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総合

withコロナ時代における家事代行の役割
家事代行サービス無償提供利用者アンケート結果を公表
子育て世帯で初の利用62.8%、「家事代行は思ったより手軽」

株式会社ベアーズは、2020年3月に新型コロナウイルスによる全国の小・中・高、特別支援学校の臨時休校要請を受け長期化するご家庭のストレスに対応するため、該当する東京23区の100家庭を対象に家事代行を無償でご提供する緊急支援策を実施しました。(※1)

緊急支援対象者のアンケートを介し臨時休校の中でみえてきた家族の負担、家事代行の利用動向、体験者の感想を公表します。

【無償提供の実施背景】
■臨時休校要請以降、子育て世帯から通常の2倍以上の相談・高いご利用ニーズ

新型コロナウイルス感染症の影響による政府の全国小・中・高、特別支援学校の臨時休校要請を受け、ベアーズではお子様をお持ちのご家庭より通常の2倍を超えるお問い合わせ・ご相談をいただいておりました。お子様をお持ちのご家庭にとって休校期間中必要なサービスであると実感し家事代行を利用したことがない方や普段利用しない方にも、より身近に利用していただきたいという想いから実施いたしました。

【調査結果】
今回のサービスを利用いただいた方にインターネットによるアンケート調査、電話インタビューを行いました。

■家事代行の利用経験なし62.8%(オンライン調査)家事代行はまだまだ遠い存在。
回答者のうち37.2%が家事代行の過去利用経験がありと回答し、62.8%が過去利用経験なしと回答しました。野村総合研究所が2018年に実施した調査では一般消費者による家事支援サービスの利用経験者は6.5%とのデータが公表されています(※2)。子育て世帯、実利用者に絞った調査であるためデータに偏りはありますが、家事代行利用が増加している一方で全体の6割以上は利用経験がなく一般的にはあまり馴染みのないサービスであることが推測できます。

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■臨時休校や外出自粛による変化と家事負担の増加(電話インタビュー)
定性的な電話インタビュー調査では自宅で食事をする機会が増え調理負担が増えている状況が明らかになりました。また常に家の中に人がいる状況のため、片付かない、すぐに散らかる、掃除をしにくいといった声があがりました。

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■なぜ、家事代行に馴染みがないのか(オンライン調査)
実際のお客様の声では利用前は「敷居が高そう」、「他人を家に入れるのは不安」というイメージが多数でした。しかし実際の利用によって払拭されていることが伺えます。

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■実際に家事代行を利用してみて感じたこと(オンライン調査)
1位「家の中が綺麗になって助かった」 2位「家事代行は思ったより手軽だと思った」
家事代行の利用経験なしの59.3%が「家事代行は思ったより手軽だと思った」

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サービスを通して感じたことについては過去利用の有無に関わらず「家の中が綺麗になって助かった」という回答が最も多く86.0%、次いで「家事代行は思ったより手軽だと思った」53.5%でした。
利用経験の有無による回答の違いも見られ「家事代行は思ったより手軽だと思った」では利用未経験者のほうが15.5ポイント高い59.3%となり「家族や友人にも紹介してみたいと思った」では利用未経験者より利用経験者が10.5ポイント高い43.8%という結果となりました。

利用未経験者の場合「思ったより気兼ねなくお願いできるんだなと思った」、「もっと事前に色々受け入れの準備が必要というイメージだったが、あまり気にする必要がなかった」などの回答も多く家事代行の利用自体にハードルが高いこと、家事代行を気軽に利用するイメージが低いことが伺えます。また利用経験が増えるほど安心してサービスを利用でき、他人にも紹介したい意向が生まれることが考察できます。

■臨時休校の影響で家事に割く時間が減少した世帯には家事代行が救いに!(オンライン調査)
臨時休校により自宅でお子様と過ごす時間が増えたことで掃除や料理などの家事に割く時間が減少した世帯もあります。お子様との時間が嬉しい反面、家事が後回しになる、仕事面では在宅での業務に切り替わり思うように作業が進まないとの声もあがりました。

