オフィス・事務所の床の掃除方法は?必要な道具や汚れの落とし方を解説
お掃除ノウハウ
更新日:2026.05.18

オフィスの床汚れが気になりながらも、「いつ掃除すればいい?」「自分たちで対応できるのか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。床の汚れを放置すると、スタッフのモチベーション低下や来客への印象悪化、さらには衛生面のリスクにもつながります。
本記事では、床材の種類や汚れの特徴、適切な掃除方法から必要な道具、きれいに保つためのポイントまでを徹底的に解説します。「オフィスの床を綺麗にしたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
オフィスや事務所の床が汚れることで生じる弊害

オフィスや事務所の床が汚れたままの状態が続くと、さまざまな悪影響が生じます。まず、スタッフのモチベーション低下につながります。不衛生で整理されていない環境は、仕事への意欲やエンゲージメントを損なう原因になります。「職場の環境=会社が社員を大切にしているかどうか」のバロメーターとも言われており、床の汚れひとつが組織への帰属意識に影響することもあります。
次に、来客・取引先への印象悪化です。特にエントランスや応接室は会社の顔となる空間。床が黒ずんでいたり汚れが目立ったりすると、企業の信頼性そのものを疑われかねません。また、衛生面のリスクも見逃せません。汚れを放置するとカビやダニ、ハウスダストが発生し、スタッフのアレルギーや体調不良の原因になることもあります。
オフィス清掃を行う頻度の目安

オフィス清掃は「日常清掃」と「定期清掃」の2つに分けて考えるのが基本です。
日常清掃とは、毎日または数日おきに行う軽めの清掃です。床の掃き掃除やモップがけ、ゴミ捨てなどが中心で、使用頻度の高い場所を清潔に保つことが目的です。理想は毎日ですが、最低でも3日に1度は実施することをおすすめします。
定期清掃は、数ヶ月〜年に1回程度のペースで行う本格的な清掃です。ワックスがけや窓の拭き掃除、エアコンフィルターの清掃など、日常では手が届きにくい箇所をしっかりメンテナンスします。専門業者に委託するケースも多く、床の綺麗さと耐久性を長期的に維持するうえで欠かせません。
日常清掃で汚れの蓄積を防ぎ、定期清掃でリセットするサイクルを習慣化することで、最小限のコストで清潔なオフィス環境を維持できます。
業者にオフィス清掃を依頼しようとお考えの方は以下の記事もご覧ください。
オフィス清掃の料金相場は?広さ・頻度別の料金目安と失敗しない業者の選び方
オフィスの床材の種類

オフィスの床掃除を効果的に行うには、まず自社の床材の種類を把握することが重要です。床材によって汚れの種類や発生しやすい汚れが異なるため、適切な掃除方法も変わってきます。オフィスでよく使われる床材は、主に以下の3種類です。
・タイルカーペット
・ビニル床
・天然素材(大理石・木質系フローリング等)
それでは、それぞれの床材の特徴について詳しく見ていきましょう。
タイルカーペット
タイルカーペットとは、40〜50cm四方のタイル状に加工されたカーペットを敷き詰めたものです。オフィス向けの製品は接着剤で床に固定されるのが一般的です。耐久性やデザイン性に優れています。
一部が汚れた場合はそのタイルだけを取り外して洗えるため、メンテナンスのしやすさも魅力です。静電気防止機能を備えた製品も多く、パソコンを多用するオフィス環境に適しています。一方で、繊維の奥にホコリやゴミが入り込みやすく、掃除機だけでは取り切れない汚れが蓄積しやすい点には注意が必要です。定期的な粘着クリーナーの使用や、汚れがひどい場合は業務用掃除機の活用も検討しましょう。
ビニル床
ビニル床は、塩化ビニル樹脂を素材としたタイルやシートタイプの床材です。耐水性が高く水拭きしやすいため、日常的な清掃が簡単なのが特徴です。クッション性や遮音性に優れたものもあり、木目調や石目など豊富なデザインから選べます。
また、製品によっては耐薬品性や帯電防止性能を備えたものもあり、用途に合わせて選定できるのもメリットです。ただし傷がつきやすく、傷口から水分が侵入するとカビや黒ずみの原因になるため、定期的なワックスがけで表面を保護することが大切です。強いアルカリ性洗剤はワックスを溶かしてしまう恐れがあるため、日常の拭き掃除には中性洗剤を使用しましょう。
天然素材(大理石・木質系フローリング等)
大理石や木質系フローリングといった天然素材の床材は、高級感や温かみを演出できるのが魅力です。素材特有の細かな凹凸が汚れを目立ちにくくする一方、放置すると凹凸の奥に汚れが蓄積し、黒ずみへと変化しやすい側面もあります。
また、強い洗剤や過剰な水分は素材を傷めたり変色させたりする原因になるため、天然素材専用の洗剤を使用するなど、慎重なケアが求められます。大理石はアルカリ性・酸性洗剤のどちらにも弱く、木質系フローリングは水分の放置がシミや反りにつながるため、日頃から乾拭きを習慣にすることが長持ちさせるポイントです。
オフィス・店舗の床に発生しやすい汚れの種類

