片付け方がわからない?整理整頓が苦手でもできる部屋の片付けステップ

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片付け方がわからない人でも収納できる3ステップ

不要なモノを処分してもっとスッキリとした部屋で暮らしたいと頭では思っていても、片付けに取り掛かるのは億劫なものです。中には、モノが増えすぎて、どこからどう片付けたら良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。

この記事では、真似をするだけで誰でも簡単に収納上手になれるテクニックを紹介します。特に、普段から片付けが苦手という自覚がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

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部屋の片付け方がわからない人の共通点・特徴5つ

部屋が常にゴチャゴチャしている、どんどんモノが増えていくという人には、いくつかの共通点がみられます。ここでは、中でも代表的な特徴について紹介します。自分にもあてはまる場合は、部屋の中がキレイに片付いているかどうかチェックしてみましょう。

1. 「いつか使うかも」が口癖    

片付けが苦手な人に多いのが、「モノは大事にしなければ」、「モノを取っておくといざというときに助かるのでは」という「もったいない精神」です。「今は使わなくてもいつか使うかもしれない」というのが口癖になっており、なかなか断捨離に踏み切れないというパターンです。

たとえば、「人から頂いたモノ」や「新品のモノ」等は、捨てづらいですよね。しかし、数年近く使わずに置いているだけのモノは、今後も使わない可能性が高いです。使わないモノを部屋に置いておくのはスペースの無駄になります。

さらに、モノが多いとどこに何があるのかが分かりづらくなり、肝心なときに必要なモノを探すのに時間もかかってしまいます。モノを大事にすることは悪いことはではありませんが、片付けの観点からすると、現実的に使わないものは思い切って処分することも必要です。

2. 使ったモノを出しっぱなしにする

片づけが苦手な人の場合、「使ったモノを出しっぱなしにする」という傾向もみられます。たとえば、テレビを観るときに使ったリモコンや寝る前に読んだ雑誌を元の場所にしまわず、そのまま床に置いてしまうといったことが習慣化していないでしょうか。中にはどんどん上に重ねてしまい、一番下にあるものが見えなくなっている場合もあります。 片付けずにモノを出しっぱなしにしていると、床には常にモノが散乱した状態になります。足の踏み場もなくなり、埃が溜まっていても掃除をかけることもできません。不衛生になってしまううえ、置きっぱなしにしたモノを踏んでケガをする可能性もありますので、使用した後は意識してすぐ片付けるようにしましょう。

3. どこにモノを収納したか忘れる

今まではクローゼットに収納できていたモノが、なぜか入らなくてなってしまったという経験はありませんか。あまり深く考えずに、なんとなくモノを収納している人も要注意です。とりあえず目につかないところに収納しておくとその場は片付いたような気分になります。

しかし、収納に規則性がないと、どこに何をしまったかをすぐに忘れてしまいます。結果として、必要なときにモノが出てこない状態に陥ってしまうのです。クローゼットや引き出しには常にモノがパンパンに詰まっており、しかも雑然としているということはないでしょうか。常に散らかっているわけではないけれど、必要なモノがすぐに出てきづらい場合には、この機会に効率的な片付け方法を会得しておくことをおすすめします。

4. ものを収集するのが好き

「限定品」「シリーズもの」などを集めるのが好きな人は、気づかないうちに収納スペースを圧迫しがちです。集めること自体が目的になると、整理や管理が追いつかなくなります。

本当に必要なコレクションだけを厳選し、「飾る」「使う」「保管する」を分けて管理するのがポイントです。

5. 衝動買いが多い

セールやSNSのおすすめを見て、つい買ってしまうタイプも要注意です。
「安いから」「いつか使いそう」といった理由で増えたモノは、結局使われずに散らかる原因になります。買う前に「今すぐ使う予定があるか」を自問し、1つ買ったら1つ手放すルールを決めると無駄が減ります。

誰でも簡単!部屋・収納の片付け方の正しい順番・ステップ

ここからは、片付けが苦手という人も含めて、誰でも片付け上手になれる方法について説明します。片づけは決して楽な作業ではありません。しかし、取り掛かる際に、次の4つのステップから順に行うとスムーズに進められます。

ステップ①:片付ける場所を決める

まず最初にやるべきことは、「どこを片付けるか」を決めることです。一気に部屋全体を片付けようとすると、途中で疲れて挫折してしまう人が多いです。

引き出しひとつ、机の上だけなど、小さな範囲に絞るのが成功のコツです。作業範囲を限定することで集中力が続きやすく、短時間で達成感を得られます。

「今日はここだけ」と決めるだけで、片付けがぐっと現実的に感じられ、気持ちも前向きになります。最初の一歩を小さくすることで、片付けの習慣が身につきます。

ステップ②:モノをすべて出して「いる・いらない・保留」に分ける

次に、片付けたい場所のモノを一度すべて出すのがポイントです。残したまま整理しようとすると、必要・不要の判断があいまいになりがちです。出しながら「よく使う」「使っていない」「捨てるか迷う」の3つに分けていきましょう。

