
チャイルドペナルティのない環境作り|ウェルビーイングを目指す企業様へ
こんにちは。
株式会社ベアーズの伊藤 圭と申します。
チャイルドペナルティという言葉をご存じでしょうか?
「チャイルドペナルティー(Child Penalty)」とは、出産や子どもを持つことによって生じる社会的に不利な状況のこと。出産や育児によるキャリアの中断や昇格昇進の遅れ、賃金格差や職場での居場所のなさなどから、キャリアを築く上で不利になり、仕事を辞めたり雇用形態を変えたりせざるをえないことが社会問題となっています。チャイルドペナルティーは過去にも多く研究されてきましたが、2019年の米国プリンストン大学のヘンリック・クレベン教授らの提起から徐々に認知が進んでいます。先進国共通でみられる現象ですが、特に日本ではその傾向が顕著になっています。
このチャイルドペナルティで犠牲となってしまうのは女性が圧倒的に多いです。
最近では男性も家事や育児を行う家庭も増えてきていますが、になっている割合は女性の方が圧倒的に多いのが現状です。
以下は以前本ブログの「男性育休」の記事でご紹介させて頂いたデータです。
(参照:厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査」)
2022年に厚生労働省が発表した情報によれば、女性の育児休業取得率は85.1%、男性の育児休業取得率は13.97%となっています。ここ数年で男性の育休取得率は大きく改善されていますが、依然として男女の育児休業取得率に大きな差がある状況です。
日本では特に性別による分業意識が強く、家事や育児は”女性がやること”という価値観が昔から醸成されてしまっていることが原因とされています。
子供の有無やジェンダーによる差を無くし、ウェルビーイングな状態を作り出す行動が、個人としても、企業としても必要です。
企業が出来ることとしては、産休や育休、時短勤務制度等の福利厚生の導入・拡充があります。
その一つとして、家事代行のベアーズが提供する福利厚生制度「ウェルビーイング」プランをご紹介します。
福利厚生として企業に導入して頂き、企業が家事代行やキッズシッター・ベビーシッターなどのサービス利用料金の一部または全額を負担することで、サービス利用を促進し、従業員満足度の向上や生産性の向上、企業と従業員の関係性を良好に保つ役割を果たします。
ぜひ導入を検討して見てください。
福利厚生制度のご紹介をさせて頂きましたが、まずは企業がチャイルドペナルティの状況を理解し、対象となる方に歩み寄る姿勢が最も重要です。
その先の実質的な支援として福利厚生制度「ウェルビーイング」プランの導入をご検討ください。
▽▽ 詳細な資料のダウンロードは以下の画像をクリック ▽▽