家事の時短テクニック6選!家電やグッズも賢く使おう
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更新日:2024.01.19

忙しく働きながら子育てもしているワーキングマザー、ワーキングファザーの皆様。朝から晩まで時間に追われる生活が続いて「子どもと向き合う時間さえ、十分に取れない」というのが悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そのような方にとって、家事を時短することは生活が楽になるポイント。この記事では、ワーキングマザー・ワーキングファザー、また忙しい方に試してもらいたい家事の時短テクニックを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
家事の時短テクニック6選

いつも忙しい方にとっては、5分でも10分でも時短できれば助かるものです。ここでは、ワーキングマザーやワーキングファザー含むにおすすめできる時短テクニックを6つ紹介します。
1. 朝型の生活にする
仕事で疲れて帰宅した後、さらに夕食作りに手間や時間がかかるとなると、おっくうに感じやすくなります。「急いで夕食を作らないといけない」と考えると気持ちにも余裕がなくなり、子どもや夫にイライラをぶつけてしまうという悪循環の原因にもなりかねません。
家で過ごす時間を充実させるためには、帰宅後のタスクをできるだけ減らすことを考えて、朝のうちに一通りの家事と夕食の下ごしらえを済ませておくことがおすすめです。そのため、朝早く起きて活動する「朝型」の生活習慣をつけるようにしましょう。睡眠をとった後は疲れも取れているので、エネルギッシュに効率よく家事をこなせるはずです。
夜にする家事が少なければ、「ママと子どもの時間」もゆったりと過ごせます。「今日の家事は終わった。後は寝るだけ」というゆとりのある気持ちで臨むほうが、子どもの寝かしつけに専念できるでしょう。
2. 夫と家事を分担する
子育て中のママがすべての家事を1人で完璧にこなすのは難しいです。夫にできる家事は、どんどん分担してもらいましょう。
夫に家事を分担してもらうためには、ちょっとしたコツがあります。まず、すべての家事をリストアップして視覚化しましょう。家事とは、漠然とイメージするだけでは大変さがわかりにくいものなのです。そこに、家事を視覚化することによって、家事の内容と量を把握しやすくすることの意味があります。夫婦のどちらがどれだけの家事を負担しているか、特に、妻に家事負担が偏っていることが明らかになるでしょう。
そのうえで、家事リストを見ながら夫と話し合い、夫が得意なものや時間的に可能な家事を担当してもらうようにします。
3. 同じフライパンで一気に調理
料理の時短をするためには、「〇〇するついでに一気に調理」を意識することです。また、使用する調理器具をできるだけ増やさないようにすることで、洗い物の頻度と量を減らすようにします。
たとえば、野菜をゆでるときは鍋でなくフライパンを使います。お湯を捨てた後は、そのまま、フライパンで卵料理やその他の炒め物を同時にしてしまいましょう。大きめのフライパンなら場所を分けて複数のおかずを同時に調理できます。
他には、包丁とまな板を使う作業はまとめてするという時短方法もあります。食材を買ってきたら、冷蔵庫にしまう前に切り分けて小分けにしておけば、使いたいときに便利です。肉や魚なども下味をつけて冷凍保存しておくと、料理するときには解凍して焼くだけで良いため、時短になります。
4. 家事を頑張らない
仕事・家事・育児は、それぞれ1つだけでも大変なもの。1人で完璧にこなすのは非常に難しいことなのです。ですから、「家事を完璧にしなければいけない」という思い込みは捨てて、「家事は必要最低限ができていればいい」と考えるようにしましょう。
「必要最低限の家事」といっても人によって、また、家庭によって程度は異なります。目安として、たとえば、「掃除は健康を維持できる衛生状態を保てる程度でOK」としてはいかがでしょうか。毎日、掃除機をかけないと病気になるわけではないのです(アレルギーやぜんそくなどの持病がある場合は除きます)。あるいは、「家族が不満を感じない程度」を目安に家事を簡略化するのも良いでしょう。
料理についても、毎日、一汁三菜の食事を準備するのは大変です。ときには、野菜を豊富に使った鍋物や炒め物、丼物等、1品で栄養バランスが取れる主菜1品だけの食事にしても問題ありません。
5. 時間があるときにおかずを作り置き
休日等、まとまった時間があるときに、おかずをまとめて調理して保存しておくと、忙しい平日に料理を時短することができます。野菜をたっぷり使う等、健康を考えた食生活を実現するためにも、作り置きが役に立ちます。
野菜などは切り分けたり下ゆでしたりして、1回分ごとに分け、冷蔵や冷凍で保存しておきます。よく作るメニューがあれば、「野菜炒め用」「みそ汁用」「カレー用」など、用途別でカット野菜セットを作っておくのもおすすめです(ジャガイモなど冷凍に向かない野菜もあるので注意してください)。
また、カレー・シチュー・肉じゃがは味付けをするまでの調理工程がほとんど同じなので、多めに野菜セットを作って調味する前に取り分けておき、複数のメニューに使用できます。その他、焼き魚やハンバーグ等もまとめて作って冷凍しておくと、平日は温めるだけで食事やお弁当に活用できます。
6. 床にものを置かない
