大掃除チェックリストの作り方(テンプレート付き)
お役立ち全般
更新日:2023.11.13

年末が近づいてくると、気になるのが家の大掃除ですよね。普段の掃除よりもかなり労力を使いますが、きちんと済ませておくことで、新しい1年を清々しい気持ちで迎えることができます。
大掃除を効率的に進めるためには、あらかじめチェックリストを作って、計画に沿って掃除を進めることがおすすめです。この記事では、大掃除をできるだけ楽に済ませたい人に向けて、大掃除チェックリストの作り方やテンプレート、大掃除を効率的に片付けるコツを説明します。
大掃除当日のタイムスケジュールは?こちら
目次
大掃除チェックリストを作る前の準備
大掃除となるとやることがたくさん。できるだけ無駄なく効率的に進めていきたいですよね。大掃除のチェックリストを作る際には、次の4つのポイントを意識するとより楽に進められます。
掃除箇所をリストアップする
1つ目は、思うままに掃除を始めるのではなく、掃除箇所をリストアップすることです。頭の中で考えるだけでなく、紙に書き出すなどして「見える化」しましょう。そうすることで、全体のボリュームや必要な時間がつかめますし、どの順番で片付けると効率的かも明快になります。
リストアップする際は、「家全体」、「家具や家電」、「水回り」の3つに分けて、それぞれで気になるところや目立ちやすいところを中心にするのがコツです。さらに、必ず掃除をしたい箇所と、時間が余れば対応する箇所とに分類しておきましょう。
大掃除の担当と期日を決める
2つ目は、誰がいつまでにどこの掃除をするか分担を決めることです。分担を決めるとなると、キッチン担当、トイレ担当などのように場所で分けてしまいがちですが、場所ではなく役割で決めていくほうが実は効率的です。
たとえば、キッチン回りであれば、換気扇やガス台の掃除はパパ、シンクの掃除はママ、冷蔵庫などの家電を拭くのは子どもたちとします。一緒に流れ作業で分担することができるので小さい子どもがいても安心ですし、各場所の掃除が着実に済んでいくので達成感も味わえます。
ハウスクリーニング業者に頼むことも検討する
3つ目は、何もかも自分たちでやろうとし過ぎないことです。特に共働き夫婦や子育て夫婦の場合は、大掃除の一部を家事代行サービスやハウスクリーニングに依頼するのもおすすめです。
たとえば、油汚れでベタベタになった換気扇や外気にさらされている室外機の掃除は手間がかかります。プロには難易度の高い換気扇清掃や室外機清掃や水回りを中心にお願いして、自分は片付けや断捨離をするなど、分業すれば時間の短縮になるでしょう。
プロは専用の洗剤や道具を使い、設備を傷つけることなく効果的に汚れを落としていきます。仕事や育児で忙しく、大掃除にまで手が回りそうにない場合は、家事代行サービスの活用を検討するのも解決方法のひとつです。
完璧を目指さない
大掃除をするにあたって、「徹底的にキレイにしたい」という意欲が湧くと同時に、「やることが多くて面倒」と憂鬱にもなることもあります。大掃除の途中で疲れてしまったり、腰を痛めてしまったりして、計画通りに大掃除が進まないケースもありますよね。
そのような場合は無理をせず、適度なところで切り上げるようにしましょう。完璧を目指すとキリがなく、いつまでも大掃除が終わらなくなってしまいます。「家全体が一通りキレイになればよい」程度の気持ちで臨むほうが、大掃除に前向きになれるでしょう。
大掃除チェックリストのテンプレート

大掃除について理解したところで、ここからは実際にチェックリストを作成してみましょう。大掃除には、大きく分けて「片付け」、「掃除」、「洗濯」の3ステップがあり、それぞれでやることを整理しておくのがコツです。それぞれのチェックリストのテンプレートを紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
片付けのチェックリスト
片付けについては、以下のように処分や収納に関するリストを作成します。
場所 | チェックポイント | 担当 | 期日 | 完了 |
