3大エコ洗剤:重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ

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エコなナチュラルクリーニングを使って、環境にも人にも優しく汚れを落としましょう。重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダといったエコ洗剤の種類と、使用方法をご紹介します。

エコ洗剤とは?

今話題のエコ洗剤。
地球環境に優しいだけでなく掃除をする人の手肌にも優しいため、密かなブームが起こっています。

そもそも、エコ洗剤とはどういう洗剤なのでしょうか。

ナチュラル洗剤という別名もあるくらい、自然に優しいエコ洗剤は天然成分やすすぎが少なくて済むような成分でできています。

界面活性剤入りの合成洗剤は洗浄力は強いのですが、水の中で分解されにくく、汚水が汚いまま残ってしまいます。
また、泡立ちを良くするためのリン酸塩はプランクトンの餌になるので水質汚濁を引き起こしてしまう原因にもなります。

そこで注目されたのがエコ洗剤。分解されやすく環境に優しい成分で優しく汚れを落とします。

エコ洗剤別に効果がある汚れの種類とお掃除方法

それでは3大エコ洗剤と呼ばれる重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダについてそれぞれの効果とお掃除方法を見ていきましょう。

重曹

弱アルカリ性で、汚れを落とす力が強い性質があります。重曹は炭酸水素ナトリウムが粉末状になっているため安全性も高く、もちろん手にも優しい素材です。コンロなどに飛び散った油汚れや、がっちりとこびりついたコゲも落としてしまいます。

使い方

重曹を10倍に薄めた水を作ります。重曹10gに対して水が90gになるようにしましょう。汚れに重曹水をスプレーして、10分ほど時間をおきます。乾燥しやすい場合は、上からラップをかけても良いでしょう。時間が経ったらスプレーした汚れをふき取ります。汚れがひどい場合は、重曹の割合を多くしてみてくださいね。

ガンコな油汚れやコゲを落とすのが得意。ただし研磨力が強いので、ステンレスなどキズつきやすい素材には使わないでください

出典 : 100均の重曹/クエン酸/セスキ炭酸ソーダを使えば家がピッカピカに!【場所別にプロが解説】|GetNavi web

クエン酸

果物から抽出される酸味成分からできています。酸性なのでアルカリ性の汚れ落としに最適です。ポットにたまったカルキや水垢などを綺麗に落とします。

使い方

水500mlにクエン酸を大さじ1溶かします。カルキ汚れなどにスプレーして30分ほど放置します。洗面器やお風呂用いすなど浴室小物に対してはティッシュやキッチンペーパーにクエン酸水を吹き付けて1時間ほどおいておきましょう。時間が経ったら、よく水で洗い流してください。

セスキ炭酸ソーダ

弱アルカリ性の粉末で長期保存でも変質しにくい成分です。油汚れを乳化して浮かしやすくしたり、皮脂分などのタンパク質を分解します。そのため洗濯時の予洗いで汚れを落としやすくしたり、台所の油汚れにも効果を発揮したりと特に油汚れやベタツキ汚れに活躍します。

使い方

水500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ1溶かします。換気扇の汚れなどの油汚れにスプレーして10分ほど放置の後洗い流します。こびりついた油汚れに対しては多めにスプレーをしてぞうきんでこすると良いでしょう。

その他のエコ洗剤

重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダの3大エコ洗剤以外にも役立つエコ洗剤はあります。

酢酸(さくさん)

酸性なのでアルカリ性の汚れに威力を発揮します。浴槽についた石鹸汚れや皮脂分などを綺麗に取り除いてくれます。殺菌作用があるので、カビ対策にも使えます。

レモン

レモンの皮は香りが良いだけでなく、漂白・消臭作用も期待できます。油汚れにも強いのでフライパンやガスレンジなどの汚れ対策におすすめです。

消毒効果があるだけでなくぬめりを取る働きも。水筒に塩一つまみと水を入れて振るだけで底にたまったぬめりを改善できます。

まとめ

毎日出てくる生活汚れ。食器洗いや洗濯、お風呂掃除など水仕事をしているとどうしても手が荒れてしまいます。今回ご紹介した3大エコ洗剤は手に優しく環境にも配慮しているので、手荒れがちな人にもおすすめです。

水仕事が多く洗うのが大変な時は、家事代行サービスも活用しましょう。食器洗いや洗濯、洗濯物干し、お風呂掃除やトイレ掃除など、様々な家事をサポートしてもらえますよ。

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