クエン酸を使った効果的なトイレ掃除方法って?

トイレ掃除


クエン酸は、そもそもレモンや梅干といった食品における酸っぱさのもととなっている成分です。ですが近年は、トイレをはじめとした掃除に適した成分としても注目を集めています。汚れ落としの効果はもちろん、消臭にも作用するため、特にトイレにはうってつけの成分となります。

クエン酸の効果の高さはさまざまなメディアでも紹介

クエン酸による掃除は、もしかすると聞いたことがある人も少なくないかもしれません。高い洗浄効果から、さまざまなメディアで紹介されているためです。また有効性も去ることながら、手に入れやすさも魅力となっています。ホームセンターやドラッグストア、さらには100円均一の掃除コーナーなどでも探すことができます。身近に手に入り、そして費用もそこまで必要ない、便利な存在となっています。

クエン酸がトイレをはじめとした家の掃除に効果的である理由は、酸性の性質を持っており、アルカリ性の汚れに働くためです。水垢、尿石といったトイレを代表するしつこい汚れはまさにアルカリ性なので、有効な存在となってくれます。そして前述の通り、汚れ落としのみならず、消臭効果も期待できます。理由は、トイレのニオイの原因であるアンモニアもまたアルカリ性であるためです。

クエン酸は、まさにトイレ向きの性質を持つ成分といっても過言ではないかもしれません。またその他、抗菌作用も備えているので、便座や流しレバーなど手で触れる部分に使っても良いでしょう。活用する価値は、大いにあります。

クエン酸を使ったトイレ掃除方法

クエン酸は粉末で売られているのが一般的なので、基本は水に混ぜて使用します。スプレーボトルに水500ccとクエン酸25グラムを入れて溶かせば、そのままクエン酸スプレーが完成します。スプレーにしておくメリットとしては、便器の中を広範囲に掃除できる点や、消臭スプレーとしても役立てられる部分にあります。さらに常温で約1ヶ月使い続けられるので、常備スプレーとしても重宝します。

次に、具体的な掃除方法を紹介していきます。
例えば便器内側なら、まんべんなくスプレーしたあと3分ほど放置してください。これにより、汚れを浮き上がらせることができます。しつこい汚れがあるようなら、さらに上からトイレットペーパーを乗せてパックのようにしておくと効果的です。またその他、水溜り部分の黒ずみや黄ばみが気になるときは、クエン酸を粉末のまま投入して、一晩置いておくという方法も有効です。翌日ブラシで磨けば、しつこい汚れも強力に落とせます。そして蓋やタンクの上部分、便座などについては、トイレットペーパーやぞうきんに染み込ませて、それこそ掃除スプレーのように使用します。前述の通り抗菌作用も期待できるので、ものによっては通常のスプレー剤以上に魅力的かもしれません。

クエン酸でトイレ掃除するときは使い合わせに注意が必要

強力な存在だけに、クエン酸で掃除するときには少し注意も必要です。注意点を守った上で、効果的に役立ててください。クエン酸は名前の通り酸性であるため、他の酸性洗剤同様、使い合わせに気をつけなければなりません。避けるべき存在となるのは、塩素系の漂白剤です。酸性のクエン酸が合わさると、有毒ガスが発生してしまい、掃除どころではなくなってしまいます。双方の効果をプラスして使用したいと思っても、まず合わせて使用しないように気をつけてください。トイレ洗剤容器によく書かれている、「混ぜるな危険」といった注意書きを無視していることになってしまいます。ただ、この注意点さえ守ればクエン酸は比較的安全な存在です。そもそも食品添加物なので、多少であれば人体への影響も少ないです。危険のないよう注意して使用し、うまくトイレの美化に役立ててください。

(まとめ)クエン酸を使った効果的なトイレ掃除方法

  1. クエン酸成分がトイレの汚れ掃除やニオイに有効。
    食品における酸っぱさのもととなっているクエン酸ですが、掃除にも有効です。汚れ落としの効果に加え、消臭作用も持ち合わせており、特にトイレ掃除では役立ってくれます。

  2. クエン酸の効果の高さはさまざまなメディアでも紹介。
    クエン酸は、一般的なホームセンターや100円均一などでも売っている身近で手軽な存在です。にもかかわらず、アルカリ性の汚れやニオイに高い効果が期待できる魅力ある成分となっています。

  3. クエン酸を使ったトイレ掃除方法。
    クエン酸は直接使うのでなく、水と混ぜてスプレーにしておくと使用箇所が広がり便利です。便器内やふた、タンク上部などに吹きかけて、洗浄や抗菌に役立てましょう。また水溜り部分のしつこい汚れの場合は、粉末を直接使っても効果的です。

  4. クエン酸でトイレ掃除するときは使い合わせに注意が必要。
    トイレ掃除に適したクエン酸ですが、塩素系漂白剤と合わせて使用しないよう気をつけてください。なぜなら、有毒ガスが発生する恐れを伴うためです。注意点を守り、安全に活用してみてください。

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