共働き家庭はいつ洗濯すべき? ベストな時間帯と方法をチェック

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忙しくて時間に追われる共働き家庭では、毎日の洗濯は大きな負担

とはいえ洗濯をしないわけにもいきません。では一日のうちいつ洗濯をすると効率がいいのか?
集合住宅で洗濯が許される時間帯はいつか?など洗濯の悩みと対策を5つご紹介します。

ちょっとしたポイントを押さえて、少しでも洗濯のストレスを軽減しましょう。

マンションの共働き、ベストな時間帯は何時まで?

マンションや賃貸アパートなどの集合住宅の場合、洗濯機による騒音が問題になります。

あらかじめ入居時に、洗濯機の使用は夜の○○時までと決まっているところもありますし、管理組合の規約があるマンションもあります。こうなると、どの時間にお洗濯をするかは非常にシビアな問題ですね。

いったい何時ごろまでならお洗濯機を回せるのか。それぞれの家庭の生活スタイルにもよりますが、多くの人は夜21時ごろまでなら洗濯機の音はそれほど気にならないと感じているようです。

住宅のある場所によっては22時ごろまで許されるところもあるようですが、下の階の住人との騒音トラブルが気になるなら、やはり21時までには洗濯を終わりたいものです。

さらに、集合住宅に入居することが決まった時点で、静音設計の洗濯機を購入することも検討してもいいかと思います

こういった夜の騒音トラブルを避けるために、洗濯は朝にやると決めている共働き家庭もあります。朝型のお家は起きてすぐに洗濯を始めますが、あまり早朝だとこれもクレームの原因になります。

せめて洗濯のスタートは6時以降にするようにしましょう。

一軒家の共働き、ベストな時間帯は夜

一軒家に住んでいる場合は、洗濯の時間をそれほど気にする必要がなくなります。ということは、共働き家庭にとって家事の時間がとりやすい、夜がベストな時間です。

それでもあまり遅い時間に洗濯機を動かすのは気になるという場合は、一度おそい時間に洗濯機を回してみて、自分が外に出て音漏れがどれくらいあるのかを調べてみましょう。

一軒家の場合は設計の段階から防音ができていますし、隣家との距離もあるので、実際に外で音を聞いてみると気にならないことが多いのです。

いったん洗濯機の音が気にならないとわかれば、いつ洗濯をしてもかまいません。ずいぶん気が楽になりますね。

ただ、帰宅後の夜の洗濯が負担に感じられることもあります。仕事でクタクタなのに今さら洗濯をしたくないなんていう日もあるでしょう。

洗濯のストレスを減らすためには、乾燥機能付き洗濯機を購入して、洗濯→脱水→乾燥まで一気に終わらせてしまいましょう。

帰宅時に乾燥まで終わっていれば、あとは洗濯機から取り出すだけで、作業としてはずいぶん時間が短縮できます。

小さな子供がいる共働き、ベストな時間帯は早朝

共働き家庭といっても、子供がいるかどうかで洗濯のベスト時間が変わってきます。たとえば保育園に通園中の子供がいれば、お洗濯は早朝にするのがおすすめです。

子供がいるだけで、両親の家事負担は一気にあがります。朝、洗濯をしないで帰宅後にやろうとしたら、つい子供と添い寝をして、そのまま眠ってしまうことがあります。

また子供の急な体調不良で、洗濯どころでないこともめずらしくありません。
こうなると、夜の洗濯は共働き家庭にとって、非常に大きなストレスになります。

洗っておくべき衣類やタオルが汚れているままでは、翌日の支度に支障が出ますし、精神的にもイライラしてしまう。ムダなストレスを増やすくらいなら、洗濯を早朝にしましょう。

