ネズミやゴキブリの害虫駆除をしたい!家に虫が侵入したときの対策

家事の悩み


ゴキブリやネズミ、トコジラミ、ハチなどの害虫は、いつの間にか家の中に侵入しているものです。不愉快で健康にもリスクを及ぼす害虫が発生したら速やかに駆除し、また発生しないように防止する必要があります。この記事では、害虫に悩んだときに、どうやって駆除すべきなのかについて紹介します。 プロの害虫駆除業者に依頼するメリットも紹介するので、参考にしてください。

害虫がどこから来るのか知っておこう

害虫によって侵入経路は異なります。害虫駆除を始める前に、それぞれの害虫がどこから家に侵入するのかを知っておくことが重要です。

家に入り込んでくる害虫の中でも、今回は主要な4種類(ネズミ、ゴキブリ、トコジラミ、ハチ)について解説します。

ネズミ

ネズミは、エサや安全な住居、繁殖に適した場所を求めて店舗や住宅に侵入してきます。ネズミは寒さに弱く、冬は特に人間の居住空間に入り込もうとするため、要注意です。

ネズミは1cm程度のすきまさえあれば侵入できます。すきまがあってネズミがよく入り込んでしまうのは、次のような侵入経路です。

・壁の割れ目や穴
・電線の引き込み部分
・床下の通気口
・基礎部分
・配管(水道管・ガス管など)の取り付け部分
・エアコンやガス給湯器などを壁に取り付けるに開けた穴
・玄関や出入口
・和室の長押
・シャッター
・雨戸の戸袋
・屋根
・ひさしや出窓の下
・増築部分と既存部分の接合部
・キッチンの流し台周辺やトイレ、洗面所など排水口がある場所
・換気扇

ゴキブリ

ゴキブリは、エサや水、暖かい住環境や繁殖場所を求めて飲食店や住宅に侵入してきます。ゴキブリが発生する原因のほとんどは外部からの侵入であり、屋内で発生している場合でも外部から入ってきたゴキブリが繁殖した結果です。つまり、外部から侵入させないことがゴキブリ防除において最も重要といえますが、侵入経路が非常に多いため、完全に侵入を防ぐのは困難です。

ゴキブリは主に、次のような経路で侵入してきます。

・玄関・ドアの郵便受け
・窓やベランダ
・浴室の排水溝やトイレ・洗面台・キッチンのシンク下など排水口のある場所
・換気扇
・エアコン室外機のドレンホース
・給排気口
・外部から屋内に持ち込まれるダンボールや植物に付いてくる

トコジラミ

トコジラミ(南京虫)とは、宿泊施設のベッドなどで遭遇することが多い害虫で、人の血を吸います。トコジラミに吸血されると激しいかゆみや赤い湿疹などに悩まされますが、症状には個人差があります。トコジラミは体長8ミリ程度で、体が平たくすきまに隠れられるため、見つけるのは困難です。非常に繁殖力が強いため、発生したらすぐに駆除する必要があります。

トコジラミの主な侵入経路は次の通りです。

・衣服の裾やバッグなどのすきまに付いてくる
・古本の表紙の裏側などに付いてくる

また、家の中でトコジラミがよく潜んでいるのは、次のような場所です。

・布団を敷く場所やベッドの周辺
・畳のすきま
・カーペットの下
・タンスや家具、引き出しの裏
・床や壁の継ぎ目
・コンセントプレートの中

ハチ

ハチが侵入してきたら、あわてず、明るいほうに誘導して外に出しましょう。昼間なら室内の電気を消して窓を開けておけば、光に引き寄せられて出ていきます。

ハチが家の中に入ってくるときの主な経路は次の通りです。

・窓
・網戸のすきま
・壁のすきま
・換気口
・エアコン周り(ダクトホースを通す壁の穴やドレンホース)
・屋外に干していた洗濯物
・屋根裏とつながっている点検口
・床下

家のまわりでハチをよく見かける場合は、近くにハチが巣を作っている可能性もあるので、チェックしてみましょう。ハチが巣をつくりやすい場所は次の通りです。

ミツバチ:床下・戸袋の中・天井裏・壁と壁の間など
クマバチ:住宅の建材(木材)の中
アシナガバチ:軒下・庭木
スズメバチ:軒下・土の中

自分でできる簡単な害虫対策

ここでは、害虫に困ったときの応急処置として手軽に試せる主な対策や予防法を4つ紹介します。

①こまめに掃除して、家を清潔に保つ

害虫は不衛生な環境を好むことが多く、有機ゴミの臭いや腐敗臭などにつられて家の中に侵入してきます。

家をこまめに掃除して清潔を保ち、害虫を引き付けないように気を付けましょう。生ゴミやお酒・ビールなどの残りを放置しないようにすることはもちろんですが、ホコリやフケ・アカなどが残らないように頻繁に床などを掃除することも大切です。また、常温保存できる野菜・果物も、出しっぱなしにしない工夫をしましょう。

