トイレ掃除の頻度はどのくらいが理想?掃除回数を減らすコツ・楽にする方法を解説
トイレ掃除
更新日:2025.05.31

「家のトイレ掃除の適切な頻度がわからない」「トイレ掃除は週何回?何日おきにすればいい?」そんなお悩みや疑問を抱えていませんか?
トイレ掃除の理想的な頻度は、使用人数やライフスタイルによって変わります。一人暮らしの場合はトイレの使用回数が少ないため、トイレ掃除のタイミングがつかみにくく、つい後回しにしてしまうこともあるでしょう。
二人暮らしや4人家族などではトイレの使用頻度が高く、汚れが溜まりやすいため掃除もこまめに行うのが理想です。
そこで本記事では、トイレ掃除の理想の頻度について詳しく解説します。さらに、トイレ掃除の頻度を減らすコツや掃除が楽になる方法なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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目次
家のトイレ掃除の理想的な頻度は?
トイレ掃除の頻度の目安は、使用人数・頻度によって異なります。
一人暮らしで使用頻度が少ない場合は週1回程度のトイレ掃除でも問題ない場合がほとんどです。ただし、使用人数が増えるほど汚れが蓄積されやすくなります。
二人暮らしなら週2回、それ以上なら週3回~毎日1回と使用人数・頻度に応じて掃除する回数を上げましょう。
以下では、トイレ掃除の理想的な頻度ごとに、やるべき掃除ポイントを解説します。
・【毎日1分】使用後にササっとお掃除
・【週に1回】15分かけてしっかりお掃除
・【月に1回】手が届きにくい場所のお掃除
それぞれを、詳しく見てみましょう。
【毎日1分】使用後に簡単お掃除
毎日1分の簡単掃除では、トイレ使用後に便器や便座、便座の裏、レバーや手洗い場など、特に汚れやすい部分をトイレ用掃除シートやペーパーでサッと拭き取ります。
除菌効果のある厚手のお掃除シートを使えば、雑菌やウイルスの繁殖を抑え、衛生的な状態を保てるでしょう。また、汚れが付着した直後なら軽い力で簡単に落とせるため、掃除の手間も軽減できます。
トイレの中で一番汚れるといえるのが便器。ここは毎日掃除するのが理想的です。外側はトイレ用掃除シートなどでこまめに拭き、内部はトイレブラシと洗剤でこすりましょう。
便器内部の黄ばみは尿石が原因とされているので、汚れがたまってしまわないうちに、ササっと掃除するのがとても効果的です。
トイレの黒ずみ汚れは、尿石による黄ばみにカビが入り込むことで発生することが多いといわれています。つまり、黄ばみの原因である尿石をこまめに取り除くことで、黒ずみの予防にもつながります。
便座も、使うたびに汚れがたまりやすい部分といえます。できれば1日に1回はトイレ用掃除シートなどで拭きましょう。トイレの隅に掃除シートをボックスごと置いておき、使うたびに家族全員が便座を拭けば、いつもピカピカです。便座掃除するときは、一緒にトイレのふたも拭くとよいでしょう。
ただし、温水洗浄便座を掃除するときは誤動作をしないよう、電源を落としてから行いましょう。
【週に1回】15分かけてしっかりお掃除
週に1回のしっかり掃除では、便器本体だけでなく、床や壁、ドア、スリッパ、タンクの上の手洗い場など、普段見落としがちな場所も含めて15分ほどかけて丁寧に掃除します。
トイレ用掃除シートやトイレブラシ、中性洗剤を使い、便器のフチ裏やウォシュレットのノズルも忘れずに清掃しましょう。
特に、トイレの中で盲点になりがちな床と壁は、重曹スプレーを使った拭き掃除がおすすめです。
重曹スプレーは、スプレーボトルにぬるま湯200mlと重曹大さじ1を入れて、よく混ぜたら完成です。これを壁や床に吹き付け、雑巾で拭き掃除をしましょう。
ただし、重曹を使う場合、ワックスがけされているフローリングの床は要注意です。ワックスがとける恐れがありますので、重曹の量を減らして、濃度を調整しましょう。
【月に1回】手が届きにくい場所のお掃除
月に1度は、タンクの内部や換気扇、便器の後ろ側や床と壁の隙間など、普段手が届きにくい場所をしっかり掃除しましょう。針金ハンガーや古いストッキング、歯ブラシなどを活用すると、狭い部分のホコリや汚れも落としやすくなります。
なお、タンクの掃除にも重曹が使えます。タンク内に水を入れたまま、約120gの重曹をタンクに入れて6時間くらい置いておきます。これで内部の汚れが浮いてきますので、スポンジなどで気になるところをこすり洗いして、水を流しましょう。
掃除そのものは簡単ですが、トイレのタンク内は意外に複雑な構造のものがあります。無理だと思ったら、プロのハウスクリーニングに掃除を依頼することを考えましょう。
トイレ掃除をしないとどうなる?