洋服 | 不要な服(長く着ていない、古くなった)を処分して、クローゼットを整理 | 〇〇 | 〇日 | 済 |
本棚 | 不要な本を処分して本棚に入っていない本を収納する | |||
食料品 | 賞味期限切れのものを処分して、冷蔵庫と食品棚を整理する | |||
食器 | 不要な食器(長く使っていない、ニーズがなくなった)を処分して、食器棚を整理する | |||
小物 | 日用品や文房具、化粧品などを処分して、戸棚やクローゼットを整理する | |||
雑誌や新聞 | 不要なものを処分して燃えるゴミに出す | |||
書類 | 処分して、ジャンルごとにファイルにまとめる | |||
思い出の品 | 不要な写真は処分してアルバムに残すかデータ化する。お土産も不要なものは処分する | |||
おもちゃ | 不要なおもちゃは処分し、収納スペースを整理する |
掃除のチェックリスト
掃除については、以下のように分類分けして、掃除場所と掃除内容のリストを作成します。
【家全体】
場所 | チェックポイント | 担当 | 期日 | 完了 |
窓 | 窓ガラスや網戸、サッシ、換気口を掃除する | 〇〇 | 〇日 | 済 |
床 | フローリングや畳に掃除機をかけた後、ウェットシートや雑巾を使って汚れを落とす | |||
土間 | 玄関やバルコニーのゴミをほうきで掃き、モップで汚れを落とす | |||
建具 | ドアや障子、襖などを拭く。外せるものは外して枠も拭く |
【家具や家電】
場所 | チェックポイント | 担当 | 期日 | 完了 |
家具や家電の上 | 冷蔵庫や食器棚、電子レンジ、サイドボード、本棚、タンス、照明などの上を拭き掃除する | 〇〇 | 〇日 | 済 |
家具や家電の下 | テーブルやタンス、本棚、食器棚、電子レンジ、冷蔵庫などの下を掃除する | |||
冷蔵庫 | 冷蔵庫の中身をすべて取り出して、中の汚れを拭き取る。取り外せるパーツは水洗いする | |||
家電 | 電子レンジやトースターの汚れを落とす。洗濯機の洗剤入れの汚れを落とし、洗濯層のカビを落とす。エアコンのフィルターを洗浄する |
【水回り】
場所 | チェックポイント | 担当 | 期日 | 完了 |
キッチン | コンロの油汚れや焦げ付きを落とす。壁の油汚れを落とす。シンクを磨く | 〇〇 | 〇日 | 済 |
洗面所 | シンクを磨く。排水溝などの垢やカビを落とす。換気扇の埃を掃除する | |||
浴室 | 床や天井、壁、排水溝などの垢やカビを落とす。浴槽の汚れも落とす。鏡を磨く | |||
トイレ | トイレ全体と便座を取り外して汚れを落とす。換気扇の埃を取り除く。鏡を磨く |
洗濯のチェックリスト
洗濯については、以下のように洗濯するアイテムのリストを作成します。
場所 | チェックポイント | 担当 | 期日 | 完了 |
寝具 | シーツや枕カバーを洗濯し、布団は天日干しする | 〇〇 | 〇日 | 済 |
洋服 | 夏物や秋物の汗・汚れを確認し、シミ抜きをする。(自宅での洗濯が難しいものはクリーニングに出す) | |||
カーテン | カーテン(レースカーテンも)を取り外して洗濯する。(自宅での洗濯が難しい場合はクリーニングに出す) | |||
ソファカバー | 外せて洗えるものは洗濯する | |||
カーペット | 掃除機をかけて洗濯する | |||
その他 | 浴室の足拭きマットや便座カバー、玄関マットを洗濯する |
大掃除に必要な掃除道具を揃える
大掃除チェックリストを作成したら、大掃除に必要な道具を揃えましょう。
大掃除に必要な掃除グッズといえば、洗剤、クイックルワイパー、マスク、ゴム手袋、軍手、雑巾、古い歯ブラシ、重曹、エプロンです。大掃除ではホコリが出やすいので、必ずマスクをしておきましょう。
また、大掃除は水仕事が多く、強い洗剤を使う場合もありますので、ゴム手袋をはめて手を守ることをおすすめします。外回りの掃除の際も、薄いゴム手袋のうえから軍手をはめるようにすると水や汚れから手を守れます。
大掃除に必要な掃除道具のチェックリスト
