カーペットに付着した花粉を上手に掃除する方法とは?

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春は暖かい日が増えてうれしい反面、花粉症の人にはとってもつらい季節。ちゃんと掃除しているつもりでも、いつの間にか室内のカーペットにまで花粉が付着しているなんてこともありえます。「ダストポケット効果」があると言われるカーペットやラグですが、上手に花粉を掃除するコツをチェックして快適なお部屋にしませんか?

そもそも花粉症とは?4人に1人の国民病!?

今や国民病といわれる花粉症ですが、現在日本人の約25%(4人に1人)もの人が罹っていると言われています。花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす病気。「季節性アレルギー鼻炎」とも呼ばれることがありますね。

一方、1年中鼻炎に悩まされている人は、「通年性アレルギー性鼻炎」と呼ばれ、ダニやハウスダスト、ペットの毛が主な原因でアレルギー症状が現れるとされています。

日本の花粉の特徴とは?

日本の代表的なスギ花粉は、一粒20~30μm(マイクロメートル)※という、とても小さなサイズと言われています。もちろん肉眼では確認することは難しいですが、「塵も積もれば山となる」でしょうか、大量に集まると私たちが想像するような黄色い粉になります。

昔は、「花粉症の人ってこんなに多かったかな?」なんて疑問に思う人もいるかもしれません。それもそのはず、なんと、1960年代から2000年代までのわずか40年程で花粉症を患っている人は激増したそうなんです。

そもそも、日本の森林率は約7割とされ、世界でもトップクラスですね。その中で面積の大部分を占めるのがスギで、実に国土の約2割に達するそうです。

もともとスギは育てやすく、成長も早いので、戦争で荒れ果てた山を森に戻し、復興に向けた木材需要にも応えようと、1960年代頃から急速に植林を進めてきたそうです。その結果、それらの木々が50年以上を経たいま、収穫期に入り多くの花粉を放出していると言われています。

また、大気汚染や食環境の変化、住宅環境などの変化も要因のひとつではないかと言われています。

※μm(マイクロメートル): 1mmの千分の一、つまり0.001mm。

そんな花粉が飛び交っているところから帰宅したのでは、いくら気をつけているとはいえ、家の中に花粉を持ちこんでしまいますよね・・・。花粉を持ち込みたくはないですが、服や髪の毛についた花粉はゼロにはできませんよね。

また、普段の掃除の際ドアや窓を開けるなど空気の入れ替えで入ってくる可能性もあります。

そういった花粉が部屋に入った場合、どう対処すればよいのでしょうか?

カーペットやラグで花粉症対策ってどういうこと?

アレルギー反応を防ぐための対策、それはアレルゲンである花粉を吸いこまないことが大切です。

家の中でできるおすすめの方法はカーペットやラグを敷くことです。

「えっ!?」と思いますよね。
カーペットやラグを敷くと、そこに花粉が溜まり、それを吸い込んでしまって花粉症が悪化するのでは?と不安になるのが普通だと思います。

しかし、先ほど述べたように花粉を吸いこまないことが花粉症対策につながるので、あえてカーペットやラグに吸着させ、舞い上がらせなければよいという方法もあるのです!

実は、カーペットやラグには、花粉やハウスダストなどの舞い上がりを抑制する「ダストポケット効果」があると言われています。ご存じでしたか?
吸着した花粉をきれいに取り除くことができれば、快適な時間に変えられそうですよね。

ちなみに、フローリングの床は簡単に水拭きなどができるので、「お掃除が簡単」と思われている人も多いと思います。

ただ、花粉やハウスダストなどの小さなものは軽いので空中に舞い上がりやすいという特徴があります。フローリングの床の上を歩くだけで、空中にたくさんの花粉やハウスダストなどが舞い上がり、30分~1時間かけて、床面に落ちて行くそうです。

ですから、花粉対策の掃除は、「花粉を舞い上がらせない」が鉄則ことを重視するのがおすすめです!

掃除で大切なのはやっぱり順序

普段の掃除は、掃除機後、水拭きをされているという人が大半だと思いますが、比重の軽い花粉は、掃除機の排気によって部屋中に舞い上がってしまう可能性も考えられます。

そのため、まずは水拭きをしてある程度花粉を取り除いてから、掃除機をかけることが重要と言えます。

この後は、実際にカーペットやラグに付着した花粉の掃除方法についてご紹介します。

カーペットやラグに付着した花粉の掃除方法のコツ

カーペットやラグは、先にご紹介した「ダストポケット効果」により、花粉が中の方まで沈み込んでいる場合があります。

ここですぐに掃除機をかけてしまうと、余計に舞い上がらせてしまい、花粉を取り除きにくくしてしまうかも知れません。

まずは、いわゆる「コロコロ」などの粘着テープで表面の花粉を取り除いてから、掃除機をかけるのがベストです。
掃除機は、ヘッドをしっかり床面に密着させ、念入りに行ってみましょう。縦方向と横方向に2回ずつかけると、毛足の奥の方までしっかりと花粉を吸い取りやすくなります。その後は、掃除機をかけた時に舞い上がった花粉がゆっくりと落ちてきた頃を見計らって、再度「コロコロ」など粘着テープで花粉をキャッチするとよいでしょう。

空気中の花粉を取り除くことは難しいですが、加湿器で室内の湿度を高くし、花粉の比重を重くすることで、舞い上がりを抑えることも大切です。

ここで提案です。

・ 花粉が気になって仕方がない人
・ 小さなお子さまがいる家庭
・ 毎日仕事や家事が忙しくて、掃除したいのに思うように掃除できない人
・ 毎日できる範囲で掃除はしているが、たまには徹底的に清潔にするためにプロに頼んでみたい人

そんな人は、時々はプロのハウスクリーニングを試してみることをおすすめします。

季節の変わり目は、プロのハウスクリーニングに頼むよい機会

最近では、小さなお子さまでも花粉症になっているんだそうです。念入りに掃除したつもりでも、普段の掃除では限界がありますよね。

そこでおすすめなのが、ハウスクリーリングです。「お掃除のプロ」が、ご自宅を徹底的にきれいにしてくれるでしょう。汚れの程度や状況を確認し、家具の移動・養生をした上で、プロならではの掃除機がけを行い、シミや汚れに対応してくれるでしょう。

たとえば、水、洗剤を高圧噴射し、汚れをひきだし浮かして、強力吸引。洗浄後は、扇風機で乾燥させ、汚れ確認後、家具を元通りに戻すなどの方法があるようです。

花粉も汚れもすっきりすれば、きっと気分まで爽快に変わるはずです。

まとめ

花粉は、舞い上がらせないことが大切です。カーペットやラグに付着した花粉は、コロコロなどの粘着テープで取り除いてから、念入りに掃除機をかけ、少し時間をおいてから、再度コロコロなどの粘着テープで取り除きましょう。

また、天気や状況に合わせて加湿器や空気清浄機をうまく活用するなどして、できる限り空気中に漂わせないように気を付けることがポイントとなります。花粉シーズンはまだまだ続きますが、うまく付き合って、コツを押さえた掃除方法を実践して、つらい季節も乗り切ってくださいね。

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