脱・ワンオペ!子育てしない旦那を「イクメン夫」に変身させるテクニック
出産・子育て
更新日:2023.12.29

昔は「男が働きに出て女が家庭を守る」とされていましたが、現代でこんな話をすると時代遅れと言われるでしょう。ワンオペ育児は精神的にも肉体的にも大変です。自分が育児や家事で手一杯なのに、夫(旦那)が子育てを手伝わずテレビを見ていたりすると、つい「なんで協力しないの?」と言ってしまいそうになりますよね。そこで、夫が子育てしない理由と、イクメンパパに変える方法を紹介します。
目次
子育てしない夫によくあるパターン
子育てに参加してほしいのに夫・旦那が手伝ってくれないと、ママもストレスが溜まってしまいますよね。ここでは、思わず「私の夫と一緒だ!」と言ってしまうような、子育てしない夫によくあるパターンを紹介します。
「仕事で疲れてる」と言い訳する
平日は夫が会社で朝から晩まで働き、その間は妻が家事や子育てをしている家庭もたくさんあります。毎日、家事や育児に追われていると週末ぐらい子どもの面倒を見てほしいと思いますよね。しかし、返ってくる言葉は「仕事で疲れてるから」「休みの日くらいゆっくりさせてよ」。育児は夫婦で行うものです。それにも関わらず、仕事を言い訳にして子どもに関わろうとしないと、腹が立ってしまいますよね。
しかも、共働きの家庭でも仕事を言い訳にする夫もいるのです。仕事で疲れているのは妻も同じ。さらに子育てや家事もプラスされています。それなのに、思いやりのない言葉が返ってくると愕然としてしまいます。
母親がなんでもしてくれるタイプだった
夫の母親が共働きでも身の回りの世話を全てしてくれるタイプだった場合、「母はそういうもの」と旦那側が考えているケースがあります。つまり、「妻=母=自分の面倒を見てくれる女性」という方程式が夫のなかで成立してしまっているのです。そういう夫は、服も脱いだら脱ぎっぱなし、ご飯を食べてもお皿を片付けないことが多いです。それは、妻が自分の母親のようになんでもしてくれると思っているためです。
しかし、妻は子どもの母親であって夫の母親ではありません。子育てに関して何もしてくれないだけではなく、自分のことも妻に任せっぱなしだと、妻の不満も爆発してしまいます。そうなる前に、夫に父親としての自覚を持ってもらうことが重要です。
自分では「イクメン」だと思っている
「自称イクメン」は意外と多いもの。ちょっと子どもと遊んだだけで「自分は育児に参加している・子育てをしている」と思っています。育児と一言で言っても、遊ぶだけが育児ではないですよね。赤ちゃんなら、オムツ替えやミルクの準備も必要です。平日いつも子どもと一緒に過ごしている妻に対して、スマホを片手に5〜10分遊んだだけで「子どもの面倒をみた」というのは、言い過ぎかもしれません。
さらに、子どもを公園に連れて行っても、公園のベンチに腰掛けて「ただ見てるだけ」という夫もいます。妻からみると、子どもと一緒にしっかり遊ぶのが、子どもの面倒をみるということですよね。妻がやってほしい育児と夫が思う育児とのすれ違いが起きているのです。
夫が子育てをしない理由
「私は毎日家事や育児に大忙しなのに、どうして旦那はテレビを見ながらリラックスしているんだろう」とイライラが募ってしまうママも多いでしょう。そこで、なぜ夫が育児をしないのか、ワンオペになってしまう理由として考えられるものを紹介します。
育児は妻の仕事だと思っている
決めた訳でもないのに、育児は妻の仕事、外で働くのは夫の仕事だと思い込んでいる人もいます。育児は夫婦で協力して行うもので、妻1人の仕事でありません。しかし、自分も育児に参加する責任があると思っていない夫が多いのが現状です。さらに、最近は共働きの夫婦も増えてきていて、妻も外で仕事をしているケースも多いはず。それにも関わらず、家事と育児の両方を妻の仕事だと思われてしまうと、妻に大きな負担がかかってイライラもしてしまいます。
何をすればいいか分からない
育児をするにしても、「自分に何ができるか分からない」「何をしたら喜ばれるか分かららない」からと言って、育児をしない夫もいます。下手に育児を手伝って、失敗して怒られるのも面倒だとも思っています。かと言って、「育児に何が必要か勉強しよう」というほどのやる気もないのです。確かに、慣れない夫の育児参加によって、余計に妻の仕事が増えてしまうこともあります。
しかし、慣れていけば育児も上手くこなせるようになります。何より、「自分も育児に参加したい」「妻を助けたい」という気持ちがあることのほうが大切ですよね。
育児の「主従」を決めてしまっている
夫が育児に関して、「妻が主で、夫が従」と主従関係を決めてしまっていることもあります。それは、男性の脳が、一つのことに取り組む際に「リーダー」と「リーダーに従う人」を無意識のうちに分けてしまうことが原因の1つです。そのため、共働きでも育児に関して「手伝う」という表現が出てきてしまうのでしょう。また、知識のない自分が育児を手伝うことで、子どもに悪影響がないように、自分からは動かないと決めている人もいるようです。