オフィスや店舗の床には、日々の使用によってさまざまな汚れが発生します。汚れの種類によって原因や適切な対処法が異なるため、それぞれの特徴を事前に把握しておくことが効果的な清掃をするために必要です。放置すれば落としにくい頑固な汚れへと変化するため、早めの対応が重要です。オフィスの床に発生しやすい汚れは、主に以下の3種類です。
・黄ばみ
・黒ずみ
・油汚れ
それでは、それぞれの汚れの原因と特徴について詳しく見ていきましょう。
黄ばみ
黄ばみの主な原因は、床に塗布されたワックスの経年劣化です。紫外線の影響で透明だったワックス被膜が徐々に黄色味を帯びていきます。また、ワックスを重ね塗りする際に汚れや洗剤のアルカリ成分が残っていると、ワックス被膜の変色を引き起こすこともあります。
さらに、テーブルや椅子の脚に取り付けられた滑り止めゴムが床に長時間触れ続けることで発生する「ゴム汚染」も黄ばみの原因のひとつです。ゴム汚染による黄ばみは一度発生すると除去が非常に困難なため、ゴムと床の間にシリコンシートを挟むなどの予防対策が有効です。
黒ずみ
黒ずみは、濡れた床を放置することで発生する黒カビが主な原因です。長時間放置すると床材の深部にまでカビが浸透し、専門業者でも除去が難しい状態になることがあります。また、ワックスの劣化や、靴底・椅子・台車などのゴム部分が床と摩擦することで生じる「ヒールマーク」も黒ずみの一種です。
ヒールマークはワックスの下に入り込むと、ワックスを剥離してからでなければ取り除けません。さらに、ホコリや油汚れを放置した場合にも黒ずみへと変化するため、日常的なこまめな清掃が重要です。
油汚れ
油汚れは、食事中に落とした食べ物や飲み物、足の裏の皮脂などが主な原因です。オフィスや店舗では、デスクでの食事やカップ麺のスープの飛び散りなどにより、気づかないうちに油汚れが蓄積していきます。
油汚れは透明なため視認しにくく、発見が遅れがちになる点が厄介です。放置すると内部に浸透し、やがて黒ずみへと変化して除去が困難になります。気づいたときにすぐ拭き取ることが最大の対策であり、オフィス内での食事場所を限定することで、汚れの発生範囲を抑える工夫も効果的です。
オフィス・事務所のの床掃除に必要な道具

