
SDGsに繋がる企業の取り組み
こんにちは。
株式会社ベアーズの伊藤 圭です。
つい先日、9歳の子供から「パパはSDGsって知ってる?」と質問されました。
我が子からSDGsという言葉が出てくるとは思っていなかったので衝撃的でした。
我が子の通う学校では、授業でSDGsについて学んでいて、自分達に出来ることはないか考える場が定期的に設けられているようです。
子供なりに色々と考えて取り組んでいるようで、マスクを不織布から布マスクにしたり、ペットボトル飲料を買わないようにしているとのこと。
確かに最近、自ら進んで水筒を持ち歩くようになり、外出先で飲み物をねだられることがなくなったように思います。
我が子の成長を感じると共に、SDGsという言葉が世間に広く知れ渡ってきていることを感じました。
「SDGsって何?」と思っている方のためにご説明しておきます。
SDGsとは
貧困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。
このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。
そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、
2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。
それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。
(公益財団法人日本ユニセフ協会 - SDGsってなんだろう?)
世界的な大きな課題として捉えると、自分一人では無力に感じてしまうかもしれませんが、身近な課題を少しでも改善させることが大きな成果へと繋がります。
本ブログにて後ほどご紹介させて頂くラベルレスボトルはその一例で、一消費者としては微々たる変化ですが、日本としても、世界的にも大きな変化が生まれています。
SDGsを達成するためには、企業や、社会を形成する一人一人が正しい知識を持ち、考えて行動することが大事です。
SDGsの17の指標
SDGsでは人権、経済・社会、地球環境などに関連する17個の目標と、それに対する169のターゲットがあります。
17個の目標については以下の通りです。
(ターゲットについては割愛させて頂きますが、こちらから確認できます。)
1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう
企業が行っているSDGsの取り組み
ラベルレスボトル - アサヒ飲料株式会社
冒頭にて少し触れたラベルレスボトルですが、初めて見た時の個人的な感想としては「商品アピールできるラベルをなくして売れるのかな?」と思っていましたが、SDGsへの注目度が高まってきている昨今、ラベルレスであることが社会的なアピールポイントになり、ブランディングの一つとしても考えられるようになってきました。
17の指標としては、7・12・14・15あたりが関わってくると思います。
ラベルレスが導入された当初は、ラベルは無くなったものの、成分表示やリサイクルマークなどガイドラインに則って表示させなければならない情報は、ボトル上部にシールなどで表示されていました。
最近ではインクなどの不純物が一切出ないボトルの表面に印字するレーザーマーキング式が採用されて、完全なラベルレスボトルが完成しています。
ラベルレス化にいち早く取り組んでいるアサヒ飲料株式会社によると、自社製品のラベルレスボトルの導入によってCo2の削減量は189t、PET樹脂(ラベル)削減量43tになっているとのこと。
(参照:アサヒ飲料株式会社 - 容器包装2030)
ZERO PC - ピープルポート株式会社
現在、日本では約300万台、重量にして約6,000tものPCが捨てられています。その捨てるはずだったPCの中身を新品に入れ替えて再商品化するものです。
入れ替えた中身は使えるものは再利用し、壊れているなど使えないものは金属資源として再利用されます。
通常新しいPCを作る際、約300kgのCO2が排出されると言われていますが、本製品を作る際に発生するCO2は20kg未満で、新品と比べてCO2の大幅削減を実現しています。
そして最大の特徴はPCの修理にあたっているのが、日本に避難してきた難民の方が担っていることです。
彼らは仕事に就くこと自体難しく、悪条件の仕事をせざるを得ない状況があります。
そのような状況の中で、彼らがPCの再生技術を身に付けながら、日本人と同様の待遇で働ける場を提供しています。
一台30,000円前後から販売しているためお財布にも優しい設計になっています。
ウェルビーイングプラン - 株式会社ベアーズ
株式会社ベアーズでは家事代行やハウスクリーニング、料理代行、キッズ・ベビーシッターなど様々な日常生活の総合支援サービスを手掛けています。
これまで女性に負担が集中しやすい家事や育児で消費していた時間を、家事代行やキッズシッターなどを利用することで、女性の社会進出や、プライベートな家庭生活の充実につながります。
そしてこの制度の大きな特徴は、企業が家事代行など生活支援サービスの利用料金を一部負担することで従業員の利用を促進することです。
家事代行などの生活支援サービスは使ってみたいサービスとしてよく名前は挙がるものの、「自分でもできることをお金を払って依頼するのは気が引ける」「他人を家に入れるのはちょっと気が進まない」など懸念材料も多く出てきます。
使えば便利なサービスであることは間違い無いですが、懸念もある中で利用する、その一歩が出ないという方はとても多いです。
それを企業がサポートすることで、従業員の利用を後押しして、従業員のウェルビーイングを実現させることができます。
また支援することで、従業員のエンゲージメント向上につながるため一石二鳥な取り組みになっています。
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