レンジの掃除で大変な焦げつき……簡単に落とす方法は?

換気扇掃除

焦げ付き簡単に落とす掃除方法

電子レンジやオーブンの掃除で大変なのが、焦げ付いてしまった汚れ。他の汚れは簡単に落とせても、焦げついてしまった部分は頑固でなかなか落ちません。 実はそんな焦げつきには、歯磨き粉を付けた歯ブラシでこするという落とし方が効果的! 歯磨き粉に含まれる「研磨剤」が、レンジ庫内をキレイにしてくれるんです。 この記事では、具体的な掃除方法を、電子レンジの掃除ステップを踏みながらご紹介します。

電子レンジはなぜ焦げる?

いつの間にか頑固な汚れがこびりついている電子レンジ。そもそもなぜ電子レンジやオーブンの庫内が焦げるのでしょうか? その原因は、汚れが高温で温められることにあります。電子レンジを使うのは、料理を温めたり、解凍するとき。料理をターンテーブルに乗せてスイッチを押すと料理が高温になります。温められた料理は、膨張したり油が跳ねたりすることで、ターンテーブルから溢れてしまいます。その汚れを加熱し続けることで焦げになってしまうのです。

一度焦げてしまうと、拭き取るだけではなかなか取れず、掃除も大変に。汚れを放置すると、見た目だけではなく、衛生面もよくありません。加熱効率にも影響するので、早めに焦げを落とし、掃除することが大切です。

電子レンジの掃除をする前には、水や重曹水を加熱すると◎

焦げつきが気になる電子レンジの掃除を行う際には、段階を経て掃除するとより簡単にキレイが叶います!

レンジの焦げ付きを落とすという最終目的に向けて、順番にステップを踏んでいきましょう。

ステップ1 レンジ庫内を温める

まず、電子レンジ内の汚れを落としやすくするためには、庫内を蒸気で高温にすることがおすすめ。水をふくませた布巾でも構いませんが、重曹入りの水をレンジで温めるとより効果的です。

蒸気により、電子レンジの庫内にこびりついた汚れはゆるみやすくなります。水を使用する場合はたっぷりと布巾にふくませることがポイントです。

重曹を使用する場合は、コップ一杯の水に重曹を大さじ一杯ほど溶かします。

汚れの度合いにより2~5分程度加熱してください。

ステップ2 レンジ庫内の汚れを軽く拭きとる

加熱した後、すぐに扉を開けるのではなく、30分~1時間程度放置しておくと、庫内に蒸気が行きわたり、汚れを落としやすくすることができます。その後、火傷に気を付けながら庫内を軽く拭きとってください。

重曹を溶かした水を使用するとよりキレイになるでしょう。

頑固な焦げには、研磨剤の入った歯磨き粉が効果的!

電子レンジの汚れの落とし方をご紹介いたしましたが、ここでいよいよ歯磨き粉の出番です!これでも落ちなかった頑固な焦げつきには、歯磨き粉を付けた歯ブラシを使ってこすり落としましょう。

歯磨き粉は本来口内や歯の健康を保つためのものです。歯の汚れを落としやすくする研磨剤や発泡剤が含まれています。

そのため、焦げ付きを落とすには歯ブラシ単体で使用するよりも、歯磨き粉を併用して使用した方がより効果的に汚れが落とせると言われています。

歯磨き粉は元々お口に入るものなので、食品を加熱するための電子レンジに使用しても安全とも言えます。

また、歯磨き粉には歯磨きの後気分をリフレッシュさせるために香料が含まれているものが多くあります。

歯磨き粉の定番と言えばミントの香りですが、このミントの香りが電子レンジのニオイを消臭してくれる効果も期待できます。ミントの香りが苦手、という人は香料のない歯磨き粉を使って掃除しても良さそうです。

