家事と育児で疲れた…ストレス軽減とリフレッシュ方法をご紹介!
家事の悩み
更新日:2019.11.01

家事と育児は終わりがなく、大変な労力を要するものです。それを両立するとなると心身ともにハードになることは当然といえます。
ですから、そのような生活が毎日、何年にもわたって続くことによって、へとへとに疲れ切っているママさんも多いのではないでしょうか。今回の記事では、そのような方に少しでも家事と育児のストレスを軽くしてリフレッシュしていただくための方法をご紹介します。
目次
家事と育児の両立が疲れる理由
まずは、家事と育児の両立がなぜ疲れやすいかについて、5つの観点から解説します。
すべてを完璧にこなそうとしている
夫や義母などから家事も育児もすべてを完璧にこなす良妻賢母であることを要求されるケースもあります。しかし、それ以上に自分自身が「完璧にこなさなければいけない」「弱音を吐いたり頼ったりしたくない」と思い込んでしまっているケースも多いのです。まじめでしっかり者の方ほどご自分を追い込んで、大きなプレシャーがかかってしまうことが多いでしょう。
しかし、人間ですから心身のコンディションがよいときも悪いときもあり、常に全力疾走できるわけではありません。個人的な得意分野を持っていると同時に、あまり得意でないこともあって当たり前です。そもそも、一日の時間は限られているため、すべてを完璧にこなすことは、だれにとっても簡単ではありません。
朝から晩まで自分の時間がない
家事と育児は一日中、「やっても、やっても終わりがない」という性質のものです。生活していればどんどん汚れたり散らかったりしますし、健康であれば一日に何度も空腹になって食事をしなければなりません。来客や電話対応もしなければならず、自分と家族のスケジュール管理も主婦の役割であることが多いでしょう。
さらに、共働きをしている場合はお仕事にも時間と気力体力を費やすため、自分のための時間をなかなかとることができません。土日祝日などにお仕事がお休みの場合でも、家事と育児には休日がなく、毎日続きます。
子育て中のママさんは自分のためだけに気ままに過ごす時間がなかなか取れないため、リフレッシュできる機会が少なく、マイナスな思考に偏ってしまいやすいのです。「自分の人生はこうして過ぎていってしまうのかしら」などと考えてしまうことがあるのではないでしょうか。
家事や育児は終わりがない
仕事であれば勤務時間や納期などがあるため、ある程度のところで区切りを付けることもできます。しかし、家事や育児には終わりがなく、ご家族やお子さんが生きて暮らしているうちは、ずっと続きます。そのため、家事や育児に対しては「いつまでもたっても終わらない」という感覚を持ちやすく、達成感に乏しいといえるでしょう。
また、仕事であれば給与や報酬という形で成果がみえやすいことに対し、家事や育児には報酬がありません。にもかかわらず、「やって当然」とされてしまうケースが多く、見返りや手ごたえを感じることが難しいのです。
パパやお子さんから「いつもありがとう」「お母さんががんばってくれているから、気持ちよく暮らせているよ」と言ってもらえたら、疲れも吹き飛んでしまうかもしれません。しかし、実際には日常生活の中で感謝の気持ちを表現してもらえる機会はそう多くないでしょう。それなら、ご自分でポジティブに評価するしかありません。「今日もご飯がおいしく作れた」「子どもが喜んで食べてくれてよかった」など、ご自分でご自分をほめてあげましょう。
夫が家事や育児に非協力的
パパが家事や育児に十分、協力してくれないこともママの負担を増やし、疲れを蓄積させる原因の1つです。家事や育児の経験やスキルが足りない男性は多く、少し協力しただけで「十分に手伝った」とされてしまうことも多いでしょう。
たとえば、「オムツを替えてあげたから、今日はもうこれで終わり」と言われる場合があります。赤ちゃんは一日に何度もオシッコやうんちをするので、オムツ交換を1回しただけで育児が終わるわけではありません。しかし、一日中赤ちゃんと一緒にいないパパにとっては、「育児には終わりがない」ということをなかなかイメージできないようです。家事についても同じでしょう。
また、仕事から帰ってきたパパが「疲れているから」という口実で家事や育児に積極的に参加してくれないケースも珍しくありません。そう言われてしまうと、協力を求めにくいと感じて、ひとりで背負い込んでしまうママも多いのではないでしょうか。
家の中にこもりがちでリフレッシュしづらい
お母様がひとりで家事や育児を担っているワンオペ育児の場合は、どうしても家の中にこもりがちになります。家でしなければいけない家事や育児が多いことにくわえて、幼いお子さんを連れて外出するのも大変なことであるからです。
たまには外出してリフレッシュをしたほうがよいと思っても、ひとりでお子さんを見ながら外出することは気が休まらないでしょう。外出先でのさまざまなトラブルを想像すると出かけることがおっくうになってしまうことが多いのではないでしょうか。その結果、出かけるとしても行き慣れた近場に限られてしまって、日常生活に変化を感じることが難しくなります。そのような状態では、なかなかリフレッシュもしづらいでしょう。