オフィスの床掃除を効率よく行うには、用途に合った道具を揃えておくことが重要です。適切な道具を使うことで、清掃の手間を大幅に軽減しながら、より高い清掃効果を得ることができます。道具によって得意な汚れや床材が異なるため、それぞれの特徴を把握したうえで使い分けることが大切です。ここでは、オフィスの床掃除に必要な以下の6つの道具について解説します。
・フロアモップ
・雑巾・クロス
・掃除機
・メラミンスポンジ
・粘着クリーナー
・洗剤
それでは、それぞれの道具の特徴と使い方について詳しく見ていきましょう。
フロアモップ
フロアモップは、ビニル床の日常清掃に欠かせないアイテムです。広い床面を効率よく拭き掃除できるため、オフィスのような広いスペースの清掃に特に適しています。使用する際は必ず水分を含ませ、絞りすぎず適度な湿り気を保った状態で使用しましょう。
水分が多すぎると床に拭き跡が残ったり、転倒の原因になったりするため注意が必要です。ホコリや髪の毛、ハウスダストなどを効率よく拭き取ることができますが、こびりついた頑固な汚れの除去には不向きです。事前に掃除機でゴミを除去してからモップがけをすることで、汚れを広げずに清潔に仕上げることができます。
雑巾・クロス
雑巾・クロスは、フロアモップでは落とし切れなかった部分的な汚れや、カーペットのひどい汚れに対して効果を発揮する道具です。中性洗剤を2〜3倍に薄めた溶液を含ませて汚れを拭き取り、最後に水拭きと乾拭きで仕上げるのが基本的な使い方です。
繰り返し使用する雑巾は、使用後にしっかり洗浄・乾燥させないと雑菌が繁殖し、かえって汚れを広げてしまうリスクがあります。抗菌・速乾性能を備えた清掃用クロスを選ぶことで、衛生面を保ちながら清掃効率を高めることができます。用途に応じて「水拭き用」「洗剤拭き用」「乾拭き用」を使い分けると、より効果的です。
掃除機
掃除機は、モップがけや拭き掃除の前にゴミやホコリを除去する工程で活躍する道具です。事前に掃除機をかけておくことで、その後のモップがけで汚れを広げるリスクを防ぐことができます。タイルカーペットの清掃では特に重要で、毛足の流れに逆らう方向からかけることで、繊維の奥に入り込んだホコリや細かいゴミを効率よく吸い取ることができます。
天然素材の床にはブラシ付きのノズルを使うと、凹凸の溝に入り込んだ汚れも取り除きやすくなります。広いオフィスでは業務用掃除機やロボット掃除機の導入により、清掃時間の大幅な短縮も期待できます。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、洗剤を使わず水を含ませるだけで汚れを落とせる道具で、特に汚れがひどい箇所への部分的な使用に適しています。細かい網目状のメラミン樹脂が研磨材として機能し、こびりついた汚れを削り落とす仕組みです。
ビニル床の頑固な汚れへの応急処置として効果を発揮しますが、研磨作用によってワックスや床の表面を傷つける恐れがあるため、日常的な使用は避けましょう。使用する際は目立たない箇所で試してから、力を入れすぎず短時間で使用することが大切です。天然素材の床への使用は色抜けや傷の原因になるため、基本的に避けるのが無難です。
粘着クリーナー
粘着クリーナーは、掃除機では吸い取りにくい細かいゴミや絡まった髪の毛を除去するのに役立つ道具です。特にタイルカーペットの清掃では、掃除機がけの後に粘着クリーナーを使うことで、繊維に残った細かいゴミまでしっかり取り除くことができます。
オフィス用途には、一般家庭向けよりも粘着力が強いタイプを選ぶと効果的です。カーペット専用の粘着クリーナーはカーペットの毛足を傷めにくい設計になっているため、床材に合わせた製品を選びましょう。床専用の長柄タイプを使用することで、腰への負担を軽減しながら広い面積を効率よく清掃することができます。
洗剤
オフィスの床掃除で使用する洗剤は、用途と床材に応じて適切なものを選ぶことが重要です。日常清掃には床材やワックスへのダメージが少ない中性洗剤が基本で、水で薄めて使用します。頑固な黒ずみにはアルカリ性洗剤が効果的ですが、ワックスを溶かす性質があるため使用頻度と濃度に注意が必要です。
カーペットには中性洗剤を100倍程度に薄めた溶液、または専用のカーペットクリーナーを使用しましょう。天然素材の床には素材専用洗剤を選ぶことで、傷みや変色を防ぐことができます。いずれの洗剤も使用後は水拭きで成分をしっかり除去し、洗剤が残らないよう仕上げることが清掃の基本です。
【床材別】オフィスの床の基本的な掃除方法

