生後2ヶ月の家事はどうすべき?産後の過ごし方

出産・子育て


出産から2ヶ月を過ぎれば、ママの体の調子もだいぶ回復してきている頃だと思われます。しかし、赤ちゃんのお世話をするだけでも精一杯な時期ですので、これ以上は家事ができないとなげいているママも多いことでしょう。

そのような悩み多きときでもありますが、過ごし方によっては効率の良い充実した産後ライフを送ることもできます。それでは、生後2ヶ月の赤ちゃんを持つママのための、家事ライフハックを紹介します。

生後2ヶ月でも家事はすべき?

そもそも、生後2ヶ月の赤ちゃんを持つママは、出産前のように家事をこなさなくてはならないのでしょうか。まずは赤ちゃんとママの状態から説明していきたいと思います。

生後2ヶ月の赤ちゃんの状態

生後2ヶ月の赤ちゃんはまだ睡眠リズムが安定しない子も多く、ママは赤ちゃんから目を離してのんびりとくつろぐようなことはできない時期です。授乳間隔は3時間に1回くらいのペースで、1日の授乳回数は7、8回にもなります。さらに理由もなく夕方や夜になると泣き出す赤ちゃんがいたり、抱っこしつづけないといつまでも泣き止まなかったりする赤ちゃんもいます。ですが、徐々に昼と夜の区別がついてきて、昼よりも夜のほうが少し長く寝るようになります。

この時期の赤ちゃんは、周囲の物に興味を示し、目の前で何かが動いたりすると目で追うようになります。また、おもちゃであやすと笑顔を見せることもあり、泣く以外にも「あー」や「くー」などの言葉を発するようになります。

産後2ヶ月のママの状態

出産後2ヶ月までは産褥期と呼ばれ、ママの体の回復期になります。この時期は、ほぼ普通の生活ができるようになっていますが、まだ十分な休養を取る必要があり、無理な行動は禁物です。

産後は、女性ホルモンの分泌に大きな変化が起こります。それに加えて慣れない授乳や睡眠不足、疲労などが続くと、精神的に不安定になり、涙もろくなってしまったりイライラや憂鬱を感じたりすることがあります。このような感情は産後のママによくあることです。

まずは休息を十分に取って、誰かに話を聞いてもらったり、散歩して気分転換をしながら過ごしたりすることで、この時期を快適に過ごすことが可能です。もし、気分が沈んで日常生活の喜びを感じなくなるなどの症状が続くのであれば、医療機関や助産院、保健師などに相談するようにしましょう。

できる家事に限りがある

生後2ヶ月ではまだ頻繁に授乳を行わなくてはならないため、常に授乳を繰り返しているような生活です。そのため、赤ちゃんが寝ているスキを見て家事をするようになります。ですが、少しの物音でも目が覚めて泣く赤ちゃんもいて、家事を行うタイミングがなかなか掴めないと悩んでいるママもいます。

この時期のママは体力的にもまだ完全に回復をしている訳ではありませんので、以前のような家事はまだできないと考えておいたほうがいいでしょう。特に長時間の立ち仕事などは体力的にも辛いので、できる家事には限りがあると割り切ってしまったほうが、精神的にも楽になります。

産後ママの1日スケジュール

それでは、産後2ヶ月ママの1日のスケジュール例を紹介します。

例1)

5:00 起床・掃除・洗濯
5:30 朝食と昼食の準備・夕食の下ごしらえ
7:00 授乳
7:30 朝食
10:00 散歩・買い物
11:00 授乳
11:30 昼食
12:00 睡眠(昼寝)
14:00 授乳
15:30 赤ちゃんとのスキンシップ
17:30 お風呂・授乳
18:00 夕食
19;00 夫の夕食準備
20:00 授乳
20:30 以下、睡眠をとりながら3時間おきに授乳
23:00 授乳
2:00 授乳
5:00 授乳

生後2ヶ月の赤ちゃんは、午後になると昼寝が上手にできなくてグズったり、夕方になると理由もなく泣いたりすることがよくあります。そのため、例1のママの場合は、早めに起床して、赤ちゃんが比較的に機嫌よく過ごしている午前中に家事をこなしています。また、午前中に散歩や買い物をすることで赤ちゃんが外の刺激を受け、午後の昼寝をぐっすりと眠ってくれるような工夫をしています。

