花粉を衣類に付けない、持ち込まない、簡単にできる対策とは?

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衣類にできる花粉対策について紹介します。花粉が舞う季節には、花粉症対策として花粉を寄せ付けない環境づくりが必要となります。花粉はなぜ付着しやすいのか、原因に注目して、付着しにくくする方法や外出先から室内に持ち込まない、入れないようにするポイントを探してみました。

花粉が衣類に付くのはなぜ?

花粉の季節には、衣類や持ちものなどに花粉が付着するのは仕方ないこと、そう思っていませんか?ところが、衣類の種類などによっては花粉の量に違いあり、花粉が付着する原因を押さえておくと、対策も立てやすくなります。もちろん、花粉が多く舞っているため、完全に予防することは難しいものですが、正しい知識を元に対策を練ることでいつもより快適に過ごすことができるのです。

花粉が付くのは静電気のせい

花粉が衣類に付く原因の1つは、静電気です。衣類同士や衣類と持ちものなどで摩擦が起こると、それによって静電気が発生します。静電気は花粉を吸い寄せて、付着量を増やします。特に静電気が起こりやすいウール素材や、摩擦の起こりやすい体の部分で、付着する花粉が多くなります。

花粉が付くのは繊維の凹凸のせい

花粉が衣類に付く原因の1つには繊維の凹凸も関係しています。簡単に言えば、ふわふわザラザラの素材は、ツルツルの素材よりも花粉が付きやすく落ちにくいということです。ウールの上着やセーターなどは、生地の表面の凹凸の中に花粉が入り込み、落とすのも難しくなります。反対にポリエステルやナイロンなどは表面がツルツルで花粉がつきにくく、落としやすいものです。

衣類に花粉を付着しにくくする対策は?

花粉が飛散するシーズンには、花粉をできるだけ寄せ付けないようにしたいものです。花粉症の人はもちろんのこと、そうでない人も花粉を寄せ付けないことで家の中に持ち込む花粉の量を減らして、家族を花粉から守ることができます。

静電気防止スプレーで対策を

衣類に吹き付けるだけで静電気を防ぐことができる静電気防止スプレーを使うことで、衣類に花粉を寄せ付けにくくできます。バッグとの間や脇、股の間、裾などの摩擦で静電気が起こりやすい部分を中心に行いましょう。女性のスカートは裏もスプレーすると安心です。

柔軟剤で静電気対策を

お洗濯の仕上げに使う柔軟剤には、衣類をふんわりと柔らかく仕上げる他に、静電気防止効果も期待できます。洗える衣類は、お洗濯の際に柔軟剤で仕上げて、静電気を予防しましょう。

洗濯できる衣類には柔軟剤を使用しましょう。柔軟剤には静電気の発生を防ぎ、花粉の付着を抑える効果があります

出典 : 静電気防止でカンタン花粉対策!|ライオン

木綿とツルツルの生地で花粉予防

花粉が付着しやすいもこもこふわふわ、ザラザラの質感の衣類は避けて、できるだけツルツルの生地で過ごすのも大切です。また、木綿はウールよりも静電気を帯びにくい素材となります。ウールコートよりもトレンチコートやダウンジャケット、セーターよりもトレーナーやシャツ、コーデュロイパンツよりもチノパンがオススメです。

ただし、ダウンジャケットはファー付きのフードを外して着用しましょう。ファーもフードも、花粉が溜まりやすい部分です。流行のモッズコートもできるだけファーフードのないものを選びます。裏地にボアが付いているものも避けましょう。

外出先から室内に持ち込まない対策は?

外出すれば、多少の花粉が付いてしまうのは仕方のないことです。しかし、それをそのまま持ち込んでしまうと、お部屋の中が花粉だらけになってしまいます。

玄関先で衣類を払う

帰宅したら、まずは玄関に入る前に体の花粉を払い落としましょう。玄関を入ってからでなく、玄関手前で払うことによって、家の中に花粉を持ち込みにくくします。花粉がつきやすい摩擦の多い部分や、地面から舞い上がる花粉が付着する下半身などを集中的に払いましょう。

外出着は居室内に持ち込まない

玄関先で花粉を払った場合でも、念には念を入れて、コートや帽子などの外出着は玄関のコート掛けなどに置くようにするとさらに安心です。

たっぷりと花粉のついていたコートや帽子は玄関に置き、室内に花粉を持ち込まないようにしましょう

出典 : 玄関でストップ!服に花粉がつきにくくなる方法|ココカラクラブ

衣類だけでなく顔や手、髪の毛の花粉にも注意を

外出した際には、衣類だけでなく肌や髪にも花粉が付いています。衣類を払った後は、手洗いや洗顔、入浴などで花粉を早めに落としておきましょう。

まとめ:衣類の花粉対策で室内を快適に

花粉は外出時に着ていた衣類に付いて、室内に持ち込まれます。花粉対策を行うなら、衣類から始めましょう。素材選びや静電気防止対策などを行うことで、衣類に付く花粉の量を抑えられます。また、外出時に付いた花粉を家の中に持ち込まない対策も必要です。

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