パーパス(purpose)とは「目的」「目標」「意義」といった意味を持つ英単語です。
パーパス経営とはこのような意味からさらに発展し、企業の経営理念や存在価値を明確にし、社会にどのように貢献していくか、といった考え方を軸にした経営スタイルです。
パーパス経営は2019年にアメリカの大手経済団体である「ビジネス・ラウンドテーブル」が、「企業のパーパスに関する宣言」を発表したことをきっかけに、近年注目されるようになりました。
激動の世界情勢や不安定な経済状況を背景に、今までの企業経営の基本となっていた「株主資本主義」を否定し、人や社会への貢献を重視する企業が増え始めているのです。