インフルエンザの予防には換気が効果的?

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寒い冬は、意識をしないと窓を開けて換気をする回数が少なくなりがちです。風邪やインフルエンザなどが流行する冬だからこそ換気は大切。よりよい換気方法、アイデアを紹介します。

風邪やインフルエンザが大流行!冬こそ換気が大切

風邪やインフルエンザが大流行する季節、冬。
これからの季節は家の中を清潔にして、インフルエンザ等をしっかり予防していきたいところですよね。そこでぜひ実践していただきたいのが、部屋の「換気」です。

例えばインフルエンザに感染した人がくしゃみや咳をした場合、吐き出されたウイルスは最低でも2~3時間程度にわたり漂っているというデータがあります。換気のできていない部屋の中で沢山のウイルスが浮遊していると思うと…少しぞっとしてしまいますね。
また汚れた空気の中にいると喉や気管の粘膜が傷付き、抵抗力が落ちてインフルエンザをはじめとする感染症にかかりやすくなることもわかっています。

換気方法を工夫してみよう

換気は、窓を開けて部屋の中に空気を通しこれを入れ替える、というのが基本的なやり方です。具体的には、対角線上にある窓を開けて部屋の真ん中に風を通し、部屋全体の空気を入れ替えます。

しかし部屋の換気法は、「窓を開ける」ことだけではありません。
部屋の中にあるものを動かすだけでも、換気をすることができるのです。

みなさんのお部屋には、カーペットやカーテンがありませんか? これらを動かしたり持ち上げたりすることだけでも、風をおこして換気をすることにつながります。
もし部屋に一つしか窓がない、あるいはマンションに住んでいて部屋の真ん中に風を通すのが難しいという場合は、窓を開けたうえでカーテンやカーペットを動かしてみてください。そうすることで2種類の風が生まれ、十分な換気をすることができるでしょう。

【窓の開け方について】
部屋に窓が一つしかない場合は、窓の開け方を工夫してみましょう。
左右どちらかを全開にするのが一般的な窓の開け方かと思いますが、窓を中央部に移動させ、左右両方から空気が入るようにしてみてください。すると一方から入った空気が部屋を一周してもう一方から出ていく、というように空気の通り道がうまくでき上がり、効率的な換気ができるようになります。

家電を上手く活用して上手に換気

部屋の換気の際には、家電を活用するのもおすすめです。
換気において最も大切なのは「空気の通り道」をつくることですが、構造上それが難しいお部屋もあるかと思います。そういったときは、扇風機やサーキュレーターを活用してみてはいかがでしょうか。

やり方はとてもシンプルで、部屋の窓を開けたうえで外気を取り込み、扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けて回すだけでOKです。そうすることで部屋の空気が循環し、室内の空気をクリーンにすることができるのです。

また寝室やリビングなど家族が過ごす時間が長い部屋については、空気清浄機を置くのもおすすめです。

【クローゼットやシューズボックスも換気しよう】
インフルエンザ等の感染症を予防するためには、部屋だけでなくクローゼットやシューズボックスを換気することも大切です。
というのもこれらの場所は湿気が多く空気がこもりやすいため、カビやウイルスがたまりやすい傾向にあるのです。

部屋を換気する際は、クローゼットやシューズボックスにも目を向けてみましょう。これらの場所には窓がありませんので、扇風機を活用することをおすすめします。

まとめ

恐ろしいインフルエンザの予防法は、手洗い、うがいはもちろんのこと、お部屋の定期的な換気も大切です。
窓を開けたり、カーペットやカーテンを移動させてみたり、扇風機やサーキュレーターを活用してみたり、いろいろな方法をお伝えしました。

ぜひ日頃から実践し、健康で穏やかな日々を過ごしましょう。

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