以下では、トイレ掃除をしないで放置した場合のリスクについて詳しく解説します。
・ニオイの原因につながる
・尿石・黄ばみが目立つ
・黒カビによる健康被害のリスクが高まる
それぞれを詳しく見てみましょう。
ニオイの原因につながる
トイレに飛び散った尿や水垢を長く放置すると、アンモニア臭や雑菌のにおいがどんどん強くなります。とくに換気が不十分だと臭いがこもりやすく、不快感が増します。
市販の消臭剤で一時的にごまかしても、汚れを落とさない限り根本的な改善にはなりません。毎回のお掃除で臭いの元をしっかり落とすことが重要です。
尿石・黄ばみが目立つ
トイレ掃除をサボると、便器や便座に尿石や黄ばみが目立ち、清潔感が失われます。黄ばみや尿石は、尿中のカルシウムやリン酸塩などが結晶化し、便器や配管にこびりつくのが原因です。
初期の段階であればブラシや中性洗剤で落とせますが、放置し続けると固くなり、専用の強い洗剤や研磨が必要になります。さらに、便器表面がざらつくと汚れが付きやすくなり、悪循環に陥ります。
黒カビによる健康被害のリスクが高まる
トイレ掃除を怠ると、タンク内や便器のフチ、床のすき間に黒カビが発生しやすくなります。黒カビは一度根を張ると中性洗剤だけでは落ちにくく、カビ取り剤や丁寧なブラッシングなど掃除の手間が増えてしまいます。
また、黒カビの胞子はアレルギーや皮膚トラブルを引き起こす原因につながるため、小さなお子さまや高齢者がいるご家庭は注意が必要です。
黒カビの主な発生要因は、尿や便などの汚れと水分、そして湿気です。便器まわりに汚れが残っているとカビの繁殖条件が整ってしまうため、定期的な掃除を心がけましょう。
トイレ掃除の頻度を減らすためのコツ6選
以下では、トイレ掃除の頻度を減らすためのコツを6つ紹介します。
1.日頃から湿気対策を行う
2.トイレに物を置かない
3.座って用を足す
4.流すときに蓋を閉める
5.洗浄剤を使う
6.撥水コーティングする
それぞれを詳しく見てみましょう。
1.日頃から湿気対策を行う
トイレは湿度がこもりやすくカビが生えやすい環境が整っています。入浴後や雨の日は特に湿度が高くなるので、使用後に数分だけ換気扇を回すだけでも効果があります。
また、湿気取りシートや小型の除湿剤を置くと、壁や床にカビが生えにくくなり、掃除の手間をぐっと減らせます。
2.トイレに物を置かない
トイレには必要最低限の物だけを置きましょう。トイレに物が多いと、ホコリが溜まる場所や掃除する場所が増えてしまい、掃除の手間が格段に増します。
さらに拭き掃除のたびに一つひとつ動かす必要があるため、全体の掃除が面倒になりがちです。掃除の頻度も手間も減らしたいなら、床や棚の上などできるだけスッキリさせておきましょう。
3.座って用を足す
トイレ掃除の頻度を減らすには、「座って用を足す」のが効果的です。立って用を足すと、尿が便器の外や床、壁に飛び散りやすくなり、これが黄ばみや臭い、尿石などの汚れの原因となります。
実際、立ったまま用を足すと1回あたり数百滴もの尿が目に見えないレベルで周囲に飛び散るといわれています。座って用を足すと、便器外への尿の飛び散りが減少し、床や壁、便座周辺の汚れや臭いの発生を抑えられるため、掃除の手間や頻度も減らせるでしょう。
ただし、座って用を足しても便器のフチ裏や便座裏には尿ハネが残る場合があるため、フチ裏の掃除を定期的に行うことが大切です。
4.流すときに蓋を閉める
トイレの使用後は、蓋を閉めたまま流すのもトイレ掃除の頻度を減らすのに有効です。水を流す際に蓋を開けたままだと、細かな水しぶきや菌が床や壁、トイレットペーパーなどに飛び散り、黄ばみや臭い、カビ、雑菌の繁殖の原因につながります。
蓋を閉めて流せば、こうした飛び散りを防げるため、トイレ全体の汚れや臭いの発生を抑えられます。また、ウイルスや菌の飛沫も防げるため、感染症の予防にも役立つでしょう。
5.洗浄剤を使う