オフィスの床を効果的に清掃するには、床材の種類に応じた正しい掃除方法を選ぶことが重要です。同じ汚れでも、床材が異なれば適切な道具や洗剤も変わります。誤った方法で掃除をすると、床材を傷めたり汚れを広げたりするリスクがあるため注意が必要です。ここでは、オフィスでよく使われる以下の3種類の床材別に、基本的な掃除方法を解説します。
・タイルカーペットの掃除方法
・ビニル床の掃除方法
・天然素材の掃除方法
それでは、それぞれの床材に適した掃除方法について詳しく見ていきましょう。
タイルカーペットの掃除方法
タイルカーペットの日常清掃は、掃除機がけが基本です。毛足の流れに逆らう方向から掃除機をかけることで、繊維の奥に入り込んだホコリやゴミをしっかり吸い取ることができます。掃除機だけでは取り切れない細かいゴミや絡まった髪の毛は、粘着クリーナーを併用して除去しましょう。
シミや部分的な汚れには、中性洗剤を薄めた溶液を染み込ませた雑巾を押しあてて汚れを吸い取り、すすぎ洗いの後はしっかり乾燥させることが大切です。汚れがひどい箇所のタイルは取り外して手洗いすることも可能ですが、OAフロアが敷かれている場合は水を使った清掃ができないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
ビニル床の掃除方法
ビニル床の掃除は、まず掃除機またはフロアモップで表面のホコリやゴミを取り除くことから始めます。この工程を省いてモップがけをすると、汚れを広げてしまう原因になるため注意が必要です。その後、水を含ませたモップや雑巾で水拭きを行います。
べたつきが気になる場合や汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた溶液で二度拭きし、最後に乾拭きで水気をしっかり取り除きましょう。アルカリ性洗剤はワックスを溶かしてしまう恐れがあるため、日常清掃には必ず中性洗剤を使用してください。定期的にポリッシャーをかけてワックスを塗布することで、床の光沢を保ち、汚れがつきにくい状態を維持できます。
天然素材の掃除方法
天然素材の床は、まずフロアワイパーで表面のホコリやゴミを取り除き、続いて掃除機で細かいゴミを吸い取ります。大理石や木質系フローリングには素材特有の凹凸があるため、ブラシ付きのノズルを使って溝の目地に沿って掃除機を動かすと効果的です。その後、固く絞った雑巾で水拭きを行いますが、水分の残留は素材の変色やシミ、木質系の場合は反りの原因になるため、拭き取り後はすみやかに乾拭きで仕上げましょう。
汚れが残る場合は天然素材専用の洗剤を使用してください。強いアルカリ性・酸性洗剤は素材を傷める恐れがあるため、使用する洗剤の選定には十分な注意が必要です。
【汚れ別】オフィス床の効果的な落とし方