くわえて、水気のある湿度の高い環境も害虫を集めがちです。こまめに換気をして湿度を下げたり、水のついたものを放置せずに拭き取っておいたりすることも心がけましょう。

②網戸の隙間をふさぐ

室内に湿気がこもらないよう、こまめな換気は大事ですが、網戸にすきまがあると害虫が侵入してしまいます。換気をする際は、網戸をすきまなく、しっかりと閉めるように注意しましょう。

ちなみに、ガラス窓を開けて網戸にするとき、窓を半分だけ開けた状態にすると、窓と網戸の間に害虫が通れるすきまができてしまいます。「網戸にするときは窓を全開にする」と覚えておいてください。あるいは、網戸を右側にすれば、ガラス窓が半開きであってもすきまがない状態にできます。

また、網戸とサッシの間にすきまがないか確認してください。害虫侵入防止用モヘアが劣化していたら交換するなどして、すきまを埋める工夫をすることがおすすめです。

③段ボールや紙袋を放置しない

段ボールや紙袋はゴキブリなどの害虫がわきやすいので、放置せず、すぐに処分するようにしましょう。特に、段ボールは湿度や暗さ、暖かさを保てるため、害虫に好まれます。段ボールには適度なすきまもあるため、そこに害虫が卵を生みつけている可能性もあります。

段ボールや紙袋に害虫がわくのを防ぐには、溜め込まず、こまめに捨ててください。どうしても段ボールを一時収納などに使わなければいけない場合は、できるだけ風通しの良い場所で使うように意識することも大切です。

④市販の害虫対策グッズを使う

気を付けて対策していても害虫が発生してしまったら、市販の外注対策グッズを使ってみましょう。害虫対策グッズには、害虫の種類に応じてスプレータイプや粘着タイプ、燻煙(くんえん)タイプや設置タイプなど、さまざまな形態の製品が出ています。設置タイプには、害虫が好む臭いのエサに殺虫成分を配合した「毒餌タイプ」もあります。

毒餌タイプは巣にいる個体にも効果を発揮するなど、連鎖的に害虫を駆除できるため効率的ですが、半年から一年ほどで効果が切れるので、定期的に新品に交換するなど、使い方に注意が必要です。

害虫を退治するなら専門業者がおすすめ

上では、害虫が発生しないための対策や、害虫発生直後にできる応急処置を紹介しました。しかし、すでに大量の害虫が発生している場合には、上記の対策で得られる効果には限界があります。それに、市販の害虫対策グッズを試しても、あまり効果を感じられなかったという人も多いでしょう。

確実かつスピーディーに害虫を退治するなら、害虫駆除の専門業者への依頼がおすすめです。自分で害虫に対峙しなくても良いため、刺されたり、精神的なダメージを負ったりする危険性もありません。虫が苦手な人も、プロに駆除を依頼すれば安心です。また、プロの害虫駆除業者は発生している害虫を駆除するだけでなく、今後の発生を予防する対策も同時に行ってくれます。

害虫駆除業者の選び方

害虫駆除業者を選ぶときのポイントは次の3つです。

料金体系

害虫駆除は業者によって料金が異なるため、複数の業者に相見積もりを取るようにしましょう。その際、安さだけで比較するのではなく、基本料金に何が含まれるか、追加料金が発生するケースはあるのかなども確認が必要です。

サービス内容

駆除対象の害虫、駆除だけでなく防止対策も行ってくれるか、害虫の発生が近所に知られないように配慮してくれるか、などを確認してみましょう。

評判

口コミサイトやSNSなどで検索し、業者の評判をチェックしましょう。業者のホームページで害虫防除の実績を確認するのもおすすめです。

害虫駆除なら株式会社ベアーズ

株式会社ベアーズは、環境・衛生の専門業者と提携した害虫駆除サービスを提供しています。2024年に創業60年を迎える「クリーンドクター 株式会社シー・アイ・シー」の豊富な実績とノウハウを駆使して徹底的に害虫を防除できます。

この記事で取り上げたネズミ・ゴキブリ・トコジラミ・ハチの防除に対応できることはもちろん、以下のような害虫・害鳥・害獣の防除にも対応可能です。

白アリ
アリ・ヤスデ類
その他の不快感や健康被害をもたらす害虫(コバエ類・ハエ類・ダニ類・ノミ類・シラミ類・幼虫を含むガ類・ムカデ類・カメムシ類など)
ハト・カラス・ムクドリなど
ヘビ・タヌキ・アライグマ・ハクビシン・イタチなど

まとめ

この記事では悩んでいる人が多いネズミ・ゴキブリ・トコジラミ・ハチなどの侵入経路や対策について紹介しました。害虫の侵入を予防する段階では自分でできることも多くありますが、大量発生してしまったり、市販薬が効かなかったりしたら、プロの害虫駆除業者に依頼するのが安全かつ安心な方法です。ベアーズは実績豊富な専門業者と提携した害虫駆除サービスを提供しているので、気軽にご相談ください。

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