トイレ掃除の頻度を減らすには、洗浄剤の活用が効果的です。スタンプタイプや置くだけタイプの洗浄剤を便器内に設置すると、水を流すたびに薬剤が溶け出し、便器の内側を自動的に洗浄します。
この仕組みにより、日々の汚れが蓄積しにくくなり、便器内部の掃除頻度を大幅に減らせます。特に、忙しくなかなかトイレ掃除ができない場合でも清潔な状態を保ちやすくなります。
ただし、洗浄剤を使えば掃除しなくてもいいというわけではありません。洗浄剤を使っていても、月に1回はしっかりとした掃除が必要です。
洗浄剤は日々の汚れ予防には効果的ですが、長期間放置すると落としにくい汚れが蓄積するため、定期的な掃除も忘れずに行いましょう。
6.撥水コーティングする
トイレ掃除の頻度を減らすには、撥水コーティングの活用が効果的です。撥水コーティングとは、便器表面に特殊な薬剤で膜を張り、水を弾く性質を持たせる技術です。
フッ素樹脂やシリコーンの力を利用したコーティング剤により、水分を玉状にはじくため、汚れが付着しにくくなります。
撥水コーティングを施すと便器表面が滑らかになり、水を流すだけで汚れがこびりつきにくくなるため、トイレ掃除の手間と頻度を大幅に軽減できます。
施工方法は簡単で、便器の水分を拭き取り、コーティング剤を塗って乾燥させるだけです。スプレータイプなら便器全体に4〜5回スプレーし、液体タイプならスポンジで満遍なく塗ります。
コーティングの持続期間は、スプレータイプで約1ヶ月、液体タイプなら1年から3年持続するものもあります。効果が長期間持続するため、コストパフォーマンスにも優れています。
毎日のトイレ掃除を楽にする6つの方法
以下では、毎日のトイレ掃除を楽にする方法を紹介します。
・掃除する箇所を絞る
・トイレ内を整理する
・こまめに掃除する
・汚れ防止のフィルターやシートを使う
・トイレブラシを使わずに掃除する
・汚れの種類に応じて洗剤を使い分ける
それぞれを詳しく見てみましょう。
掃除する箇所を絞る
掃除する際に、汚れが集中しやすい箇所に絞ると効率的です。特に、尿ハネがつきやすい「便座の裏」「便器のフチ裏」「便器のフチの上」「床」に絞って掃除すれば、目立ちやすくニオイの原因にもつながる黄ばみや尿石の付着を防げます。
トイレ内を整理する
掃除の手間を省くためにも、トイレ内を整理するのがおすすめです。トイレ内に物を多く置くと、ホコリが溜まる場所や掃除する場所が増えます。必要最低限の物だけを置き、床や棚の上をスッキリさせれば、拭き掃除の際に物を動かす手間が省け掃除時間を短縮できます。
こまめに掃除する
こまめに掃除するのも、トイレ掃除を楽にする方法の1つです。使用後すぐに便器のフチや便座、レバーまわりをサッと拭くだけでも、汚れや水跳ねが定着するのを防げます。
特にアンモニア臭の元となる尿ハネは時間が経つほど落としにくくなるため、トイレ掃除用シートや除菌シートを常備しておくと便利です。
毎日1回、数秒~数十秒でできる「ついで掃除」を習慣化すれば、頑固な黄ばみや黒ずみができにくくなり、本格的な掃除の手間も大幅に減らせるでしょう。
汚れ防止のフィルターやシートを使う
便器フチ裏やタンク下に貼る防汚シートを利用すると、飛び散った水しぶきや尿ハネをしっかりキャッチできます。
汚れがたまったらシートをはがして捨てるだけなので、お掃除は交換作業だけで完了します。また、使い捨てマットを活用すれば、水滴や汚れを吸収し床面を清潔にキープできます。
さらに、スタンプ型や置くタイプの洗浄剤と併用すれば、流すたびに洗剤成分が広がり、汚れの付着を抑えられます。これらのアイテムグッズを活用すれば、定期的に交換するだけなので、本格的な掃除の頻度を減らせるでしょう。
トイレブラシを使わずに掃除する
トイレ掃除をもっとラクに済ませたい方には、トイレブラシを使わないお手軽な方法がおすすめです。専用洗剤を便器にまんべんなくなじませ、放置してから水を流すだけで汚れがすっきり落ちるので、こすり洗いの手間も時間も大幅にカットできます。
