キッチンの換気扇、どれくらいの頻度での掃除が正解? 簡単なやり方は?

換気扇掃除


キッチンの換気扇、どれくらいの頻度での掃除が正解?

キッチンは、家のなかでも汚れがたまりやすい場所のひとつ。特に、目につきにくい「換気扇」は、つい掃除を忘れてしまうところでもあります。

今回は、この「キッチンの換気扇」の掃除に焦点をあててお話をしていきます。

キッチンの換気扇、掃除の頻度はどれくらい?

まずは、「そもそもキッチンの換気扇はどれくらいの頻度で掃除をすればいいのか」ということについて見ていきましょう。

これは、株式会社日本リサーチセンターが出した、「日本リサーチセンター・NOS自主調査 家の掃除についての調査」(http://www.nrc.co.jp/report/pdf/131226.pdf)が参考になります。

この統計結果では、「キッチンの換気扇の掃除をする頻度は、年に1~2回」と答えた層が24パーセントです。次いで、「年に3~4回」が16パーセント、「月に1~2回」が14パーセントとなっています。

ただ、理想的なのは、月に1~2回の頻度で掃除をすることだと言われています。

キッチンの換気扇の掃除の方法

キッチンの換気扇は、油汚れに強い、オレンジオイルの入った洗剤や、アルカリ性の洗剤を使って磨き上げていきます。

キッチンの換気扇の形状にもよりますが、ハブラシは細かい汚れをかきだすために使えるので、用意すると便利です。

また、「軍手雑巾」も換気扇掃除に効果的です。「軍手雑巾」は、ゴム手袋の上に布製の手袋を重ねたものです。軍手自体が雑巾の役目を果たしてくれます。

また、キッチンの換気扇ではしばしば強い洗剤を使うことにもなりますが、下にゴム手袋をしておけば、肌を守ることができます。

軍手だけだと洗剤が染みてきますが、ゴム手袋がその洗剤をシャットアウトしてくれるので、手荒れの心配がないのです。

この方法は、キッチンの換気扇の掃除だけではなく、ほかの掃除のときにも役立ちますのでぜひ活用してください。

「自分ではほとんどやらない」人たちはどうしているの?

上のデータでは、「キッチンの換気扇を掃除する頻度」について取り上げました。

ただ、上の数字、年に1~2回以上掃除する人の数が非常に少ないと思いませんか?上の数字を全て足しても、50パーセントをわずかに超えるくらいです。

もちろん、「これよりも短いスパンで掃除おしている」という人や、「そもそも回答をしていない」という人がいたのも事実です。

しかし、40パーセントの人が、「自分ではほとんどやらない」としているのです。

この「ほとんどやらない」という答えがどのような意味であるかはわかりません。単純に、「ほかの家族がやってくれている」というだけかもしれません。

ただ、なかには、ハウスクリーニングなどのサービスを利用している人もいるのではないでしょうか。

換気扇は高い所の作業で、がんこな油汚れを落とすために強い洗剤を使うことがあり、液だれがあると目に入るなど危険なことがあります。

また、ファンの中まで油がついていると分解しないと汚れを取り切れないので、プロに任せてしまう、という人も多いようです。

まとめ

キッチンの換気扇の掃除の頻度は年に1~2回程度ですが、理想的なのは週に1~2回。軍手雑巾などを使って掃除をすれば、肌が傷つくリスクを避けながら効率よく掃除できます。

ただ、「キッチンの換気扇の掃除」においては、ハウスクリーニングなどの手段を頼むことを検討してもよいでしょう。

「掃除」に特化したハウスクリーニング業者の場合、自分で処理するのが難しい油汚れなどもきれいに除去してくれます。

「食べ物を扱うところだからこそ、換気扇もきれいな状態に保っておきたい」と考える人は、この種の家事代行サービスを利用することをおすすめします。

また、「月に1~2回程度は掃除をするが、1年に1回程度はプロの手で掃除をしてもらいたい」というように、臨機応変に選び分けることも可能です。

Related -関連記事-

Pick Up -ピックアップ-

ページ上部へ戻る