例2)

10:00 起床・授乳・着替え
10:30 洗濯
11:00~17:00 赤ちゃんの機嫌の良いタイミングで食事・散歩・買い物
(12:00) 授乳
(15:00) 授乳
17:00 布団を敷く
18:00 お風呂掃除
19;00 お風呂・授乳
20:00 寝かしつけ
21:00 夕食準備
22:00 夕食・片付け
00:00 以下、睡眠をとりながら3時間おきに授乳
3:00 授乳
6:00 授乳
9:00 授乳

例2のママの場合は、赤ちゃんの機嫌がいいときを見計らって一緒に散歩や買い物などに出掛けるようにしています。また、調理に時間がかかるものを作ることは避け、赤ちゃんが寝ているか泣いていないタイミングでご飯を食べるような工夫をしています。

生後2ヶ月の家事ライフハック5選

このように生後2ヶ月の赤ちゃんを持つママは、出産前のようには家事がなかなかできないという悩みを持っています。そこで、それを解決するためのライフハック5選を紹介します。

夫と家事を分担する

ママが育児で大変なときこそパパの協力が必要不可欠です。特に体に負担がかかるような家事はパパにやってもらいましょう。そのためには、やるべき家事をすべて洗い出して家事リストを作り、パパとよく話し合って家事を分担するといいでしょう。

もしもパパが積極的に家事に参加してくれない場合は、家事リストの担当者をパパとママで色分けして表にすると、現在の状況が明らかになります。ママが今行っている家事の全体量がパパにも視覚的に分かるので、ママの手助けをしなければならないことに気づき家事を協力しようという気持ちになってくれるでしょう。

食材宅配サービスを頼む

毎日の食事の支度は、献立を考える手間や調理の手間に加えて赤ちゃんを連れて買い物に出る手間がかかり、かなり時間と労力を必要とします。そこで、食事の支度でもっと手間を軽減し時短したいのであれば、「食材宅配サービス」を利用してみてはいかがでしょう。

食材宅配サービスとは、事前に食べたい料理を選んで注文しておくと、数日後にその食材をセットで配達してくれるというシステムです。料理に必要な食材を必要な分量だけ揃えて送られてきますので、余分に食材を購入して余らせてしまうことがありません。また、その料理の作り方を書いたレシピも用意されているので、料理初心者のママでも、指示通りに作っていくことで失敗なく美味しい料理ができます。

もしも、毎日の料理を負担に感じているのであれば、食材宅配サービスを利用し、効率的な産後ライフを送ってみてはいかがでしょう。

「完璧な家事」をやめる

生後2ヶ月の赤ちゃんを持つママは、家事を頑張ろうと思っても赤ちゃんが泣くとつい赤ちゃんのことが気になり、家事になかなか集中できないと悩んでいることが多いようです。そのような場合は、家事を完璧にこなそうとはせずに子育てを優先しましょう。

例えば、掃除をするのが辛いのであれば、掃除はパパにやってもらうか、掃除の頻度を減らしてみるのも良い方法です。このように、できない家事を無理にやろうとせずに「しなくてもいいんだ」と割り切ってしまうと、気持ちがかなり楽になります。

生後2ヶ月のかわいい赤ちゃんの時期は今でしかありません。後になって後悔しないためにも、家事よりも今のお子さんとのスキンシップを優先して育児の時間を楽しんでみてください。

おもちゃに夢中なうちに家事をする

生後2ヶ月の赤ちゃんは、おもちゃを与えてもまだ一人で遊ぶことはできません。ですが、ガラガラやモービル(メリー)など、動くものや音がするものには興味を持ってじっと見つめることもあります。どうしても今やってしまいたい家事がある場合、このようなおもちゃを利用すると、赤ちゃんがおもちゃに夢中になっている間に家事を済ませてしまうことも可能です。

このときに注意すべき点は、家事に集中しすぎて赤ちゃんから目を離さないようにすることです。万が一赤ちゃんの身に何か起きてもすぐに助け出すことができるように、いつもママが近くにいてあげることが大切です。