なお、こすらず落とせるタイプのトイレ洗剤とは、粘度の高いジェル状や密着泡で汚れにしっかり密着し、洗剤を放置するだけで尿石や黒ずみ、カビなどを分解・除菌できるアイテムを指します。
【こすらず落とせる洗剤を使った掃除手順】
1.便器に洗剤をまんべんなくスプレーする
2.5〜10分放置して、洗剤が汚れをじっくり浮かせるのを待つ
3.最後に水を流す
汚れの種類でトイレ洗剤を使い分ける
トイレ用洗剤の種類は、主に、中性・酸性・塩素系の3つがあります。汚れの種類によって効果が高い洗剤が異なりますので、上手に使い分けてみましょう。
中性タイプなら、黒ずみ汚れもすっきりできるという「トイレマジックリン 強力クレンザー」がおすすめです。洗浄と研磨の働きがあるクレンザーなので、掃除効果が高いと言われます。
酸性タイプなら、便座や便器の除菌もできるというシートの「トイレクイックル」がおすすめです。汚れを落とすだけではなく、除菌とニオイの軽減も期待でき、さらに掃除後はそのままトイレに流せます。手軽に使えるので、トイレ掃除の負担を減らせるでしょう。
塩素系(アルカリ)タイプなら、がんこな黒ずみ汚れに効果が高いという「除菌・洗浄トイレハイター」がおすすめです。粘り気のある洗浄液が便器の裏側に密着し、こすらなくても汚れが落ちやすくなり、除菌漂白効果もうれしいという特徴があります。
ただし、塩素系洗剤は酸性タイプの洗浄剤やお酢・アルコールと混ざると危険な塩素ガスが出ますので、絶対に他の洗剤と混ぜないようにしましょう。
なかなか落ちない黒ずみ汚れには「サンポール」がおすすめです。こちらも他の洗剤とは絶対に混ぜないよう、注意書きも記載されていますので必ず確認し、単体で使うようにしましょう。
【場所別】トイレ掃除の方法
トイレ掃除は「上から下」「奥から手前」を意識し、場所ごとに適した道具と洗剤を選ぶのがポイントです。汚れやすい部分はこまめに、汚れにくい部分は定期的に手を入れると、無理なく清潔なトイレを保てます。
以下では、場所ごとのトイレの掃除方法について詳しく解説します。
それぞれを詳しく見てみましょう。
便器
便器は毎日の軽い掃除と週1回のしっかり掃除が理想的です。「上から下へ」「タンク→便座→便器内→便器外」の順番を守ると、効率的にきれいな状態を保てます。フチ裏や便座の裏など、見落としやすい部分も忘れずに手を入れるのがポイントです。
準備するもの
・ゴム手袋
・トイレ用洗剤(クエン酸や酸性洗剤もあると便利)
・トイレブラシ
・トイレ用掃除シート
・使い古い歯ブラシ
手順
1.換気をしてゴム手袋を着用する
2.便器内にトイレ用洗剤をかけ、数分置く
3.タンクやレバー、便座の表裏、フタをトイレ用掃除シートで拭く
4.洗剤をなじませた後、トイレブラシで便器内の縁やフチ裏までしっかりこする
5.頑固な黄ばみや黒ずみにはクエン酸や酸性洗剤を使い、古い歯ブラシで細かい部分も磨く
6.便器の外側や床との継ぎ目をトイレ用掃除シートで拭く
7.最後に水を流し、使ったシートはゴミ箱へ捨てる
フチ裏や便座の裏側など、汚れがたまりやすい場所は特に念入りに行いましょう。毎日の軽い掃除と週1回の本格掃除を組み合わせると、頑固な汚れがつきにくくなります。
壁
トイレの壁は週1回の掃除が目安です。尿はねやホコリが付着しやすいため、腰の高さまでの範囲を丁寧に拭きましょう。また、壁用の汚れ防止シートを貼るとお手入れが簡単になります。
準備するもの
・フローリング用のドライシートやモップ
・トイレ用掃除シート
・雑巾
・クエン酸水
・消毒用エタノールまたは塩素系漂白剤
手順
1.ドライシートやモップで壁全体のホコリを取る
2. トイレ用掃除シートで、壁の上から下へ向かって拭く
3.便器の両脇や腰の高さまでの範囲は特に念入りに拭く
4.黄ばみが気になる部分にはクエン酸水をスプレーし、雑巾で拭き取る
5.黒ずみやカビには消毒用エタノールや塩素系漂白剤を使い、乾いた布で水気を拭き取る
6.壁と床の間もスポンジや細いブラシで掃除する
