ソフトバンクグループ 女性コミュニティ 春うらら【その2】

対談
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ワークライフバランスインタビュー

女性コミュニティ 春うらら

「”働き心地の良さ”は自分たちの手でつくるもの」

第13回

ソフトバンクグループ
女性コミュニティ 春うらら

働く女性へのメッセージ ~自分自身の生き方に信念を持つ~

高橋
働く女性にメッセージをお願いいたします。
萩原
自分自身の生き方って、自分で決められるものだと私は思っています。それを意識し、思い描きながら歩んでいける女性が、ソフトバンク内でも、世の中でも増えていってほしいと思います。
女性の人生って「夫が望むからこうしなくちゃ」とか、「子どもが生まれたからこうしなくちゃ」など、無意識の方程式のようなものが女性自身の心の中にあり、“自分がどう生きたいか”を男性の場合よりも意識しないと“当たり前の方程式”にはまった生き方になってしまう傾向があるような気がしますので・・・。
高橋
いわゆる世間のあたりまえに、右往左往したり、一喜一憂するのではなく、自分で歩むべき道は、自分で選べばそのとおりになる。つまり、「人生の方程式は自分で形成する」ということですね。
菊池さんからもお願いいたします。
菊池
私は双子を育てながら働いていますが、近所では働いていないお母さんが多くて・・・。近くの小学校は半分くらいが専業主婦みたいです。
子どもに『どうしてお母さんは働いているの?早く(保育園に)迎えに来て。』と言われるのですが、そんなときは働いている理由をきちんと説明するようにしています。子どものために、そして自分のために働いているので、そこに後ろめたい気持ちは無いですし、信念を持って進んでいます。“自己確立をするために働く”。そんな親の姿を見て、子も自己確立し育っていくのではないでしょうか。
高橋
では次に、ハッピーバランスの秘訣をお伺いします。
播口さんのハッピーバランスはどんなことですか。
播口
そうですね。私の基準は家族が元気でいること。
その中で特に大事にしているのは、家族の食です。自分で有機野菜を選び、家族のために料理をするのは譲れません。
仕事や趣味や家事・・・必ずどこかで整理しないとパンクしてしまうから、軸となるものを、私の場合はそれが家族の食なのですが、一生懸命大事にし、他のことをリセットすることで整理をしています。
高橋
心の整理って、モノと同じですっぱり捨てられないこともありますので、できるようでなかなかできないものですよね。
播口
とはいっても仕事もあり、家事の時間は自然と限られます。私は料理の時間を作るために、掃除をベアーズさんに依頼しています。洗剤も私が好きな天然ものを使ってくれるので、安心です。料理も大切ですがやっぱり空間がいつもきれいだと、気分も良くなるし、家族みんな幸せな気持ちになります。
高橋
女性コミュニティ 春うらら優先順位を明確にして、苦手なところはお願いするということですね。ご家族が元気でいることが大事ってとてもステキですね。 ありがとうございます。
では、萩原さんからもハッピーバランスの秘訣を教えていただけますか?
萩原
家族など、自分にとって大切な人とコミュニケーションすることで、気持ちをお互いに癒しあうことですね。
とはいっても、忙しく働いているとじっくり会話する時間はあまり無いので、携帯電話のメールを活用しています。夫や両親と、日常のちょっとしたことについて、絵文字も使ってほのぼのとしたメールのやり取りを毎日しています。

今後の展望 ~みんなを、日本中を巻き込みたい!~

高橋
今後の「春うらら」の活動についてお聞かせください。
菊池
「春うらら」に集まるいい情報を、女性社員だけではなく、男性社員にも共有したいですね。たとえば、奥さんが妊娠・出産したときの気持ちや、会社との折り合いの付け方など、会社のランチタイムで知る事ができるのは、この会社の長所の1つだと思いますので。
播口
これからもっともっとワーキングマザーは増えていきます。そんな中、子どもとのコミュニケーションのあり方や、関係の構築方法は、女性にとって重要なテーマになっていくと思います。皆が少しでもいい子育てができるよう、相談できる体制を整え、また私も役に立てるよう自分の経験を伝えていきたいと思います。
萩原
春うららに参加する女性社員の数はクチコミで徐々に広がって、毎月配信しているメールニュースの登録者数は現在550人ほどになりました。約4,000人いるソフトバンクグループの女性社員の10%程度でしかありません。もっともっと女性の横のつながりを広げていきたいです。
男性社員から『妻を参加させたい』という声も頂きます。10年後にはきっと、ソフトバンクグループの中だけに留まっているのではなくて、日本中の働く女性がつながったコミュニティになっているでしょうね!
高橋
いいですね。ベアーズの運営するワーキングマザーのアナログコミュニティ“Dear Tomorrow”と共に、全国ネットワークで何か考えましょう!
本日は楽しいお話ありがとうございました。
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