迷うモノは無理に処分せず、箱や袋にまとめて一時保管します。1〜2週間経っても使わなければ処分するルールを決めるとスムーズです。判断を繰り返すうちに、“自分にとって本当に必要なモノ”が見えてきます。仕分けは時間がかかりますが、この工程を丁寧に行うことで後の整理が一気に楽になります。

ステップ③:使うものを使う場所の近くに収納する

仕分けが終わったら、「使う」と判断したモノから収納していきましょう。その際に大切なのは、使用頻度と動線を意識することです。よく使うものは手に取りやすい場所に、あまり使わないものは奥や上段に収納します。

また、使う場所の近くに置くことで、探し物が減り片付けの手間も少なくなります。収納ケースや引き出しにラベルを貼り、何をどこにしまうかを明確にしておくのも効果的です。

誰が見てもわかる収納にすることで、家族全員が片付けやすい環境を維持できます。

ステップ④:使ったらすぐに元の場所へ戻す

収納ができたら、また散らからないように、使ったら元の位置に戻すことを習慣付けるようにしましょう。なぜか部屋が散らかってしまう人に多い原因が、モノの収納場所が定まっていないことです。リモコンや雑誌、郵便物等、細かなものについても収納場所を決めておき、使った後は必ずそこに戻すようにしておくと部屋が散らかりにくくなります。

ポイントは、「使用後にすぐ戻す」ことです。面倒くさがって「後でやろう」と思っていても、次の用事があるとつい忘れてしまいがちです。家族がいる場合は、リビング等皆が使うものの収納場所のルールを共有しておきましょう。子どもがいる場合は、引き出しや収納ケース等にラベルを貼り、何をしまっている場所なのかを明記しておくと効果的です。太く大きな字で、「使ったら元の場所に戻す」と書いた紙を部屋の目立つ位置に貼っておくことも意味があります。

種類別!片付けの仕方

片付けの仕方はモノの種類によって異なります。ここでは、洋服・本や雑誌・小物を片付けるコツについて、それぞれ、紹介します。

洋服

まず、よく着る洋服と、あまり着ておらずタンスの肥やしになっている洋服を分けましょう。次に、あまり着ない洋服を、気に入っているものと気に入らないけれど「まだ着られる」から保管しているものに分けます。気に入っている洋服以外は処分対象です。フリマサイトなどで売るか、捨てるかを選択しましょう。ちなみに、着ない洋服を部屋着にしようと思っても結局は着ることなく溜まっていくので、処分することがコツです。

本や雑誌

本や雑誌はスペースを取るため床や机、ベッドなどに放置されやすく、部屋が散らかる原因になります。今後はもう読むことがない本や雑誌は、処分か売却をしましょう。

ブックオフなど古本買取業者に不要な本・雑誌を持ち込むこともできますが、数が多い場合は出張買取サービスを利用するほうが便利です。数が少なく梱包や発送が苦にならないならフリマアプリに出品してもよいですが、なかなか売れない場合は古本買取業者を利用するほうがよいかもしれません。

小物

小物とは、文房具や家電製品・付属品(コード類など)、CD・DVD、化粧品やアクセサリー、食器やカトラリー、お土産でもらったキーホルダー、その他の生活用品などです。他のモノと同様に、よく使うモノと使わないモノに分類し、使わないモノは処分しましょう。

処分しない小物を収納するときは種類別にまとめ、透明な容器に入れたり、できるだけ立てて何があるかを見えやすくして収納することがおすすめです。そうすれば、使いたいときに探す手間が省けます。

部屋をキレイに保つコツ

苦労して大掃除をしてもすぐに部屋がまた散らかってしまうことに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。片付けとは、単に目の前がスッキリすれば良いというものではなく、「常にスッキリとした状態が保たれる」ことが本当のゴールです。部屋をキレイに保つためには、ちょっとしたコツが必要です。具体的には、次の3つのコツを意識しましょう。

自分なりの「捨てるルール」を作る

片付け上手な人の多くが、自分なりの「捨てるルール」を持っています。特に買い物が好きなわけではなくても、モノはいつの間にか増えてしまうものです。そのため、自分なりの捨てるルールを決めて、定期的に断捨離を行うことが大事です。

たとえば、食品であれば賞味期限を過ぎているかどうかがひとつの目安になります。本やCD等も、何年も読んだり聴いたりしていない場合は処分対象といえます。嗜好品については、たとえ捨ててもまたすぐに同じものが手に入るかどうかを判断基準に加えておくと良いでしょう。古いものでも、二度と入手できそうにないものは手元に残しておくことをおすすめします。衣類については、1年以上着ていない服は捨てる、お気に入りでも年齢的に似合わなくなった服は捨てるようにすると合理的です。衣類は特に増えやすいので、クローゼットに収納できるだけを上限としておくことも有効です。