壁は見落としがちで、臭いやカビの原因にもなりやすい場所です。汚れが気になる部分はすぐに拭き取ると、清潔な状態を保てます。
床
床は毎日、または週1回、家族構成や汚れ具合に応じて掃除します。トイレマットやスリッパも定期的に洗濯するようにしましょう。
準備するもの
・掃除機またはワイパー
・トイレ用掃除シート
・クエン酸水(黄ばみ用)
・アルカリ性洗剤や重曹水
手順
1.トイレマットやゴミ箱などをどかす。
2.掃除機やフロアワイパーでホコリや髪の毛を除去する。
3. トイレ用掃除シートや中性洗剤を含ませた雑巾で、手前(入口側)から奥(便器の後ろ側)に向かって拭く
4.便器と床の継ぎ目や壁との境目は角を使って丁寧に拭く
5.頑固な黄ばみにはクエン酸水、黒ずみにはアルカリ性洗剤や重曹水を使い、汚れを浮かせてから拭き取る
6.仕上げに水拭きと乾拭きをして床を乾燥させる
床は尿はねやホコリがたまりやすい場所です。毎日サッと拭く習慣をつけると、頑固な汚れやニオイを防げます。「奥から手前」の順番を守ると効率的に掃除が進みます。
その他(便座・温水洗浄便座・トイレの蓋など)
便座や温水洗浄便座、トイレの蓋は、見えない汚れや菌がたまりやすい場所です。定期的に掃除を行い、取り外し可能なパーツは外して丸洗い、ノズルや隙間も丁寧にケアしましょう。掃除の際は必ず電源を切り、素材を傷つけないようやさしく行うことが大切です。
準備するもの
・ゴム手袋
・トイレ用お掃除シートまたは中性洗剤
・クエン酸水
・ぞうきんや布
・使い古しの歯ブラシ
・綿棒や割り箸に布を巻いたもの(細かい部分用)
便座・フタの基本的な掃除手順
1.温水洗浄便座の場合は必ず電源を切り、コンセントを抜く
2.乾いた布やトイレ用お掃除シートでフタや便座の表面・裏面を拭く
3.汚れが目立つ場合は、中性洗剤と雑巾を使って拭く
4.黄ばみや水アカが取れない場合は、クエン酸スプレーを吹きかけ、数分置いてから雑巾で拭く
5.すき間や細かい部分は、綿棒や布を巻いた割り箸で掃除する
ノズルの基本的な掃除
1.ノズル掃除ボタンがあれば押してノズルを出す(なければ手動で引き出す)
2.トイレットペーパーや柔らかい布に中性洗剤やクエン酸スプレーをつけてノズルを優しく拭く
3.先端や細部は使い古しの歯ブラシで優しくこする
4.拭き終わったらノズルを元に戻す。
脱臭フィルター・本体と便器の隙間
1.脱臭フィルターは取り外し、使い古しの歯ブラシでほこりや汚れを落とす
2.便座と便器の隙間をトイレ掃除用シートや布で拭く
3.尿石や頑固な汚れにはクエン酸スプレーを吹き付け、雑巾で拭く
仕上げ
1.洗剤成分が残らないよう、最後に水拭きし、乾いた布で拭き上げる
2.掃除が終わったら電源やコンセントを元に戻す
強い力や固いブラシは樹脂・プラスチック部分に傷がつきやすいため注意が必要です。メーカーや機種によって取り外し方法や注意点が異なるため、説明書をしっかり確認したうえで掃除するようにしましょう。
トイレの頑固な汚れを掃除する方法
トイレ掃除を放置すると、便器に汚れが蓄積して頑固にこびりついてしまうこともあります。頑固汚れが発生した場合は、汚れの性質に応じた掃除方法で対処していくといいでしょう。ここでは、汚れ別に掃除のやり方をご紹介します。
それぞれを詳しく見てみましょう。
頑固な黒ずみ汚れを落とす
トイレ掃除をしばらく行っていないと、便器のところどころに黒ずみが発生することがあります。この汚れは、主に黒カビによるものがほとんどです。
黒ずみ汚れが発生したら、まずはトイレ用洗剤を使って黒ずみ部分をブラシでこすってみてください。それでも簡単には落ちないようであれば、塩素系漂白剤を使いましょう。
塩素系漂白剤を使ってカビ取りをする場合は、ラバーカップを使って便器内の水位を下げておくと掃除しやすくなります。便器の水位を下げたら、黒ずみ部分にトイレットペーパーを薄く敷いてください。次にトイレ内の換気扇を作動させ、トイレットペーパーの上に塩素系漂白剤をまんべんなくかけます。その後、数分間~数十分程待ち、最後はトイレットペーパーごと水で流せば終了です。
