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スクラム採用|新時代の採用は環境づくりから

こんにちは。

株式会社ベアーズの伊藤 圭です。


「皆さんの会社では採用は順調ですか?」


このような質問に対して、胸を張って「順調」と答えられる企業は少ないのではないでしょうか。

人材の価値が向上する中で、採用市場は激化する一方です。

そんな中で新しい採用手法がどんどん生まれています。


中途採用市場における代表的な採用手法

中途採用市場における採用手法として、ざっと思いつくだけでも以下の8つが思い浮かびます。


・ハローワーク

・オウンドメディア

・求人検索エンジン

・転職サイト/転職フェア

・人材紹介/派遣

・ダイレクトリクルーティング

・スカウトサービス

・ソーシャルリクルーティング


人事の方はこれらを駆使して採用を成功に導いています。

今回ご紹介するのは上記にない新たな採用手法である「スクラム採用」をご紹介致します。


スクラム採用とは


「採用活動を経営陣と人事に閉じたものではなく、現場社員を巻き込んだ形で行うことで、最大の成果を創出していく採用手法」です。
採用活動において採用担当の人事・経営者だけが主体者ではなく、現場社員も主体者であることが「スクラム採用」の最大の特徴です。

※「スクラム採用」という名称は株式会社HERPが商標登録しています。

一般的には各現場から「こんな人が欲しい」と人事に対してオファーすることが多いと思いますが、スクラム採用では、現場で働く人が欲しい人材像の人に入ってもらうにはどうしたら良いのか考え、採用手法なども選定する形です。



スクラム採用のメリット・デメリット

メリット

・現場の課題にマッチした人材獲得ができる

現場での業務や課題感を理解している社員が採用活動を行うことで、確実に課題にマッチした人材が獲得できます。

皆さんも一度は経験したことがあると思いますが、新しく入ってきた人材が求めていた人材と違うというのは誰も幸せにならない最悪な状況です。

人事が現場での業務や課題感を全て把握するのは困難であるため、上記のような人材のミスマッチが起きてしまいますが、スクラム採用ではこの業務でのミスマッチを限りなく最小限に抑えることができます。


・既存社員のエンゲージメントの向上

採用担当は「会社の中で一番会社が好きな人」が向いている職種だと思っています。

そして会社の魅力を知るきっかけが一番多いのが採用担当だと思っています。

採用活動には自社の魅力を語れなくては話になりません。そのため必然と「自社の魅力は何か」を考えるようになります。

また採用した人材に対して愛着や責任感を感じるため、人材育成に対する意識を醸成することができます。


・採用担当者の負荷軽減

うまく運用できれば大幅に採用効率を上げることができます。

各現場の方が採用活動を行うため、単純に採用実務の量が減少、または今までの手法を継続しながら新たな採用手法を導入できるため採用担当としてはコストを抑えながら追加できる採用手法です。

また、ミスマッチのない採用をすることで離職率の減少が見込めるため、採用母数を減らすことができ、負荷軽減に繋がります。

ジョブ型雇用とも言われる専門性を持った社員を採用する際や、社内で限定的なポジションの人を採用したい場合に有効な手法です。


デメリット

・現場従業員の業務負荷が増大

通常人事が行う活動を各現場で行うため必然と業務負荷が増えます。採用活動をしたことがないスタッフにとっては初めての業務を推進することとなり、確実に時間がかかります。


・採用への意識醸成が困難

上記の似ていますが、これまで行っている業務に追加して採用活動が入るため、積極的に取り組んでくれる方は少ないです。

また本来各現場が果たすべき目標やKPIに直結しにくい採用活動は煙たがられてしまう可能性がとても高いです。

スクラム採用を実施する際は全社をあげて採用活動を行うという意識をしっかり醸成してからでないとほぼ間違いなく失敗します。


・人事と現場で共倒れする恐れ

上記で現場の業務負荷が増えるということに触れましたが、正しく運用できなければ、人事も管理コストが増えて、業務が増えるという悪循環が生まれます。

採用活動自体は各現場に依存する形ですが、各現場が採用成功できるように導いて上げるのが人事の役目です。

人事がスクラム採用全体をマネジメントしていくという意識が重要です。


スクラム採用を成功させるには

ここまでで必要な要素についてもご説明してきましたが、結局のところ、従業員の主体性を生み出す仕組み・環境が最も重要です。

会社を好きになってもらい、会社のために何かしたいと思えるウェルビーイングな環境があればスクラム採用だけでなく、採用活動全般の成功はすぐ近くにあります。

会社を好きになってもらうには、まず会社が従業員に対して何かしてあげることが大事です。

賞与の増額や休暇日数の増加、福利厚生の充実など、従業員のことを考えて何か行動することで会社の姿勢が従業員に伝わります

会社を好きになってもらうきっかけを待つのではなく、作りに行くことが採用成功の近道です。


その従業員に対してできることとして、家事代行のベアーズが提供する福利厚生制度「ウェルビーイング」プランがあります。

家事代行サービスは、誰もが生活する上で関わる家事をアウトソーシングすることで、家事時間の削減と家事ストレスからの解放が期待できます。

そのような家事代行の利用を企業がサポートできる仕組みが福利厚生制度「ウェルビーイング」プランです。

企業がベアーズの家事代行やキッズシッター・ベビーシッターなどのサービスの利用料金の一部、または全額を負担することで、サービス利用を促進し、従業員のエンゲージメントを高めたり、生産性の向上など、企業と従業員の関係性を良好に保つ役割を果たします。

採用成功を目指す上で、まずは環境整備から御検討ください。


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