大掃除にはさまざまな掃除道具が必要です。下のチェックリストを参考にして、掃除道具を用意しておきましょう。
洗剤 | どこにでも使えるマルチ洗剤が便利。なければ台所用・浴室用・トイレ用など箇所別に用意する。 |
フローリングワイパー | 楽な姿勢で床のホコリやゴミをからめ取ることができる。 |
マスク | ホコリや洗剤成分から鼻と口を吸い込まないために必要。 |
ゴム手袋 | 洗剤や冷たい水から手肌を守るため。 |
軍手 | 外回りの掃除のときに手を汚さないため。 |
雑巾 | 水拭き用と乾拭き用を数枚ずつ用意する。 |
古い歯ブラシ | 便器のフチ裏など細かい部分の汚れ落としに便利。 |
重曹 | こびりついた汚れを落とせるため、換気扇などのしつこい油汚れや五徳などコゲ落としに便利。浴室グッズのつけ置き洗いやカビ取りにも使える。 |
エプロン | 服を水や汚れから守るために必要。ポケットがあるものが便利。 |
簡単に汚れが落とせる大掃除の便利グッズ
上でご紹介した掃除道具に加えて、大掃除をするうえで用意しておきたい便利グッズを紹介します。一人暮らしでも大家族でも、持っておくと簡単に汚れが落とせて便利ですよ。
重曹
重曹は、「重炭酸」や「ベーキングソーダ」とも呼ばれているエコ洗剤です。お菓子作りにも使われているので口に入るものを洗いたい場合にも活躍します。
大掃除におすすめの使い方は、重曹水と重曹ペーストを作る方法です。重曹水を作るには、水100mlに対し重曹小さじ1杯を混ぜます。重曹ペーストは重曹水よりも濃度が濃く、水大さじ1杯に対し重曹大さじ3杯を混ぜて作ります。重曹ペーストは重曹水では落としきれない頑固な汚れに使いましょう。
重曹はお風呂の皮脂汚れや水垢を落とすのに便利です。スプレーボトルに入れた重曹水を直接吹きかけたり、重曹ペーストを塗って10〜30分程度放置すると簡単に汚れを落とせます。
セスキ炭酸ソーダスプレー
セスキ炭酸ソーダは、重曹と炭酸ナトリウムから作られたアルカリ洗剤です。重曹と同じくエコ洗剤ですが2つには違いがあり、アルカリ度が高く水に溶けやすいのは炭酸ソーダで、研磨する働きがあるのは重曹です。また、こすり洗いに適しているのは重曹で、水に溶かしてスプレーのように吹きかけるのは水に溶けやすいセスキ炭酸ソーダのほうが向いています。
セスキ炭酸ソーダの使い道は、キッチンのコンロ周りなどの掃除です。水500mlに対し小さじ1〜2のセスキ炭酸ソーダを混ぜたセスキ炭酸ソーダスプレーをコンロに吹きかけましょう。そして、ふきんで拭き取れば汚れを取り除けます。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジはメラミン樹脂から作られたスポンジのことで、普通のスポンジに比べて硬くて細かい網目が特徴です。そのため、洗剤を使わずに水だけで汚れを削り落とすことができます。メラミンスポンジはシャワーや蛇口の水垢汚れ、コンロの油汚れを落とすときに活躍します。使いやすい大きさにカットして水をつけ、汚れた部分を擦っていきましょう。
ただし、コーティングされたものには使えないので注意が必要です。メラミンスポンジは研磨剤のようなものなので、フローリングや鏡などのコーティングされたものに使うとコーティングが取れてしまうことがあります。
大掃除を効率的に進める5つのコツ

ここでは、満足のいく大掃除をするために意識しておきたい5つのコツを紹介します。大掃除の効率を上げるために参考にしてください。
1. 日程をゴミの収集日に合わせる
大掃除を成功させるためには、日程選びも大事です。計画を立てたら、大掃除を実行する日を決めましょう。大掃除では、燃えるゴミだけでなく、大型ゴミや不燃ゴミ、不用品などさまざまなゴミが大量に出ます。大量のゴミと年を越すことにならないよう、各ゴミの収集日に合わせた日程にしましょう。
また、大掃除には人手が必要です。1日で集中的に終わらせたい場合は、できるだけ家族全員が参加できる日を選びましょう。師走となると家族にも予定が入りがちですので、前もって「この日は大掃除の日」と決めて、予定を空けてもらうことが肝心です。