頑固な黄ばみ汚れを落とす
便器の黄ばみ汚れの主な原因は、尿に含まれる尿石です。付着したばかりの尿汚れであれば、トイレ掃除シートなどで簡単に拭き取ることができますが、尿石となってこびりつくと、頑固な黄ばみ汚れになってしまうこともあります。黄ばみ汚れはアルカリ性であるため、酸性洗剤を使って落としていきましょう。
便器内の黄ばみ汚れは、尿の跳ね返りが付着しやすい便器のフチ裏に多く存在します。フチ裏の黄ばみ汚れを落とすには、トイレットペーパーをフチ裏に貼り付け、そこに酸性洗剤をかけて数分待ちましょう。ブラシで軽くこすってみて、汚れが落ちたら水で流して完了です。
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ベアーズは創業20年以上、累計実績250万件以上を誇る家事代行・ハウスクリーニングです。
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また、トイレ以外に浴室・洗面台・キッチン・換気扇など、汚れが気になる水回りをまとめてお掃除するお得なパックもあるため、他の場所もプロに依頼したいという方にもおすすめです。
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トイレ掃除の頻度に関するよくある質問
ここからは、トイレ掃除に関するよくある質問について紹介します。
・トイレ掃除の平均頻度はどのくらい?
・トイレ掃除は毎日したほうがいいですか?
・トイレ掃除をプロに頼む頻度は?
それぞれを詳しく見てみましょう。
トイレ掃除の平均頻度はどのくらい?
トイレ掃除の平均頻度は、調査結果によると「週に1回程度」が最も多く、全体の約30%を占めています。僅差で「ほぼ毎日」が29.5%となっており、こまめに掃除をする人が多いことがわかります。
参照:一般財団法人 サニクリーンアカデミー|トイレ掃除に関する調査結果報告
トイレ掃除は毎日したほうがいいですか?
トイレ掃除は毎日行うのが理想的です。毎日掃除すれば、汚れが蓄積する前に取り除けるため、常に清潔な状態を保てます。
毎日1分程度のこまめな掃除を行えば、尿やほこりなどの汚れがたまりにくくなり、その結果、掃除が楽になります。トイレは毎日使う場所であり、汚れが蓄積しやすい場所でもあります。放置すればするほど汚れやニオイが溜まりやすくなるため、清潔を保ちたい方は毎日のお手入れがおすすめです。
トイレ掃除をプロに頼む頻度は?
一人暮らしなど、トイレの使用頻度がそれほど高くない場合なら、トイレ掃除は半年~1年に1度のペースでプロに依頼するのがおすすめです。4人以上の大家族の場合は3~4カ月に1回程度を目安にすると、トイレを清潔に保ちやすくなります。
まとめ
トイレ掃除を怠ると、ニオイ、黄ばみ・尿石、黒カビが付着して清潔感を損ねるだけでなく、雑菌が蓄積し、アレルギーや皮膚トラブルなど身体への悪影響をもたらすおそれがあります。
これらのリスクを防ぐには毎日1分程度の簡単な掃除と、週に1回15分程度のしっかりした掃除を組み合わせるのが理想です。タンクや換気扇など普段手入れしにくい場所は、月に1回重点的に掃除しましょう。
また、トイレ掃除を効率化するには、収納を整理して汚れをためない工夫や、汚れ防止用フィルター・シートを活用するのが効果的です。さらに、スタンプ式便器洗浄剤や撥水コーティング剤を利用すると汚れがこびりつきにくくなり、掃除の手間を大幅に減らせます。
忙しくて掃除ができない、頑固な汚れが落ちない、あるいは掃除のやる気が起きない場合は、プロに依頼するのも一つの方法です。ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、常に清潔感のあるトイレ環境を維持しましょう。
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