ダニは冬もカーペットやラグに潜んでいるかも!発生を防ぐ方法とは?

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一般的に高温多湿の梅雨の時期に発生することが多いと言われているダニ。そのため冬は油断してしまいがち。しかし、冬だからといって侮れません。カーペットやラグなど、家の中にはダニが隠れる場所が沢山あり、条件さえ整えば大量発生してしまう可能性もあります。ここでは、ダニの発生を予防するための対策についてご紹介します。

油断禁物!?冬でも発生する可能性があるダニ

アレルゲンとなり、家族の健康を脅かす可能性のある「ダニ」。
ダニは湿気が多く暑いところで繁殖しやすい傾向があるため、梅雨時期や夏は、多くの方がダニ対策を行っていることと思います。

では、冬のダニ対策についてはいかがでしょうか。
「乾燥しているから大丈夫」
「こんな寒い季節にダニが繁殖するわけない」
と、油断していないでしょうか。

暖房や加湿器の使用で冬もダニが繁殖

私たちが暮らす住宅の室内温度は、暖房器具を使用することで冬でも20度前後に保たれています。また近年は加湿器を使用する過程が増えており、室内の湿度も一定に保たれています。
そう、確かに外は寒くて乾燥しているかもしれませんが、室内に関しては温かく適度な湿度が保たれている、つまり、ダニが過ごしやすい環境にあるのです。

毛足の長いカーペットや布団、ソファー、クローゼットの奥など、ダニが繁殖しやすい場所については、冬も入念な対策を行う必要があります。

まずはダニを退治!

1グラムのホコリに棲息するダニの数は、1000匹を超えると言われています。そのためダニを退治するにはまず、掃除をしてダニの棲息場所や栄養源を絶ちましょう。
人の髪の毛やアカ、フケなどもダニのエサになりますので、食べかすが落ちやすいリビングはもちろん、寝室や子供部屋、脱衣所などについても隅々まで掃除することをおすすめします。

家事代行・ハウスクリーニングの利用もおすすめ

家の中を隅々まで掃除するとなると、それなりの時間と手間がかかります。そうすると、夫婦共働きの家庭などではダニ退治のための掃除にまで手がまわらない可能性があるでしょう。

そういった場合は、家事代行サービスを利用することをおすすめします。
掃除機をかけたり、ぬいぐるみのホコリをとったり…といったことを任せられれば、ダニ退治にかかる手間と時間を節約することができます。

また、ハウスクリーニングを利用すればより専門的で徹底した掃除をすることができます。アレルギー体質の家族がいる場合などは、家事代行サービスで日々の基本的な掃除をしてもらいつつ、定期的にハウスクリーニングを依頼して家の中を徹底清掃する、というのもいいでしょう。

家に棲むダニはぜんそくをひきおこすチリダニという種類がほとんどです。数はチリダニより少ないですが、人の肌を刺すツメダニの存在も忘れてはいけません。 彼らの餌の多くは、人やペットから出るフケ、アカ、髪の毛、食べかすとカビです。そして冬のお肌は乾燥しやすく、気がつかなくてもフケやアカは床に落ちています。 また、食べかすも目に見えない小さなものが無数に床に落ちていると考えるのが自然でしょう。つまり、ほとんどの部屋はダニの豊富な餌場といえるのです。

出典 : 冬なのにダニ増殖中!? 恐るべき環境適応能力 | 【マイナビ賃貸】 住まいと暮らしのヒント

室内環境を整えてダニの発生を予防

ダニを予防するには、室内の温度や湿度の調整をしてダニが繁殖しにくい環境をつくることも大切です。
具体的には以下のような対策が効果的ですので、試してみてください。

・室内の温度を20℃以下に保つ
・室内の湿度を55%以下に保つ
・こまめに換気をし、空気中に浮遊するダニの死骸や老廃物を排出する
・ぬいぐるみや布団、カーペットを丸洗いする

まとめ:冬はダニ退治のチャンス!

梅雨時期や夏とは異なり、ついついダニ対策を怠ってしまいがちな冬。しかし、窓を開けるだけで室内の温度を下げることができる冬は、ダニ退治に適した季節だといえます。冬こそダニ退治の季節と捉え、家政婦さんにダニ対策の掃除を手伝ってもらったり、ハウスクリーニングの専門機材と技術で徹底的にキレイにしたり、上手に活用しつつダニ対策を実践してみてください。

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