生活していると、ついつい、使ったものを床に置いてしまいがちです。よく使うものは手の届く場所にあると取りやすいこともあり、テレビのリモコンや雑誌、ティッシュの箱等が床に散乱している家も少なくありません。冬等は特に、こたつの周りにものが集まって部屋の中がゴチャゴチャと散らかりやすくなります。
そのような状態だと、掃除機やフローリングワイパーをかける前に床に散らかったものをどかす作業が必要になるため、掃除をするのがおっくうになります。掃除を時短するためには、床にものを置かない習慣が大切です。ロボット掃除機も床にものがないほうが効率的に機能します。家族にも協力してもらい、使ったものは床に置かずに元に戻すようにしましょう。
家事時短の三種の神器
最後に、家事時短に役立つ三種の神器ともいえるものを紹介します。いままで使ったことがないという方も、ぜひ導入を検討してみてください。
ネットスーパー
日頃は自宅や職場に近いスーパーマーケットで食材の買い物をする方が多いでしょう。しかし、実店舗での買い物は「店舗に出向く」「売り場を見て回る」「袋詰め」等に時間と労力がかかることがネックといえます。特に、小さな子どもを連れて買い物するのは一苦労というママも多いのではないでしょうか。
そういった問題を解決できるのが、ネットスーパーです。インターネットで注文ができ、最寄りの店舗から300円程度の手数料で自宅まで届けてもらえます。
2時間単位で配達時間指定ができるネットスーパーもあります。また、余計な買い物までしてしまいがちな実店舗での買い物と違い、ネットスーパーなら安い商品や必要な商品だけを冷静に選べる点もメリットです。
時短家電
生活家電も進化を遂げており、家事を時短できる便利な製品がたくさん出ています。節約している方の場合、「特別な道具を使わなくても家事はできるのに、時短家電を買うのはぜいたくではないか」とためらうこともあるかもしれません。しかし、時短家電を使い始めた後は「もっと早く導入すれば良かった」「導入してから楽になった」と思う場合がほとんどです。
たとえば、乾燥機付き全自動洗濯機があれば、お天気を気にする必要もなく、夜でも洗濯できます。その他、ロボット掃除機や、ボタン一つで料理ができる自動調理機、複数の料理を一度に作れるオーブンレンジなども、家事にかかる時間を減らすことができます。
家事代行サービス
家事代行サービスは、平日も休日もなかなか休めない人に、心と体の休養時間を与えてくれる存在です。依頼できるのは、掃除・洗濯・料理など一般的な家事に限りません。他にも、子どもの送り迎えや銀行・役所の窓口での手続き、庭木や草花の水やり等、お客様の要望に応じてカスタマイズ可能なサービスを提供しています。
たまには、家事代行に家事をお任せしてしまい、自分の時間を持つようにするのもおすすめです。リフレッシュの機会を取り入れることで、ハードな毎日を乗り切るパワーを充電できます。
【参考】家事代行サービス 初回お試しプラン/株式会社ベアーズ
家事の時短につながる?スケジュール例
家事の時短をしたい方にはワーキングマザーが多いと聞き、一例としてワーキングマザーのスケジュールを調べてみました。もちろん子育てや仕事もありとても忙しい毎日かと思いますが、時間の使い方を見直してみたら、もっと効率よくできる可能性があります。そこでここでは、理想的な1日のスケジュール例を紹介します。
起床〜出勤まで
朝は通勤や子どもの登園時間から逆算して家でのスケジュールを立てます。早めに起床して活動するようにすれば、自分の時間を少し持つことも可能です。なかなか難しいのが現実ですが……。
5:30 | 起床~朝食とお弁当の準備をしながらキッチンの掃除 |
6:15 | 自分の好きなことをする時間(読書や朝の散歩等) |
7:00 | 朝食~使った食器を食器洗い機に入れる、家中に掃除機をかける |
8:00 | 幼稚園に子どもを送り届けてから、そのまま通勤 |
9:00 | 出勤 |
「朝は忙しいから」といって散らかしたままで出勤した場合、仕事を終えてから家事が山積みになっている家に帰宅すると考えると、気が重くなってしまうでしょう。出勤前に、ある程度の家事を片付けてしまうのが、帰宅後の時間に余裕を持たせるためのポイントです。
帰宅〜就寝まで
帰宅後の家事は夕食準備・後片付けとお風呂、洗濯だけをすればいいように計画しているため、寝る前に子どもと過ごす時間を持つことができます。
18:00 | 退勤~子どものお迎え~スーパーで買い物をして帰宅 |
19:00 | 夕食の準備 |
19:30 | 食~使った食器を食器洗い機に入れる |
20:00 | 入浴~洗濯機を回し、干す |
21:00 | 幼稚園の準備~子どもとのコミュニケーション(会話や絵本の読み聞かせ等) |
22:00 | 就寝 |
朝は早く起きる習慣のため、子どもと同じ時間に早めに寝ます。夫の帰宅が遅い場合は夫が育児に関われないデメリットもありますが、休日はパパの育児をメインにするとバランスを取れることも。ご家庭で話し合いベストなバランスとスケジュールを話し合われてみてはいかがでしょうか。
まとめ
時間との戦いに常時さらされており、自分の時間をゆっくりと持てないと余裕も無くなってしまいます。この記事で紹介した家事の時短テクニックや三種の神器を駆使して、なにごともがんばりすぎないように心がけてください。
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