思い出の品は厳選する   

なかなか捨てられないモノの中には、思い出の品もあるのではないでしょうか。たとえば、昔撮った写真や友達とやり取りした手紙、年賀状等は、捨てにくいモノの代表です。しかし、こうしたものは毎年溜まっていく一方ですので、思い切って処分することもときには必要です。保留にするのは、特に思い入れの強い品だけに厳選しましょう。

手紙や年賀状等は、写真に撮ってデータ化して残す方法もあります。過去の仕事に関する資料が捨てられないときもあるかもしれませんが、その場合も控えのコピーは捨てる等工夫して、減らせるだけ減らしてみましょう。形としては無くなっても、過去の思い出は自身の心の中に刻み付けておくこともできます。

片付けのプロに学ぶ

家事代行の片付けサービスを利用して、プロの片付け術を学ぶことも有効です。

例えば「家事代行ベアーズ」のお片付けサービスでは、 独自の研修に合格した認定スタッフがご自宅にお伺いし、お客様のご要望に応じて片付けをします。片付けが必要な場所かどうかはお客様にご判断いただき、スタッフは便利な収納グッズや収納方法を提案しながら、作業を進めていきます。

そのため片付けが終わってからも、収納場所にモノを戻すだけで部屋をキレイに保つことができます。また、リビングと子ども部屋の収納を工夫したい、手付かずになっている大型クローゼットを片付けてほしい等、ご要望に合わせた整理収納が可能です。

自分では普段手を付けられない箇所や自分の苦手なことは、業者のプロにお願いしてみるのも良いかもしれませんね。

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部屋の片付け方がわからない・整理整頓が苦手なら「ベアーズ」にお任せ

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ベアーズは創業20年以上、累計250万件超えのサービス実績を誇る家事代行・ハウスクリーニングサービスです。掃除に関する深い知識を身につけたスタッフが、あなたのお部屋を丁寧に掃除・片付けします。

さらに接客マナーにおいても研修を重ねており、初めての方でも安心して利用できます。お客様満足度は96.5%と、高い評価を得ているのもポイントです。「清潔で快適な部屋を保ちたい」とお考えの方は、ぜひ一度ベアーズのサービスをお試しください。

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片付けのやる気が出ないときは?

なかなか片付けをやる気になれないときは、以下の方法を試してみてください。

・ビフォーアフター写真を撮っておく
過去の片付けのビフォーアフター写真を見返し、「片付ければどれだけスッキリするか」を思い出せば、モチベーションが上がります。

・友達や親を家に招く約束をする
「散らかった部屋を見られたら恥ずかしい」という気持ちはモチベーションの源です。また、来客日時=片付けの締め切りを決めることによって緊張感が高まり、片付けに着手しやすくなります。

・掃除する日を決める
毎週の何曜日は片付けの日、と決め、その日だけは何も考えずに片付ける習慣にしてはいかがでしょうか。「いつ片付けようか」と悩むステップを飛ばせるだけでも効率アップにつながります。

部屋の片付け方がわからないことに関するよくある質問

以下では、部屋の片付け方がわからないことに関するよくある質問と回答をまとめています。

・物が多い家の片付け方は?
・収納がない部屋の片付け方は?

それぞれを詳しく見てみましょう。

物が多い家の片付け方を知りたい

物が多すぎてどこから手をつければいいかわからないときは、まず「いる」「いらない」「保留」の3つに分けることから始めましょう。
収納を増やす前に、今あるモノをすべて出して見直すことが大切です。

1年以上使っていないもの、同じ用途のものが複数ある場合は「いらない」に分けてください。

「迷うもの」は保留ボックスに入れて1〜2週間様子を見ましょう。
その間に使わなければ処分するのが基本です。

また、衣類・書類・キッチン用品などカテゴリーごとに進めると効率的。片付けの目的は単にモノを減らすことではなく、“使いやすく、心地よい空間をつくること”です。少しずつでも確実に、家の中が整っていきます。

収納がない部屋の片付け方を知りたい

収納がまったくない部屋でも、工夫次第でスッキリ暮らすことは可能です。まず意識すべきは「床にモノを置かない」ことです。

使う頻度が高いモノだけを厳選し、出しっぱなし=収納として見せ方を工夫しましょう。例えば、ワイヤーラックやオープンシェルフを使えば、見せながら整理できます。

また、壁やドア裏にフックを取り付けて吊るす収納を増やすのも効果的です。
使用頻度が低いものは、ベッド下やスーツケースの中など“空間のすき間”を活用してみてください。

家具を増やす前に、「本当に必要なものか」を見直すことが、収納のない部屋を整えるいちばんの近道です。

まとめ

部屋をキレイな状態に保つためには、「定期的に断捨離を行う」、「収納にルールを持たせる」、「使ったら元の位置に戻す」ことが大事です。モノが増えるとその分だけどこから片付けたら良いのかわからなくなってしまいますし、部屋も狭く不便になってしまいます。

ストレスになってしまう前に、ぜひ家事代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。プロの片付け術を参考にして、心地よく機能的な部屋づくりを目指してみませんか。

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