リビングで見落としがちなお掃除箇所を簡単にキレイにする方法は?

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軍手ぞうきんを使った、ワンランク上の活用術とは?

リビングは物が多い上に細かな部分もあり、しっかり掃除しているつもりでも四隅など汚れを見落としがち。いつの間にか「まあ、いいや」と諦めてしまう人もいるでしょう。そんな人にぴったりな掃除アイテムが「軍手ぞうきん」! 手も汚さず、手指の感覚を使って細かい部分まできれいにできる優れものですよ。

そもそも「軍手ぞうきん」って何?

「軍手ぞうきん」は、家事研究家であり、家事代行やハウスクリーニングに従事している高橋ゆきさんが愛用しているお掃除便利グッズのひとつです。
まさにお掃除や家事のプロ!といえる人も使っている便利グッズですから、使い勝手に期待できますね。

「軍手ぞうきん」とは、その名前の通り、軍手をぞうきんとして使う方法です。
まず素手にゴム手袋をはめて、その上に軍手をするだけで「軍手ぞうきん」が完成。
後は汚れが気になっている部分を、軍手ぞうきんをはめた手で撫でて掃除するだけ。

軍手の粗めの生地が汚れを落としやすくしてくれます。
乾拭きや水ぶき、洗剤付きなど、使い分ければ、ホコリ汚れも油汚れも、あらゆる汚れに対応可能です。

■細かい部分の掃除にピッタリ

軍手ぞうきんの良いところは、手指の感覚で細かな箇所まで掃除出来る点です。
普通のぞうきんによる掃除でも、ある程度は細かい部分もキレイに出来ますが、ぞうきんを持って行わなければならず、細い溝や形が複雑なものでは汚れを落としきれないこともあります。軍手ぞうきんなら、手にぞうきんを持つ必要もなく、細かな指先の動きをそのまま反映できるので、狭く複雑な箇所でも柔軟に掃除できますね。
高い場所や不安定な部分の掃除でも、ぞうきんが手から離れないのも便利です。

■指先や手のひらを使って柔軟に汚れ落とし

軍手ぞうきんでは、手指だけでなく、手のあらゆるパーツ部分を活用して掃除できるのもポイントです!
指先を使うと細かな隙間やデコボコの多い箇所、小さい箇所も掃除しやすくなります。
また、少し大きな箇所や長い部分などは手のひらや手全体を使って握り、撫でて回すように掃除できます。
見えない部分も手指の感触で汚れを落としていくことが可能です。

■使い古しの軍手で心置きなく汚れ落とし

軍手ぞうきんとして使うなら、軍手は使い古しのもので十分です。汚れをめいっぱい拭き取ったら、最後にゴミとして捨ててしまえば、ぞうきん洗いの手間を省けます。
どうせ捨ててしまうものなので、心置きなく掃除できますし、何度か使った軍手の再利用としてエコです。

リビングで「軍手ぞうきん」を使いたい掃除箇所は?

「軍手ぞうきん」は、細かな部分も掃除できるので、小物類やいろいろな形の家具が置かれているリビングルームの掃除にもピッタリです。

「軍手ぞうきん」を使うのに適した掃除箇所は、カーテンレール、リモコン、スイッチプレートなど。細かい部分が多くて汚れを見落としがち・見逃しがちだったアイテムをくまなくキレイにしてみましょう!

■カーテンレールやコード類など、細い箇所もラクラク!

カーテンレールや鴨居(かもい)、サッシなど、長くて細い部分を掃除するのに軍手ぞうきんはとっても優秀です。
軍手をはめた手を、掃除したい部分に沿わせて撫でるだけでホコリをサッと拭き取れます。カーテンレールや鴨居は高い場所にあって見えにくいものですが、手の感触でホコリのザラザラやキレイになった時のツルツル感を判断すれば掃除を終えるタイミングも分かりますね。

また、コード類も軍手をした手で握って拭くだけでキレイになります。

■リモコンやスイッチプレートなど、デコボコ箇所もラクラク!

テレビリモコンやスイッチプレートなどもリビングには多く、小さいけれど汚れが気になるものです。
スイッチボタンのスキマなどの小さいデコボコの間に汚れがたまります。
水洗いも難しく、汚れを見て見ぬふりしている人もいますが、軍手ぞうきんで指先を使えば小さな凹凸に入り込んだ汚れを簡単にかき出すことが可能です。

特にサッシの掃除や隙間の掃除などぞうきんが入り込めない部分の掃除に関しては、軍手をぞうきん代わりに使用するほうが圧倒的に汚れを落としやすくなります。

出典 : 軍手をぞうきん代わりにして楽々拭き掃除をしよう!|ヘルメット専門店まもる君

■細かいものも手に取って撫で掃除するだけ!

リビングルームには、生活には必要ないグッズも多いものです。フォトフレームや置物類、造花や壁飾りなどのインテリアは、買ってきたばかりにはキレイですが、すぐにホコリが積もっていきます。そういった小物類も軍手ぞうきんなら、サッと手に取って撫でるだけで掃除が完了します。

軍手ぞうきんを使った、ワンランク上の活用術とは?

軍手ぞうきんを快適に使いこなすための活用術を紹介します。軍手をぞうきん代わりにするだけでも、これまで行き届かなかった部分や見落としがちな部分までしっかり掃除できますが、さらに工夫をして快適に軍手ぞうきんを使ってみましょう。

■左右の軍手を用途別に活用してみて

軍手ぞうきんは、普通のぞうきんとは違い、一度に両手にはめることで2種類の用途に使用することもできます。左右の軍手をそれぞれ違う用途で使えば、掃除の手間も省けて時間短縮が可能となるでしょう。

例えば「右手は乾拭き」「左手は水拭き」用にしておけば、拭き掃除の2ステップを同時にこなせます。
右手の軍手だけ濡らさず、左手だけを水で絞っておくだけと、準備も簡単です。

また、片方の軍手に洗剤をスプレーしておき、反対の軍手を水ぶきにしておけば、洗剤で頑固な汚れを落としながら水でふき取っていけます。家具や小物などに洗剤を長時間付けっぱなしにせずに済むので、家具の傷みを気にせず掃除できますし、幼い子が洗剤のついた部分を触ったり舐めたりするリスクも減らせます。

■ゴム手袋と軍手の二重履きだから快適!

軍手ぞうきんは、軍手一枚だけでももちろんOKですが、内側にゴム手袋をして二重で使う方がずっと快適です。内側にゴム手袋をしておけば、洗剤や水分がしみ込んでも手指が汚れなくて済みます。水分や洗剤による手荒れリスクも防げます。
ゴム手袋をした上から軍手を装着するだけで簡単に快適な掃除スタイルの出来上がりです。ゴム手袋はジャストサイズのものを使い、洗剤や水が垂れないように口の部分を折り返しておくと良いでしょう。

まとめ:軍手ぞうきんを使いこなしてリビングを隅々までスッキリキレイ!

軍手は庭仕事やDIYなどに手指を守るために使うだけでなく、面倒な掃除を簡単で快適にするためにも活用できます。

軍手ぞうきんは細かいものが多いリビング掃除に最適です。見落としがちだった高い部分や普通のぞうきんでは汚れを落としにくかった部分など、軍手ぞうきんを使って掃除しなおしてみましょう。

手指の細かい動きで、いつも以上に拭き掃除がはかどります。軍手ぞうきんでも落としきれなかった汚れは、ハウスクリーニングにお願いすることも有効です。
1度本格的に汚れを落としておくと、その後の普段の掃除がぐっと楽になります。

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