疲れやストレスを軽減するコツ

家事と育児の両立はだれにとっても大変で疲れるものです。この段落では、家事や育児の疲れとストレスを軽減するためのコツを3つ、ご紹介します。
夫と話し合いをする
家事や育児の疲れを軽減するためには、パパの協力が必要不可欠です。そもそも、男性には家事や育児の知識や経験が足りないケースが多く、家事や育児の具体的な作業をイメージできていません。そこで、「家事と育児の両立がどれほど大変なのか」「どのようなタスクにどれくらいの時間や労力がかかるのか」を可視化して伝えることが効果的です。
パパに家事や育児の内容を理解してもらって協力してもらうために、プレゼン資料を作成して訴えたママもいます。まずは家事や育児について知っていただき、そのうえでどのようなご協力をしてもらいたいのかを話し合いましょう。感情的に訴えるよりも論理的に伝えて要求するほうが男性には効果的です。
完璧を目指さず、手抜きをする
完璧主義はご自分を追い詰める原因となります。家事と育児のすべてにおいてパーフェクトであろうとすることをやめてみましょう。手抜きやズボラも許容し、毎日の生活を楽にすることを優先してはいかがでしょうか。
たとえば、料理にはレトルトや冷凍食品、お惣菜(そうざい)などを活用できます。複数の調味料を合わせる手間を省くために、半調理品を利用するのも良い方法です。また、炊飯器調理や自動調理機器などを利用すれば、調理している間に他の作業ができます。食器洗い乾燥機を使えば、食器を手洗いして拭き上げる時間と手間をなくすことが可能です。
また、ロボット掃除機や乾燥機付き全自動洗濯機といった便利な時短家電を積極的に取り入れることも、家事の負担をかなり減らす方法といえます。
タスク管理アプリを使う
家事や育児には細かい作業も多いため、漠然とイメージしているだけでは膨大な作業量に感じられ、さらにおっくうになってしまいます。また、手当たり次第に作業をしても効率が悪く、いつもバタバタとしていることになりかねません。
そこで、タスクを管理するアプリの使用がおすすめです。自分のタスクを可視化して把握しやすくなるだけでなく、パパとタスクを共有する目的でも役に立ちます。タスクを1つずつこなしていくことで達成感も味わえますし、パパとタスクを分担したり協力したりすることもしやすくなるでしょう。
おすすめのリフレッシュ方法
最後に、家事や育児で疲れたときのリフレッシュ方法を3つ、ご紹介します。
一人の時間を作る
家事や育児の疲れとは身体的なものだけでなく、むしろ、精神的なもののほうが大きいのではないでしょうか。どんなに愛しているパパや子どもであっても、それぞれが個性と意思を持つ別の人格ですから、家の中でずっと一緒にいると衝突することもあります。育児に疲れてくると子どもがかわいいと思えなくなることもあるでしょう。「そんな自分は母親失格ではないか」と思い詰めてしまうようなときもあるかもしれません。
ですから、ときには家族と離れて、ひとりになれる時間が必要なのです。パパのお仕事が休みの日に家事と育児をおまかせして外出してみるなど、数時間だけでも「自分だけの時間」を作るようにしましょう。その時間は美容院に行ったり趣味を楽しんだりするのもよいですし、どのようなことでも、日常生活の束縛から自由になれたと感じる過ごし方をしてみてください。
ママ友と一緒に出かける
だれかに話すことでストレスが軽減されることはよくあります。気を使わなくてよいお友達と会って思いきり愚痴をこぼしたり、食事やショッピングなどに出かけてみたりすることも、よい気分転換になるでしょう。ママ友と一緒に出掛ける場合はお子さんも連れて行くことができるうえ、リフレッシュにもつながります。
家事や育児を第三者に手伝ってもらう
家事や育児に疲れて心の余裕をなくしてしまうくらいなら、第三者の手を借りるのもよい解決法といえます。家事や育児のタスクには外注できる性質のものも多くあるのです。家事代行サービスでは掃除・洗濯・炊事・買い物といった日常の家事のほか、お子さんの送り迎えや遊び相手といった育児のお手伝いも頼むことができます。
実家の両親や義理の両親などにお手伝いをお願いしにくい場合でも、家事代行サービスなら遠慮なく、必要なタイミングで依頼が可能です。単発でも数時間単位でも頼めるので、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【参考】家事代行サービス 初回お試しプラン/株式会社ベアーズ
【参考】家事代行サービス キッズ・ベビーシッター初回お試しプラン/株式会社ベアーズ
まとめ
家事と育児の両立はハードで難しいものですから、それをひとりで負担している方が「疲れた」と感じるのは当たり前です。どうか、ひとりだけで背負い込まずに、ときには周りの人に愚痴を聞いてもらったり、第三者に協力してもらったりしながら、上手にガス抜きをしていきましょう。
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