共働きで日中「布団干し」ができない時のよい方法は?

共働き


天気のよい日には寝具を天日干しして、ふかふかの布団で眠りたいと思いますよね?しかし、共働き世帯で、普段は旦那さんも奥さんもフルタイムで働いているとなると、お休みの日以外の布団干しは難しいことです。

そのような場合でも、布団乾燥機を上手に使ったり、定期的に天日干しを家政婦さんに依頼したりする方法がありますよ。

天日干しと乾燥機のメリット・デメリットとは?

布団を干す方法には、お日さまの下での「天日干し」と、室内で行う「布団乾燥機」を使う2つが考えられます。それぞれのメリット・デメリットは何でしょうか?

天日干し

天日干しのメリットは、なんといってもお日さまのあたたかさや匂いといった心地よさでしょう。天日干しで自然の風を通すことによって湿気を飛ばし、日光の紫外線による殺菌効果にも期待できます。
デメリットは、やはり天気に左右されることですね。お休みの日で、さらに時間に余裕がある時に必ずしも天気がよいとは限りませんから、干せない日が続くこともあります。
そして、天日干しだけでは布団の中のダニを死滅させることは不十分。50度以上にならないとダニは死なないといわれていますので、ダニ対策には布団乾燥機も組み合わせて使うとよいでしょう。効果的なダニ退治としては、布団乾燥機の使用と、その後に布団に掃除機をかけてダニの死骸などを吸い取ることをおすすめします。

布団乾燥機

布団乾燥機のメリットは、天気にかかわらず昼でも夜でも使えること。雨の日はもちろん、冬の夜には就寝前に布団乾燥機をかけることでホカホカふんわりあたたかな布団で眠れますね。
デメリットといえば、マットを掛け布団と敷き布団の間に挟むタイプの乾燥機の場合、乾燥のたびにマットを広げたりたたんで片付けたりするのが面倒な点でしょうか。
種類によってはマットがなくノズルから温風を吹き出して布団を乾燥させるタイプもありますが、温度ムラができやすいのがネックでしょう。

布団の正しい干し方がある?

やはりお天気のよい日には天日干しをしたいものですが、布団の素材によっては、ベストな干し方や注意点があります。

たとえば羽毛布団や真綿布団(蚕の繭から作られる繊維)は、陰干しが基本です。羽毛布団などは日光に直接当てると、紫外線が素材にダメージを与えてしまうかもしれません。どんなにお天気がよくても、直射日光に当てないように注意しましょう。さらに、布団カバーをかけて干すとより安心です。

木綿の布団(いわゆるコットン)は湿気を吸いやすい素材ですから、こまめな天日干しでふんわり感をキープしましょう。木綿の布団は、天日干しをすればふっくらした状態にある程度戻せます。

また、布団を干す時間帯も重要なポイントです。どのタイプの布団も、あまり夕方遅くまで干しておかないように心がけてください。早朝や夕方は、湿気が多くなりがちな時間帯だからです。
春や秋は10時~14時頃まで干しておいてもよいでしょう。寒い冬は13時過ぎには取り込むことをおすすめします。夏は直射日光が強いことが多いため、10時~12時頃まで干して早めに片付けるとよいでしょう。

時には布団の天日干しを家政婦さんに頼んでみては?

天日干しをした後の布団は、ふんわりしてお日さまのやさしい匂いがしますね。なるべくまめに天日干しをしたいけれど、働くママ、主婦の方はお休みの日くらいしかできません。
もっと頻繁に干したいという方は、家事代行・家政婦さんに布団干しを依頼してみてはいかがでしょうか?家事代行では、布団干しだけでなく、季節の変わり目には布団の入れ替えもお願いできますし、湿気が気になる傘や靴の天日干し、陰干しも一緒にしてもらうとすっきりしますよ。

何より、晴天の日に天日干しをしてもらえれば、その日の夜は特に、家族全員がふかふかの布団で気持ちよく眠れそうです。

まとめ

布団干しくらいは自分でできると思っていても、タイミングによってはお休みのたびに雨や曇りの日が続くこともあります。布団乾燥機も活用しながら、時には、あるいは定期的に、家事代行サービスに布団干しやその他の整理整頓や掃除も一緒にお願いできれば、普段忙しい共働きの家庭にも時間の余裕が生まれるでしょう。そして、ふんわり気持ちよい布団で眠って、家族みんなの明日への元気を手に入れてくださいね。

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