 自社のパーパスを表明し一貫した経営を行うことで、企業のイメージが定着し、共感を生み出しやすくなり、 企業のブランド価値向上にも繋がります。
パーパスがあることで仕事への方向性が統一され、自分たちが何をするべきなのか、という意思が強固なものになります。物事を決めるうえでも、パーパスを判断軸に意思決定ができるので、仕事の効率化にも繋がります。 また全従業員が同じベクトルに向くことで、組織の一体感が生まれます。そのため従業員の心理的安全性が保たれ、アイデアを出し合ったり他の人の意見を受け入れられ、革新的なアイデアが生まれやすくなります。(心理的安全性についての記事はこちら)
パーパス経営を行うことで、従業員のエンゲージメントの向上も期待されます。 パーパスが定まっていないと、自身の存在意義や、仕事へのモチベーション低下をもたらす場合があります。パーパスは従業員にとって「自社で働く意義」とも言えるのです。 エンゲージメントが高まることで従業員の生産性も向上し、企業の成長にも繋がります。
では実際にパーパス経営を取り組んでいくには、どのように取り組んでいけばよいのでしょうか。 パーパス経営を行うにあたり、ただパーパスを定義すればよい、というわけではありません。 以下のようなステップを踏んで取り組んでいくことが重要となってきます。
まずパーパスを策定し明文化していきます。この時、様々なステークホルダーの視点から自社を見つめ直すことが重要です。以下のポイントを意識してみましょう。 1.「社会への貢献」に関する内容である 2.自社の事業に関する内容である 3.従業員が共感できる内容である 4.現実的で実現の可能性が高い内容である 5.分かりやすい言葉で明文化する
次に自社の従業員へのパーパスの浸透、そしてパーパス経営を行うための体制づくりを行います。 具体的にな施策としては、「パーパス浸透のための従業員教育を定期的に実施する」「社内のコミュニティを活性化させる」「経営戦略や中長期の事業計画に パーパスを落とし込む」といったことが考えられます。
社内への浸透の次は、社外への共感を得るための活動が必要です。パーパスに則った経営を実践し、その経営と自社のパーパスを積極的に発信していきます。その上で、自社の経営がパーパスに即しているかを定期的にチェックすることも大切です。 パーパスを定義するだけでなく、将来的な経営戦略にパーパスを盛り込み浸透させ、パーパスが徹底されているか定期的に確認する、といった中長期的な取り組みが大切です。
昨今の情勢や経済状況を鑑みると、「どうあるべきか」といった社会にとっての存在意義が、後世にも残る企業か否かを分ける、一つの指標になっていくかと思います。 社会貢献を目指す企業にとって、自社の従業員への貢献というのも忘れてはいけません。 そんな時にお勧めしたいのが、家事代行のベアーズが提供する福利厚生制度、 『ウェルビーイングプラン』です。
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