未就学児以下、小学校低学年お子様をお持ちの保護者様からは「家事は主婦の仕事と思っていたが、自分の笑顔のために気楽に頼んでも良いのかな、と思うようになった」との回答もありました。家事を「自分がやらなければいけない家の仕事」と捉え負担を感じている人は決して少なくはありません。

家事負担が増加する中で家事代行が家をキレイにするというだけでなく精神的にも救いとなっている様子が伺えました。

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【今回の調査総括】
臨時休校措置中、子育て世帯ではお子様が在宅のために思うように家事が進められない状況や食事の準備回数の増加などから、家事の負担増大が見受けられました。
たった1回2.5時間の家事代行でも手が回らない掃除の対応やお子様ときちんと向き合う時間確保、ひいては精神的な負担の減少にも繋がりました。

家事代行は体験前は「敷居が高そう」、「他人を家に入れるのは不安」と感じられやすく未経験の方も多いのが実情です。しかし体験後は「思ったより気軽だった」、「教育がしっかりされていて安心した」という声も多く実際には気軽に安心して利用でき、かつ想像以上の対価が得られることもあるサービスであることが明らかになっています。

【今後の展望】 
子育て世帯では家事、育児、仕事を両立をしながら家庭を築いています。常に家の中を綺麗に保つことは決して容易なことではなく両立を目指すがゆえにストレスを抱えてしまうことも少なくありません。withコロナという時代の中で自宅で過ごす時間はより長くなり暮らしを整える家事代行の重要性はこれまで以上に高まっていくことが予想されます。

今回は子育て世帯向けに1回限りのサービス提供でしたが今後は対象世帯やサービス回数等を検討しながら規模の拡大を予定しております。
ベアーズでは家事代行を誰もが気軽に利用できる“日本の暮らしの新しいインフラ”とするとともに、withコロナ時代のお客様の暮らしに寄り添い「安心」「安全」「快適」「便利」なサービス提供に努めてまいります。

<電話インタビュー協力者>
Aさん:リモートワークでの仕事をしている。小学生1人、中学生1人、高校生1人、夫との5人世帯。共働き。
Bさん:専業主婦。小学生2人と、夫との4人世帯。

<解説・引用>
※1
交通費(1回917円/税込み)のみお客様負担
※2
野村総研株式会社「平成29年度商取引適正化・製品安全に係る事業調査報告書」
(家事支援サービスに関するアンケート調査)
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H29FY/000261.pdf

<調査概要>
【オンライン調査】

■主体:ベアーズ
■方法:インターネットリサーチ、インタビュー
■地域:東京23区
■対象:小・中・高・特別支援学校のお子様を持つ保護者かつ東京23区限定・家事代行サービス3月無償提供利用者(インターネットリサーチ43名、インタビュー2名(インタビュー回答者はインターネットリサーチも回答))
■日時:2020年4月1日~5月2日
■回答数:45(有効数:43)
【電話インタビュー調査】
■上記オンライン調査回答者のうち2名

【会社概要】
名称:株式会社ベアーズ
代表取締役社長 高橋 健志
所在地 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-1-1
設立 1999年10月
https://www.happy-bears.com/
事業内容:家事代行サービス、ハウスクリーニング、キッズ&ベビーシッターサービス、高齢者支援サービスほか
提供エリア:首都圏1都4県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)、関⻄地方2府3県(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県)東海4県(愛知県・静岡県・岐阜県・三重県)、中四国5県(岡山県・広島県・山口県・愛媛県・高知県)、北海道・東北(北海道・宮城県)、九州2県(福岡県・佐賀県)※一部地域を除く

【お客様からのお問い合わせ窓口】
お問い合わせフォーム:https://www.happy-bears.com/contact

【本リリースに関する報道窓口】
株式会社ベアーズ 広報担当: 鬼原(きはら)・服部(はっとり)まで
TEL:03-5640-0211 Fax : 03-5640-0212 e-mail: pr@happy-bears.com