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ジョブ・エンベデッドネスについて

ジョブ・エンベデッドネスとは

個人が特定の職場や組織と強い結びつきを持ち、そこから離れにくい状態を表す概念です。

【エンベデッドネス】が英語で【埋め込む】という意味です。

エンベデッドネスはつまり、個人が職場や組織に「埋め込まれている」状態を指します。組織の人

材定着の研究において用いられており、「なぜ従業員が辞めるか」ではなく、「何が従業員をそこ

にとどまらせているのか」という観点に着目しているのが特徴みたいです。


多くの人が現在の会社に居続ける理由は

退職したくなった時に、時間をかけて築いた社内のネットワーク惜しく感じたり、額しくしている

顧客の顔が浮かんだりして、退職を思いとどまった経験はありますでしょうか。

複数の案件に参加していることで、チームが困るだろうと、タイミングを逃している方もいるかと

思います。

ジョブ・エンベデッドネスは、このように職務や人間関係などのネットワークとの深い結びつきが

あることで、会社に居続けることに注目した考え方です。

採用をかけても、多くの人が退職してしまう世の中。採用・育成した人材が離職してしまうのは、

会社にとって大きな損失です。

しかし、離職との相関が注目されてきた組織コミットメントや従業員満足度の低下は、離職理由の

ほんの一部に過ぎないという議論もあります。その中心となっていたテレンス・ミッチェルらは

「なぜ従業員が辞めるか」ではなく「何が従業員をそこにとどまらせているのか」に着目し、ジョ

ブ・エンベデッドネスの概念を提唱しました。

ジョブ・エンベデッドネスは「絆」「適応」「犠牲」という三つのつながりによって生じると言わ

れています。

「絆」とは、文字通り人のつながりのこと。会社を辞めるとなると、いくつもの絆を断つことにな

るため、それを回避して会社に居続けます。二つ目の「適応」は、慣れ親しんだ環境への心地よさ

のことです。

組織文化やキャリアプランなどが自分に合っていると感じることが離職を引き止めます。

もう一つは「犠牲」。会社を去ることで、得られたはずの給与や昇進機会、面白いプロジェクトな

ど、多くのものを失うことになるため、会社に留まる選択します。

ミッチェルらは、この三つに「仕事上のもの」と「それ以外のもの」を組み合わせ、合計六つの次

元からジョブ・エンベデッドネスが構成されるとしています。
これまでは、組織コミットメントや従業員満足度の低下が離職につながると言われてきました。し

かし、ジョブ・エンベデッドネスという概念により、必ずしも組織へのコミットメントがなくても

人材を定着させることができると明らかになりました。人材獲得がますます困難になる中、定着に

つながるジョブ・エンベデッドネスの考え方は今後さらに注目されると予想されます。

最後に

優秀な人材は会社に居続けるには、福利厚生の充実が必要だと思います。

そんな時に役立つのが、弊社のWell-Beingプランです。

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サービスを提供しております。

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