さらに、大掃除までに家の中の断捨離を済ませておく必要もあります。物が少なければ、それだけ掃除の手間が省けます。不要な服や読まなくなった本や雑誌などを処分してクローゼットや本棚を整理しておきましょう。断捨離には時間がかかりますので、本格的な冬休みに入る前から、段階的に進めていきましょう。
2. 掃除は「上から下へ」「奥から手前へ」行う
掃除の手順は「上から下へ」「奥から手前へ」行うのが基本です。たとえば、床を掃除した後に天井や照明器具の掃除をすればホコリが舞い散って、せっかくキレイにした床が再び汚れてしまいます。また、見える場所を掃除した後に奥の汚れをかき出そうとすれば、手前も再び汚れてしまうでしょう。こういった掃除のやり方をしていては時間も労力もかかり、効率的ではありません。
同じ場所を何度も掃除しなくて済むように、「上から下へ」「奥から手前へ」という掃除の手順を意識して作業することが大切です。
3. 時間のかかる作業は早い内に始める
大掃除では、1日の時間を効率的に使うことも重要です。たとえば、大掃除には汚れを取るために数十分から数時間、洗剤につけ置きしたり、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーなどを汚れた箇所に貼り付けておいたりする作業があります。その場合は待っている時間を有効活用して、他の作業を進めることができます。
よって、大掃除を始めるときは、まず、つけ置きなど時間のかかる作業をしておいてから、他の箇所の掃除に取り掛かるなど、時間を有効に使うとよいでしょう。
4. 洗剤は汚れによって使い分ける
掃除用洗剤は汚れの種類によって選ぶほうが、効率的に汚れを落とせます。たとえば、油汚れなど酸性の汚れを落とすためには、アルカリ性の洗剤が効果的です。また、水アカなどアルカリ性の汚れの場合は、酸性の洗剤を使用することによって簡単に汚れを落とすことができます。
人体や環境にやさしいエコ洗剤として、重曹とクエン酸を一緒に使う方法も知られています。また、エコ洗剤として人気があるセスキ炭酸ソーダも、重曹+クエン酸と同じ効果があります。これらのエコ洗剤が有効なのは油汚れやコゲ付きなど、主に酸性の汚れです。
ただし、しつこい汚れに対しては十分に落としきれない場合もあります。その場合は、業務用洗剤や専用洗剤を使用するほうが効率的に掃除できます。
5. 時にはプロの手を借りる
大掃除の一部を、掃除のプロである家事代行サービスに依頼するのも、満足のいく大掃除にするためにおすすめの方法です。お掃除のプロならではの効率の良さで、ピカピカの仕上がりとなり、大満足できるでしょう。また、外部に依頼することで時短になり、気力・体力面での負担もかなり軽減できるでしょう。
実際に家事代行サービスを利用した人の口コミにも、「自分では主体的にやらないような部分まで掃除してくれるなど、完成度が高くて満足」といった声が多くみられます。
大掃除する際のどこまで何を実施したいのか、「家事代行」と「ハウスクリーニング」の異なる点を踏まえて検討してみてはいかがでしょうか。
種類 | 概要 |
家事代行の大掃除 | 日常家事に関する大掃除。整理整頓、窓拭き、床掃除、床拭き、水回り拭き掃除(キッチン、浴室、洗面台、トイレなど)、玄関掃き掃除、雑誌や書類整理、ゴミ分別など |
ハウスクリーニングの大掃除 | しつこい油汚れやカビ、水垢などを徹底的に専用洗剤・器材でキレイにする大掃除。キッチン換気扇の分解洗浄、浴槽のエプロン内、浴室乾燥機の分解洗浄、便器の黄ばみ、など |
【参考】家事代行サービス ハウスクリーニング/株式会社ベアーズ
場所別・大掃除で家中をキレイにするコツ
掃除をする場所ごとに付着している汚れは違うもの。掃除のコツを知っておくと汚れを簡単に落とせたり、スムーズに進めたりすることができます。そこで、大掃除をする場所別に掃除の仕方やコツ、便利な裏技などをご紹介します。
キッチン