夫をイクメンパパに変える方法

育児を1人で行うのはとても大変です。育児の全てを手伝ってほしいとは言わずとも、夫・旦那にも父親として子どもと関わりを持つ時間を持ってほしいですよね。そこで、育児をしない夫をイクメンパパに変える方法を紹介します。
1日子育てをお任せする
夫が育児をしない理由の1つに、「育児の大変さをわかっていない」ということが挙げられます。平日は仕事でほぼ家におらず、休日はゆっくり寝ていると、妻の育児の大変さを目の当たりにしていないので、あまり理解できません。「なんでいつもイライラしているんだろう」とさえ、思っているかもしれません。ならば、育児の大変さを夫にわかってもらいましょう。妻がいくら口で「すごく大変なの」と訴えても、子育ての大変さは体験した本人しかわかりません。
体調の悪い日などは、夫に子育てを1日お任せしてみましょう。その間、妻は家で横になっていることで、夫の育児の様子もわかります。ワンオペ育児がいかに大変か体験してもらうことで、夫に「自分も協力しないと」という気持ちが芽生えるかもしれません。
夫と子どもが一緒に過ごす時間を作る
全く育児をしていない夫に、最初から全てを丸投げするのは危険です。育児の大変さがわかっている妻でさえ、日々の育児でイライラして嫌になってしまうことがありますよね。何もわからない状態の夫に突然育児を任せると、思った以上の大変さに出鼻をくじかれ、育児に苦手意識ができてしまう恐れがあります。「自分は育児に向いていない」と思い込んでしまうと、さらに妻任せになってしまいます。
まずは、夫が子どもと過ごすことに慣れることから始めましょう。毎日の寝かしつけを担当してもらったり、オムツ替えをしてもらったりなど、小さなことから始めるのがコツです。子どもとふれ合うことで父親の自覚を育てることが大切です。
育児について分担を話し合う
「育児ってそんなに大変?」という夫に限って、育児を手伝いたくてもどんなタスクがあるかわかっていない場合が多いのです。毎日忙しそうにしている妻をみていても、「自分ならもっと早く済ませられるに」とさえ思っているかもしれません。夫にわかってもらうには、育児のタスクを可視化するのがおすすめです。どんなタスクがあるか、言葉で伝えるよりも紙に書き出してリスト化しましょう。
そうすることで、タスクの多さが一目瞭然になります。また、そのなかから、夫にできそうなものと妻がやることに印をつけます。すると、妻のやっている子育ての量もわかり、夫も「それなら自分はもう少し手伝おう」「担当した部分はきちんとこなそう」と思ってくれるでしょう。
声かけを工夫する
小さなことでも夫が育児を手伝ってくれたら、感謝の気持ちを言葉で伝えたり、褒めたりしましょう。夫が担当すると決めた育児でも、感謝の言葉がなければモチベーションも下がってします。自分も夫から「料理を作ってくれてありがとう」「いつも子どものお世話をしてくれてありがとう」と言われると、やっぱり嬉しいものですよね。感謝を伝えたり、褒めたりすることは、夫の育児に対する自信にもつながります。
夫に育児を任せても、慣れないうちはやり方を間違えたり、ミスをしたりしてしまうかもしれません。しかし、そこで小言を言ってしまうと、夫のやる気は急降下。育児をやってくれたこと自体はきちんと認め、「ありがとう」と伝えるようにしましょう。
外の世界にふれるのも大切
育児の話し合いがスムーズに進めば問題ありませんが、そうとも限りません。つい、イライラがヒートアップして、喧嘩になってしまうことも。そんなときは、夫婦だけで解決しようとせず、外の世界に目を向けてみましょう。ママ・パパのための親子交流ができるワークショップ系イベントに参加するのも、いい刺激になります。
家事が忙しくて、育児に時間を割けないのであれば、家事代行に家事を依頼するのも1つの方法です。
家事代行ベアーズでは、掃除や料理、買い物から布団干しまで、あらゆる家事を頼むことができます。必要な家事をオーダーメイドで依頼できるので、「時間のかかる家事だけ」「自分のこだわりのある家事以外」という頼み方も可能です。時間にゆとりがあれば、子どもにたっぷりの愛情を注ぐことができるでしょう。
そして、たまには、キッズ・ベビーシッターに子どもを預けて夫婦2人の時間を過ごしてみるのもいいかもしれません。家事や育児をお休みして、2人のギスギスした雰囲気をリフレッシュすれば夫婦喧嘩も防げるでしょう。
まとめ
育児に協力的でないと、ついイライラしたり、責めたりしてしまいそうになりますが、育児をしない夫にも何かしら理由があるはずです。
まずは、2人で育児について話し合うことが必要です。お互いに育児についてどう思っているのかを正直に話してみましょう。案外話してみたら、育児に対する価値観の違いがあるだけだったということもあるかもしれません。そして、たまには家事や育児を休んで、夫婦の時間を過ごすことも大切です。
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