声かけをしながら家事をする

赤ちゃんが泣いていると、家事をやっている途中でもつい家事をやめて赤ちゃんのもとに駆け付けたくなります。ですが、毎度赤ちゃんが泣く度に家事を中断させていると、家事が思うように進まなくなります。

赤ちゃんは、おむつが濡れた、お腹がすいた、誰もいなくて心細いなど、何か不快な感情が起きたときに泣きます。このような不快な感情をいつまでも放置しておくと、ママへの信頼が薄くなってきてしまう可能性があります。そのようなことにならないためにも、赤ちゃんが不安で泣いているような場合はすぐに安心させてあげましょう。

不安で泣いている赤ちゃんを安心させる方法は、少し離れている場所からでもできます。15分ほどであれば、ママの声かけで近くにいることを知らせてあげると、赤ちゃんが安心して泣き止むことがあります。もしも、家事をやっているときに赤ちゃんが急に泣きだしたら、すぐに声かけをしてみましょう。赤ちゃんが泣き止めば、その間に家事をさっと済ませてしまうことも可能ですので、ぜひ実行してみてください。

産後の息抜きテクニック

産褥期のママは、まだ慣れない赤ちゃんとの生活にストレスを感じることも多いと予想されます。この時期を快適に過ごすためには、たまには息抜きができる時間も必要です。そのためにも、息抜きのテクニックを知っておきましょう。

午前中に外出に出かける

赤ちゃんと一緒にずっと家にこもっていると、次第に気分が滅入ってしまうことがあります。一般的に午前中ならば機嫌がいいという赤ちゃんも多いので、天気が良く暖かな日を選んで、午前中のうちに赤ちゃんと一緒に外の空気に触れてみてはいかがでしょう。外出はママと赤ちゃんの気持ちのリフレッシュにかなり効果があり、帰宅後の赤ちゃんの睡眠の質にも繋がります。

また、パパがお休みの日は、パパに赤ちゃんを預けてのんびりと一人で散歩したり、家族で一緒に散歩したりするのもおすすめします。

料理や買い物を休む日を作る

産後の子育てに忙しい時期にすべての家事を行うことはとても大変です。息抜きをするためには、たまには料理作りをお休みすることも1つの方法です。

そこで、家事代行サービスのベアーズを利用して、買い物から献立作り、調理までをすべて依頼してみてはいかがでしょう。ベアーズでは、依頼すれば味の好みやアレルギー食品にも対応することができます。また、作り置きおかずを依頼することも可能ですので、数日間はご飯やパン、麺類を用意するだけで面倒な買い物や調理から解放されます。

このシステムを上手に利用すれば、ママは料理や買い物を休む日を作ることができます。その空いた時間を利用して赤ちゃんとのんびりと過ごしたり、ゆっくりと休んだりしながら息抜きをしてみてはいかがでしょう。

【参考】家事代行サービス 料理代行初回お試しプラン/株式会社ベアーズ

家事代行を使ってみる

家事代行サービスのベアーズでは、料理以外にも掃除や洗濯など、家事全般の仕事を依頼することができます。ベアーズにはお得な料金でできる初回限定のお試しプランがあります。

まずはどのように家事を行ってくれるのかを見てから、今後利用するかどうかを検討してみてはいかがでしょう。また、定期利用以外にもスポットで利用することも可能です。やってもらいたい量と回数を必要なタイミングで依頼できますので、いつも快適な生活を送ることができます。

このようにプロの手を借りることで、ママは家事をしなくてもいい日を作ることができ、産後のストレスから解放されます。もしも産後の家事が大変と感じているのであれば、家事代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょう。

【参考】家事代行サービス 初回お試しプラン/株式会社ベアーズ

まとめ

産後2ヶ月のママは、まだまだ授乳回数も多く、昼夜問わず赤ちゃんのお世話をする日が続きます。そのような状態の中での家事と育児の両立は、なかなか難しいと考えられます。赤ちゃんと産後のママの体を大事にするためにも、この時期は赤ちゃんのお世話を中心にして、家事はできる範囲でやればいいと割り切ってしまうことも大切です。

ストレスを溜めないためにも、時には息抜きも必要です。利用できるものは利用し、この時期を快適に過ごすことができるように工夫しましょう。

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