掃除を行った後は、最後に乾いた布巾で拭き掃除をして、水分を拭き取りましょう。残った水分は、またカビを発生させてしまう恐れがあるからです。

電子レンジの焦げつきは発火事故につながる恐れも……

電子レンジの庫内にこびりついた焦げは、長期間放置しておくと炭化してしまいます。発火や発煙などの事故につながる恐れがあるため大変危険です。

電子レンジは電磁波を使って食品を温めるものです。庫内の出力部分に汚れや焦げが付着していると、事故のリスクが高まると言われています。

こまめに掃除をすることはもちろんですが、正しい使用方法を守り、庫内に汚れや焦げが付着しすぎないように気を付けましょう。

たとえば、秋から冬にかけて食べたくなる焼き芋。焼き芋を自宅で作るため、さつまいもを裸のまま電子レンジで加熱……は絶対にやめましょう。

過去に、さつまいもが原因で火事になってしまったケースもあるくらい、電子レンジにはご法度な食品だといわれています。さつまいもは水分が少ないため、長時間の加熱により焦げやすい性質があるのです。

焦げるだけならともかく、発火事故に発展する可能性が非常に高いため、さつまいもに限らず「焦げ臭い」と感じたら、すぐに電子レンジを止めます。

電子レンジの掃除グッズ

電子レンジの掃除には、重曹水を温めて、その蒸気で汚れを浮かせる落とし方がおすすめです。それでも汚れが取れないときには、市販のメラミンスポンジやクエン酸を使いましょう。重曹水で汚れを浮かせたあとにメラミンスポンジを使うと汚れをこすり落とせます。それでも落ちない場合は、クエン酸を水で薄めて拭くと汚れが落ちやすくなります。

重曹以外で掃除したい場合は、同じような働きのあるセスキ炭酸ソーダを使う方法もあります。また、レモンと水を入れた容器を電子レンジやオーブンで温めて掃除する方法も効果的です。レモンに含まれるリモネンという成分には油汚れを落とす役割があり、掃除をしたあとも庫内がレモンのさわやかな香りに包まれます。

キッチン家電のケアにはハウスクリーニングも便利

換気扇やガス・IHコンロ、冷蔵庫など、掃除が大変なイメージがあるキッチン家電は掃除を後回しにしてしまいがち。年に1度の大掃除のときしか掃除をしないという家庭も多いのではないでしょうか。しかし、汚れが蓄積してしまった家電のケアは意外と時間がかかります。料理や洗濯などいつもの家事もあるので、なかなか家電のケアまで手が回らないという人も多いですよね。そんなときは、まとめて掃除をしてくれるハウスクリーニングが便利です。

ハウスクリーニングに掃除を依頼すると、換気扇やキッチン、エアコンなども自分で掃除するのが難しい場所までキレイにしてくれます。隅々までピカピカにしてくれるので気持ちの良い部屋で寛ぐことができます。一度キレイにしてもらえば、それをキープするための小まめな掃除を続けていけばいいので、普段のお掃除もとても楽になります。また、ハウスクリーニングは掃除のプロです。掃除の仕方を近くで見ながら、掃除のコツを学ぶこともできますよ。

ベアーズのハウスクリーニングでは、掃除に関する知識が豊富な専門のスタッフが、専用の洗剤や資器材を持って訪問するので、頑固な汚れも徹底的にキレイにします。完璧な作業は当たり前。他人を家に入れるという不安に対して、誠実なスタッフが丁寧な説明や真心を大切に対応しています。

【参考】家事代行サービス ハウスクリーニング/株式会社ベアーズ

(まとめ)レンジ・オーブンの掃除で大変な焦げつき、簡単な落とし方は?

1.電子レンジの掃除をする前は、水や重曹水を加熱するとベター

電子レンジ・オーブンの掃除を楽にするためには、まず、水や重曹水を加熱し、庫内を蒸気で満たします。しばらく放置しておき、ゆるんだ汚れを軽く拭くだけであらかたはキレイになるはず。

2.頑固なレンジ庫内の焦げつきには、研磨剤の入った歯磨き粉を使った落とし方が効果的

電子レンジ・オーブンに焦げ付いた汚れの落とし方は、歯磨き粉を付けた歯ブラシでこする方法がおすすめ。歯磨き粉には歯の汚れを落とすための研磨剤や発泡剤が含まれており、焦げ付きを落とす効果が期待できます。

3.電子レンジの焦げつきは発火事故につながる恐れも

電子レンジの焦げつきは時間と共に炭化していき、発火や発煙、火事などの原因になることがあります。食品によっては長時間の過熱により焦げやすい性質のものがあるため、異常を感じたらすぐに電子レンジを止めてください。

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