【忙しいあなた必見】自分でも家事ができるのに家事代行を頼むのはどういう人?
マンガコラム
更新日:2021.03.05

家事は無理をすれば多少体調が悪かったり疲れていても自分でできなくはないこと、家事代行を頼むなんて贅沢だ、と思っていませんか?
家事が苦手だったりできなかったりすれば家事代行を頼んでも納得ですが、自分で家事ができるのに、家事代行を使っている人もいます。
目次
家事の時間を自分の時間に

総務省の「社会生活基本調査」(2016年)によれば、共働き夫婦が担う家事(炊事、洗濯、掃除)の平均時間(1日)は夫が14分、妻が180分。実に約13倍の開きがあります。家事関連時間(家事に加え、介護、看護、育児、買い物を含む)は夫が39分、妻が258分で約7倍差でした。
https://president.jp/articles/-/25498
1日のうち3時間。この家事の時間を自分の時間として使えるようになったら、何をしますか?
仕事のために勉強をしてスキルアップしたり、習い事で新しい力を身に付けたり、友人や家族との団らんの時間にしてもいいかもしれません。
家事をして、家族のことを考えて思いやりを育てるのも、自分にしかできない大切な時間です。
例えば食事を用意するのも、家族を思いやる心や季節感を感じる豊かな感性が磨かれたり、料理のスキルアップにもなりますよね。
でも、家族への思いやりを表す手段は他にもあるし、必要なだけの料理スキルは十分身についたし、なにより他にも自分を磨くためにやりたいことがある!となると、料理をはじめ、家事を毎日続けるのは、ちょっと時間がもったいない、と感じてしまうかもしれません。
そんな人は自分で家事ができたとしても、家事代行を利用して、自分のやりたいことに挑戦することがあるようです。
あるワーママは、料理の野菜のカット作業を家事代行にお願いして、調理は自分でしているそうです。野菜のカットは自分じゃなくてもできる家事。家族の好みの味付けは、自分でないとできない家事として分けて考えています。
また、水回りの掃除はお願いして、子どもの就寝前の絵本の読み聞かせは自分でするようにしているといいます。
家事をやらなければいけないというストレスが減り、大好きな仕事に集中できる時間も増やすことができたそうです。
このように、「自分にしかできないこと」に時間が使えるように、「自分じゃなくてもできる家事」をアウトソースしているのです。
暮らしを大切にしている人ほど家事代行を使っている?
家事ができない人が頼むんでしょ、思われがちな家事代行。
しかし家事代行を頼む人が家事をできないかというとそんなことはない、と感じている家事代行スタッフは多いようです。
あるスタッフの話です。 仕事を始めて間もないころに、「掃除も、洗濯も、料理こだわりがあって、自分でも完璧にできるみたいなのに、どうして家事代行を頼むのだろう」と感じるお客様に出会うことがありました。
初めは疑問だらけでしたが、お客様の人柄に触れるうちに「前向きで新しいことに挑戦をしたいから、外注できる家事はサービスを利用して時間を有効に使っている」「自分で家事をやらなくても家族を想う気持ちは強い、むしろ家族想いだからこそ家事代行を頼んで家族が過ごしやすいようにしている」ことに気づきました。
自分で家事ができないから家事代行を頼むわけではなく、「自分にしかできないこと」を優先しても家事を全くやらない状態にはしないために、家事代行を利用している。
よほど暮らしや家事に価値を感じていなければ、お金を払ってまで家事ができている状態にしようとは思わないですよね。
家事の価値を軽んじているから外注しているのではなく、大切にしているからこそこうしたサービスを利用しているようです。
「自分にしかできないこと」を大切に

一つの家事のなかにも、「自分でなきゃ務まらないこと」、「他の家族でも務まること」があると思います。
「自分でなきゃ務まらない家事」は、きっと家族のために自分がやってあげたいこと。大切な人を笑顔にできる、誇りを持ってしていることですよね。
「他の家族でも務まること」を自分だけでやっていると寂しかったり、協力的でない家族にイライラしたり、この時間を自分にしか務まらない家事をする時間にしたい、という気持ちになると思います。
家事代行を頼むというと、まるっと全部任せてしまうイメージがあるかもしれませんが、「自分にしかできないこと」に「家事」があるのであれば、その家事まで任せてしまうことはありません。
自分でなくてもできる家事、「これをしている時間を使って、自分がもっと生き生きと活躍したり、家族をもっと笑顔にするためのことができるのに」と思った家事は家事代行に任せてしまっていい家事、と判断するのもいいかもしれませんね。
もちろん家事をすることも、家族のことを考えたとても大切なこと。
生活の仕方や価値観が多様になるなかで、どんなことが自分にとっての活躍・能力を認められていると感じることなのか、どんなことが家族にとっての思いやりなのか、いままでとは違った考え方をしている人も増えてきています。
無理をしてでも自分の家の家事は自分ですることが美徳であるとも限らない時代だと思います。
自分にしかできないことに時間を使えるように、自分じゃない人でもできることをアウトソースするのは、今ドキの賢い選択かもしれませんね!
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