オフィスの床に発生する汚れは、種類によって効果的な落とし方が異なります。間違った方法で対処すると、汚れが広がったり床材を傷めたりするリスクがあるため、汚れの種類に応じた正しいアプローチが重要です。早めに対処するほど除去しやすくなるため、汚れを発見したらすぐに行動することが大切です。ここでは、オフィスの床に発生しやすい以下の3種類の汚れについて、効果的な落とし方を解説します。
・オフィス床の黄ばみの落とし方
・オフィス床の黒ずみの落とし方
・オフィス床の油汚れの落とし方
それでは、それぞれの汚れに適した効果的な落とし方について詳しく見ていきましょう。
オフィス床の黄ばみの落とし方
ビニル床に発生した黄ばみは、中性洗剤を使った以下の手順で除去できます。
1.ほうきや掃除機で表面のゴミを取り除く
2.固く絞った雑巾で水拭きをする
3.雑巾に中性洗剤を数滴たらして泡立て、黄ばみ部分を拭く
4.別の雑巾で水拭きし、最後に乾拭きで水気を取る
中性洗剤で落とせない頑固な黄ばみには、アルカリ性洗剤を水で薄めて使用しましょう。ただし、刺激が強いため使用時は手袋を着用してください。ワックスの重ね塗りによる黄ばみは、専用の剥離剤でワックスをすべて剥がしてから塗り直すことで解消できます。ゴム汚染による黄ばみは基本的に除去できないため、シリコンシートを挟むなどの予防対策を優先しましょう。
オフィス床の黒ずみの落とし方
カビが原因の黒ずみには、アルコールスプレーを使った以下の手順が効果的です。
1.黒ずみ部分にアルコールスプレーを吹き付ける
2.水気がなくなってきたら、中性洗剤を含んだ濡れ雑巾で拭く
3.別の濡れ雑巾で水拭きし、洗剤を拭き取る
4.最後に乾拭きで水気を取る
ただし、カビが床材の深部まで浸透している場合は、この方法では除去が難しいため専門業者への相談をおすすめします。ヒールマークが原因の黒ずみにはポリッシャーが有効で、床面全体を均一に削りながら汚れを取り除きます。ワックスの劣化が原因の場合は、剥離剤でワックスをすべて除去してから新たに塗り直すことで、きれいな状態に戻すことができます。
オフィス床の油汚れの落とし方
油汚れは発見次第、以下の手順で早めに対処することが重要です。
1.中性洗剤を水に溶かした溶液を雑巾に染み込ませる
2.油汚れ部分を丁寧に拭き取る
3.別の雑巾で水拭きし、洗剤を除去する
4.最後に乾拭きで水気をしっかり取り除く
油汚れは透明で視認しにくいため、気づいたときにはすでに黒ずみに変化していることも少なくありません。頑固な汚れには、柔らかいスポンジを使って中性洗剤を優しくなじませると効果的です。黒ずみにまで変化してしまった油汚れはポリッシャーや専門業者による対応が必要になるケースもあるため、日頃から食べ物や飲み物をこぼした際はすぐに拭き取る習慣をつけることが最大の予防策です。
オフィスの床をきれいに保つためのポイント

オフィスの床を長期にわたってきれいな状態に保つには、日々の心がけと定期的なメンテナンスを組み合わせることが重要です。汚れは放置するほど落としにくくなり、床材そのものの劣化にもつながります。清潔な床を維持することは、スタッフの働きやすい環境づくりや来客への印象向上にも直結します。ここでは、オフィスの床をきれいに保つための以下の3つのポイントを解説します。
・こまめな日常清掃を習慣化する
・定期的にワックスをかける
・プロ清掃サービスの活用をする
それでは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
こまめな日常清掃を習慣化する
オフィスの床をきれいに保つ基本は、こまめな日常清掃の習慣化です。汚れは時間が経つほど床材に浸透し、頑固な黒ずみや黄ばみへと変化していきます。理想は毎日の清掃ですが、難しい場合でも最低3日に1度は掃除機がけやモップがけを行いましょう。
特に人の出入りが多いエントランスや共有スペースは汚れが蓄積しやすいため、重点的に清掃することが大切です。また、食べ物や飲み物をこぼした際はすぐに拭き取る、デスク周りを整理整頓するといった一人ひとりの意識づけも、床を清潔に保つうえで大きな効果をもたらします。ロボット掃除機の導入も、日常清掃の負担を軽減する有効な手段のひとつです。
定期的にワックスをかける
ワックスがけは、床材を汚れや傷から守るうえで非常に効果的なメンテナンスです。特にビニル床は傷がつきやすく、傷口から水分が侵入することで黄ばみや黒ずみの原因になりますワックスを定期的に塗布することで床表面に保護膜が形成され、汚れがつきにくく落としやすい状態を維持できます。目安として少なくとも年に1回はワックスがけを行いましょう。
ただし、汚れが残った状態でワックスを塗り重ねると効果が低下するため、事前にしっかりと汚れを除去することが重要です。古いワックスが何層にも蓄積している場合は、専用の剥離剤でいったん剥がしてから塗り直すことで、床本来の綺麗さと機能を取り戻すことができます。
プロ清掃サービスの活用をする
日常清掃やワックスがけだけでは対応しきれない頑固な汚れや、広いオフィスの本格的なメンテナンスには、プロの清掃サービスの活用が非常に効果的です。専門業者は業務用の機材や洗剤を使用するため、自社での清掃では落とせない黒ずみやワックスの剥離・再塗布なども対応可能です。
また、スタッフが清掃に割く時間を本来の業務に充てられるため、生産性の向上にもつながります。定期的にプロへ清掃を委託することで、床材の劣化を防ぎ、長期的なコスト削減にも貢献します。当社ではオフィス・事務所向けの床清掃サービスを提供しております。日常清掃では手の届かない箇所のメンテナンスや定期清掃など、お気軽にご相談ください。
オフィス・事務所の床掃除に関するよくある質問

