
生産性を左右する従業員の"プレゼンティーイズム"とは
こんにちは。
株式会社ベアーズの伊藤 圭です。
皆さんはプレゼンティーイズムという言葉をご存知でしょうか。
プレゼンティーイズムとは?
プレゼンティーイズム(presenteeism:疾病就業)とは、何らかの病気や症状を抱えながら働き、集中力や意欲といったパフォーマンスや生産性が低下している状態です。
世界保健機関(WHO)が提唱した概念であり、企業が知っておくべき健康経営に関する重要な指標でもあります。
(引用:株式会社メディカルリソース ワーカーズドクターズ - プレゼンティーイズムとは?)
「会社を休むほどではないけど、頭が痛い」
「腰が痛いけど、出社はできそう」
「微熱があって休みたいけど、繁忙期だから休んでいられない」
上記の例のように症状を持ちながらも就業しているとプレゼンティーイズムになります。
よほど、心身共に強靭な方でない限り、”プレゼンティーイズム”を経験したことがあると思います。
”アブセンティーイズム(=なんらかの病気や症状を抱えて会社を休んでいる状態)"と比較すると、
可視化することがとても難しく、見えにくいところで生産性の低下が起こっています。
経済産業省の生産性損失コスト評価によると、アブセンティーイズムによる損失は4.4%、その他医療費や傷病手当金などを除いてプレゼンディーイズムによる損失が77.9%と言われています。
(引用:経済産業省 - 企業の「健康経営」ガイドブック〜連携・協働による健康づくりのススメ - 図表22)
プレゼンティーイズムを放置すると、軽微な病気や症状が悪化して、深刻な病気や症状につながりかねません。
ウィルスなど感染症であれば、個人だけでなく周囲の人の生産性も下げることになります。
健康経営を実践する上で、アブセンティーイズムだけでなく、プレゼンティーイズムにも目を向けて対処を検討して行きましょう。
プレゼンティーイズムを可視化する方法
企業経営において、プレゼンティーイズムを把握して対処することが重要である、ということはご理解頂けたと思います。
そこで次はプレゼンティーイズムを可視化する方法についてお教えします。
プレゼンティーイズムという概念を提唱した世界保健機関(WHO)による、可視化手法でHPQ(Health and work Performance Questionnaire)という「健康と労働パフォーマンスに関するアンケート」があります。
日本語に翻訳された版があるので、リンクを貼っておきますので興味のある方は参照ください。
少々日本語としてのニュアンスがおかしい部分もありますが、使用するのに大きな問題にはならないかと思います。
この方法では定量的な数値による生産性の評価と、個人の感覚による生産性の評価の両方を確認できます。
個人の感覚によるものは、思考傾向によって自己評価が異なるため、他者との単純比較はできませんが、定期的にアンケートを継続することで、個人の自己評価を前回のものと比較して、変化を汲み取ることができます。
プレゼンティーイズムに陥らないために
プレゼンティーイズムは様々な要因によって引き起こされるので、一つの対処法で全てを解消することはできません。
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