キッチンは油汚れなど頑固な汚れが多い場所の1つ。効率的に掃除をするには、段取りが重要です。まずは、つけ置きすることで汚れを浮かせて落とすものからスタートします。用意したビニール袋に酸素系漂白剤を入れて五徳をつけておきましょう。およそ1時間放置するので、その間に換気扇や排水口、コンロ周りなどの掃除を進めます。
また、高いところからホコリが落ちるため、高いところから低いところの順番で掃除しましょう。目の細かい換気扇のフィルターは歯ブラシを使うと汚れが落としやすいです。気になるシンクの水垢はクレンザーとラップを使って磨くときれいになります。
風呂
お風呂は湿気がこもりやすい場所なので、毎日お掃除をしていてもカビやぬめりが発生しやすくなっています。気になるカビやぬめりは、大掃除の機会に一掃してしまいましょう。
まず、下準備としてお風呂をお湯で濡らします。お湯をかけることで皮脂汚れが落ちやすくなり、このあとのお掃除がとても楽になります。浴槽の汚れは皮脂汚れなので、弱アルカリ性の重曹を使うのがおすすめです。
汚れが少ない場合は、濡らしたスポンジに重曹をつけて円を描くようにこすっていき、シャワーで流せば完了です。汚れがひどい場合は、重曹と水を3:1で混ぜた重曹ペーストを作り、汚れにつけたら30分程度放置します。最後にスポンジでこすってシャワーで洗い流しましょう。
トイレ
トイレもお風呂やキッチンと同じように汚れがたまりやすい場所の1つなので、この機にピカピカにしましょう。トイレの大掃除に必要なものは、トイレ用中性洗剤とトイレ用酸性洗剤です。
掃除を進める順番は、ほかの掃除場所と同じように上から下の順番で行っていきます。最初は天井です。手が届かない場所なのでハンディモップを使って汚れを落としていきましょう。換気扇にもホコリが付着しているので、カバーを外して汚れを取り除いていきます。次に便器・便座の掃除にうつります。便器のなかは頑固な汚れがたまっているので、酸性洗剤をつけてブラシで擦り落とします。そして、壁や床の汚れを拭き取り、ドアノブや窓を拭いたらトイレ掃除は完了です。
エアコン
用意するものはキレイなタオル2枚と中性洗剤、歯ブラシです。まずは、フィルターをエアコンに付けたままの状態で掃除機を使ってホコリを取り除いていきます。こうすることで、取り外す衝撃で床や空気中にホコリが舞ってしまうのを防げます。ホコリがある程度取れたら、フィルターを外してもう一度掃除機をかけ、裏面から水洗いします。水洗いで落ちない汚れは、中性洗剤を薄めたものをフィルターに付けて、歯ブラシを使って汚れを落としましょう。最後に乾いたタオルで挟むように拭いて元に戻します。
エアコンの内部まで自分で掃除することは難しいので、徹底的に内部を綺麗にしたい場合はハウスクリーニングに依頼するのがおすすめです。
大掃除後にキレイを保つ方法
大掃除が終わった後は、来年の大掃除に向けて、できるだけキレイを保つ工夫をしていきましょう。キレイをキープするには、次のような方法があります。
防カビ剤を置く
お風呂・キッチンなどの水周りや、窓ガラス・エアコンなどの結露しやすい部分、下駄箱などの湿気の多い場所は、うっかりするとすぐにカビが生えてきます。そこで、今後のカビ取りの手間をできるだけ軽減させるために、大掃除が終わったらすぐに防カビ剤の使用をおすすめします。
防カビ剤には置くタイプのものや燻煙タイプのもの、スプレータイプのものなどさまざまな種類がありますので、それぞれの場所や用途に合わせた使い勝手のよいものを選んでいきましょう。
いずれの防カビ剤も、カビ予防効果には期限があります。期限が過ぎるとまたすぐにカビが生えてくるかもしれないため、過ぎてしまう前に交換もしくは薬剤の使用を再度行ってください。
換気扇フィルターを使う
換気扇の汚れの正体は、調理のときに発生した油煙やホコリがミックスした油汚れです。その油汚れは酸化すると、ベトベトした落ちにくい汚れに変化し、厄介で落としにくい油汚れとなります。これを防ぐには、換気扇に換気扇フィルターを付け、油煙やホコリをフィルターにキャッチさせるという方法が最適です。
