娘との約束を果たしに
娘が15歳-19歳を学び暮らしたキャンパスと
寮の部屋にわたしは初めて行った
卒業式前夜
バラエティーショーというのが
繰り広げられていた
その合間にようやく到着…日本の自宅を出てから
17時間くらいが経っていたが
嬉しい気持ちが先立ち全く疲れを感じない
講堂では
有志の学生たちがステージ上で歌を歌ったり
芸を披露したり、、、
それを全校生徒たちが屈託無い純粋な目で見て
ともに歌い、肩を抱き合い
スタンディングオベーション!
真夜中まで続く賑わいの合間に
外で花火が上がった
一部と二部の間の休憩で
ホットドッグを片手に🌭
みんなが夜空を見上げている
年度の始まりと終わりに
先生たちが準備してくれるこの打ち上げ花火は
これまでこの学校に関わった
全ての子どもたちの心に
その時々の思い出を刻んでくれて来たのだろう
冷んやりした芝生の香りを感じながら
学生たちの踊る声、満点の星空のもと
娘と手をつなぎながら見上げた花火は
わたしの人生の中で最も眩しかった‼
バラエティーショーの会場で
花火が上がる庭で
行き交う何十人もの友だちや先生方に
『she is my mother !
she is my mother !』
と、嬉しそうにわたしの手を引き歩き
紹介してくれた
この『she is my mother 』のサウンドと
娘のその時の無邪気な笑顔は
花火とともにわたしの一生の宝物となり
そして
わたしの人生後半戦への
娘からの力強いエールに聞こえる
ウォータープルーフのマスカラとアイライナー
ハンカチとティッシュは2倍持って
さぁ、今日はこれから娘の卒業式!
これまで私たち母娘を
あたたかく見守ってくれた全ての皆さま、そして
神さま、仏様、ご先祖様に感謝です
2018/06/16 5:15am
宿泊しているホテルのベッドで
『she is my mother 』というサウンドが
心に響き目が覚めた
わたしの”今ここ”の
優しい気持ちを書き留めておきたい