夜のうちに洗濯物をいれてタイマーをかけ、早朝に洗いあがるようにしておく。洗い終わった衣類などは、浴室で干すといいですね。

最近の浴室には浴室乾燥機能がついていることが多いですから、朝出かける前に乾燥スイッチを押しておけば、帰宅時間には洗濯ものが乾いています。

洗濯物が乾かなくて困るという冬の間や梅雨時には利用したい便利な機能です。

ただし、浴室乾燥はコストが高くなりがちなのが弱点。

なんとかコストダウンをしたいというなら、浴室に除湿器を持ち込むといいでしょう。

浴室乾燥よりは除湿器の方が、電気代も少なくて済むので、併用して浴室乾燥の時間を短くし除湿器の時間を長くすれば、節約になります。

夜洗濯で、温かいままのお風呂の残り湯は使用可

共働き家庭をはじめ夜に洗濯をしている家庭で気になるのがお風呂の残り湯利用です。

お風呂の残り湯を使う場合は、翌朝の洗濯に利用することが多いですね。夜の洗濯で使おうとすると、お風呂のお湯はまだまだ温かい。

温かいままの残り湯は、そのまま洗濯機にいれてもいいものでしょうか?

正解は、温かい残り湯も利用可です。

むしろ、温かいお湯のうちに洗濯に使うと冷たい水よりも汚れ落ちやすくなります。

家族が入り終わった後のお湯は、約38度前後になっていることもあり、洗濯洗剤に含まれている酵素は、37度で一番よく働きます。

ですから汚れの落ちやすさから判断すると、夜の残り湯利用は効率がいいことになります。

また、家族全員が入った後のお湯は汚れているのではないか?という疑問もあるでしょうが、雑菌が繁殖しやすいのは、冷めてしまった翌朝の残り湯です。

38度くらいの残り湯は、菌が繁殖し汚れているわけではありませんので、洗濯に利用しても、とくに問題になることはないでしょう。

ただし、温かくても冷めてもお風呂の残り湯を使う場合には、洗う過程だけにしましょう。すすぎには真水を使い、衣類やタオルに雑菌がつかないようにすると、清潔さを保ったまま洗濯ができます。

共働き家庭が採用したい!時短洗濯のコツ(便利グッズ紹介)

洗濯は他の家事にくらべて、とても時間のかかる作業です。

衣類を洗うだけなら1時間もあれば終わりますが、続いて干す作業があり、乾いたらハンガーからはずしてたたみ、タンスやクローゼットにしまわねばなりません。

そのなかでも時間がかかるのは、乾燥です。部屋干しの場合は、外干しよりも空気の流れが悪いので、長い時間かけて乾かすしかありません。

では、部屋干しの長い乾燥時間を短縮することはできないでしょうか?

扇風機やエアコンで洗濯物に風を送ると早く乾くのはよく知られていますが、最近では布団乾燥機の利用も注目されています。

布団乾燥機にはいくつか種類があり、布団袋を使用しないでノズルや短いホースから、温風を吹き出すタイプの乾燥機なら、洗濯物の乾燥にも役立ちます。

使用方法はいたって簡単。

部屋干しした衣類に向けて、布団乾燥機から温風を送り出すだけです。ノズルや短いホースは角度を自由にきめられるようになっていますから、乾かしたい衣類にピンポイントで温風を当てられます。

エアコンや扇風機の風だけではなかなか洗濯物が乾かない冬に利用すると、室内も暖まり一石二鳥。忙しい共働き家庭には、おすすめの時短アイデアです。

まとめ

洗濯は毎日かかせない家事なのに、騒音が気になって洗濯機が使えなかったり、洗っても乾ききらずにイヤなにおいがしたりと、ストレスが多い家事です。

1日くらい洗濯をせずにのんびり過ごしたいと思うなら、家事代行をお願いしてはいかがでしょう。

昼間に外干しをしてもらったり、前夜に干した洗濯物を取り込んで、たたんでもらったりするだけでも、帰宅後の家事負担は減ります。

家族との時間を楽しむためにも、定期的に家事代行を利用するといいでしょう。

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