換気扇フィルターの素材で、最も一般的で安価で手に入りやすいものは不織布です。不織布の換気扇フィルターは設置も簡単で、こまめに交換しておけば換気扇の汚れを大幅に防いでくれます。毎年の大掃除の手間もかなり軽減されますので、ぜひ使ってみてください。
コンロカバーを使う
いつもキレイで清潔なコンロ周りをキープしたいのであれば、コンロカバーをコンロの上に設置するといいでしょう。グリルの排気口に汚れやホコリが付着するのを防ぎ、火を使わないときはコンロカバーの上を作業台として使うことができます。さらに、コンロを隠すことでキッチンの見た目がスッキリとし、見た目が良くなるなどの利点もあります。
特にコンロカバーの設置をおすすめしたいのは、ペットや小さなお子さんがいるご家庭です。コンロの上がカバーされていれば、ペットやお子さんが誤って余熱の残った熱いコンロに触れてしまうなどの事故を防ぐことができるからです。
メンディングテープを貼る
お風呂の扉や洗面台のコーキング部分は水やホコリが溜まりやすく、さらにピンク汚れやカビ汚れが目立つ場所です。大掃除でキレイに掃除をしても、またすぐにカビが生えてしまい、ガッカリしたという人も多いことでしょう。
お風呂や洗面台の掃除の手間をできる限り省くには、コーキング部分にメンディングテープを貼ってガードするという方法がおすすめです。メンディングテープを貼っておけば、そこにホコリが積もっても、サッと拭くだけでキレイに落とすことができます。
メンディングテープは、貼った部分があまり目立たないため、家族でも貼ってあることに気づきにくいかもしれません。また、メンディングテープは湿気に強く、変色しにくいという点でも優れています。それでもテープが剥がれてきたり傷んできたりした場合は、また貼りなおせばOKという手軽さがありますので、ぜひ一度お試しください。
大掃除後はベアーズにおまかせ!
「大掃除は手間も時間もかかるし、かなり大変!」と感じているのであれば、日常のお掃除から大掃除までを、プロのお掃除業者である「ベアーズ」に任せてみることをおすすめします。
ベアーズでは、徹底的な研修を済ませた清掃のプロフェッショナルが、安心で信頼のある高品質なサービスを提供してくれます。汚れをキレイに落とすことはもちろん、高い技術や丁寧で分かりやすい説明、高度なホスピタリティも提供しているため、利用者からかなり良い評価を得ています。
ベアーズならば大掃除の実績も豊富ですので、お掃除でお困りであれば、まずはベアーズに相談してみてはいかがでしょう。
プロの大掃除体験談
ベアーズの「定期清掃リセットプラン」の利用者から、次のような体験談の口コミが寄せられましたのでご紹介します。
“長年の家の汚れをプロにお任せできて嬉しいです
https://www.happy-bears.com/houseclean/jirei/5869/
築年数もだいぶ経っていて全体的に汚れているけど、どうしても手が 出せなかった長年の家の汚れを、プロにお任せできると聞き、 水周りの油汚れ・水垢を中心にお願いさせてもらいました。 毎月家の気になる所をピカピカにしていただけるのは嬉しいし、 毎年の大掃除の手間も大幅に削れそうで、とても満足しています。
このように、定期的なハウスクリーニングをベアーズに頼めば、いつもキレイな状態で過ごすことができ、大掃除の負担も大幅に軽減することが可能です。普段忙しくて掃除にあまり手間暇を掛けることができないのであれば、ぜひベアーズの定期清掃リセットプランを利用してみてください。
まとめ
大掃除を行う場合は、行動に移す前にチェックリストを作成することが大事です。紹介したチェックリストのテンプレートを参考にしてやるべきことをリストアップしていきましょう。チェックリストに沿って掃除を進めれば、無計画に掃除をするよりもずっと効率的に進められるはずです。
また、ひとりで大掃除をやりきろうとせずに、家族全員で協力して行いましょう。共働きや子育て中の家庭の場合は、プロが強い味方になります。大掃除を効率的に片付けて、晴れやかな気持ちで新年を迎えましょう。
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