オフィスの床掃除を行ううえで、洗剤の選び方や道具の使い方など、疑問に感じる点は少なくありません。ここでは、オフィス・事務所の床掃除に関してよくいただく質問をまとめました。正しい知識を身につけることで、より効果的な清掃につなげましょう。
・オフィス・事務所の床掃除におすすめの洗剤は?
・ウタマロで床の黒ずみは取れますか?
・オフィスの床掃除にメラミンスポンジは使えますか?
それでは、それぞれの質問について詳しく見ていきましょう。
オフィス・事務所の床掃除におすすめの洗剤は?
オフィスの床掃除には、中性洗剤の使用が基本です。中性洗剤はワックスへのダメージが少なく、床材を傷めるリスクが低いため、日常清掃での使用に適しています。水で2〜3倍程度に薄めて使用することで、べたつきを残さずに汚れを落とすことができます。
黒ずみなど頑固な汚れにはアルカリ性洗剤が効果的ですが、ワックスを溶かしてしまう性質があるため、使用頻度や濃度には注意が必要です。使用する際は必ず手袋を着用し、拭き取り後は水拭きで洗剤成分をしっかり除去しましょう。カーペットの場合は中性洗剤を100倍程度に薄めた溶液、または専用のカーペットクリーナーを使用するのがおすすめです。
ウタマロで床の黒ずみは取れますか?
ウタマロクリーナーは中性の多目的洗剤で、オフィスの床の軽度な黒ずみであれば効果が期待できます。使い方は、ウタマロクリーナーを水で薄めた溶液を雑巾に染み込ませ、黒ずみ部分を優しく拭き取るだけです。洗浄力が穏やかで素材へのダメージが少ないため、ビニル床や天然素材の床にも比較的安心して使用できます。
ただし、カビが床材の深部まで浸透した黒ずみや、ワックスの劣化によって生じた頑固な黒ずみには効果が限定的です。そのような場合はアルコールスプレーやポリッシャーの使用、もしくは専門業者への依頼を検討しましょう。日常的な軽度の黒ずみ対策として取り入れるのが最も効果的な活用法です。
オフィスの床掃除にメラミンスポンジは使えますか?
メラミンスポンジはオフィスの床掃除に使用できます。ただし日常的な使用は避け、部分的な頑固汚れへの応急処置として活用するのがおすすめです。
メラミンスポンジは研磨によって汚れを削り落とす仕組みのため、強くこすりすぎるとワックスや床表面を傷つけてしまうからです。ビニル床では色抜けやムラ、天然素材の床では変色や傷のリスクがあります。
たとえば、雑巾では落とし切れない局所的な黒ずみに対して、軽い力で短時間だけ使用し、その後水拭きで仕上げるといった使い方が適切です。日常清掃は中性洗剤と雑巾を基本とし、メラミンスポンジはあくまで補助的な道具として使いましょう。
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オフィスの床汚れ、自分たちで対応するのは限界ではないでしょうか。「黒ずみ、ホコリ、食べこぼし」が気になっていても、業務の合間に床掃除まで手が回らないのが現実です。
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まとめ

本記事では、オフィスの床汚れが引き起こす弊害から、床材別・汚れ別の掃除方法、清潔を保つためのポイントまでを解説しました。床汚れはスタッフのモチベーション低下や来客への印象悪化、衛生リスクにつながるため、早めの対処が重要です。
床汚れには黄ばみ・黒ずみ・油汚れの3種類があり、タイルカーペット・ビニル床・天然素材それぞれに適した道具と洗剤を使い分けることが大切です。日常清掃を習慣化し、定期的なワックスがけと組み合わせることで、清潔な床を長期間維持できます。頑固な汚れや本格的なメンテナンスはプロへの依頼が最も効果的です。自社での対応に限界を感じたら、創業20年超・累計250万件の実績を持つベアーズへお気軽にご相談ください。
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