共働きなのに夫だけずるい!「デキる夫」に変える方法
共働き
更新日:2020.01.06

毎日の生活の中で、夫に対して「ずるい」と感じたことはないでしょうか。理由はさまざまありますが、「共働きなのに夫だけずるい!」と感じている妻は意外に多くいるのです。
今回は、共働きの夫に対してずるいと感じる瞬間や、夫を「デキる夫」に変える方法などをご紹介します。夫婦円満のコツについても紹介しますので、夫に対して不満が募りつつある人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
共働きで「夫はずるい!」と感じる瞬間
まず、共働きの妻が「夫はずるい!」と感じる瞬間をご紹介します。どれもよく耳にする内容ばかりなので、覚えがある人もいるかもしれません。
家事育児に協力しない
たとえ共働きであっても、「家事育児は女性の仕事」と考えている男性は多くいます。毎日忙しく動き回っている妻は、家事・育児に協力せずに自分の時間を過ごしている夫に対して、「自分だけずるい」と感じてしまうのです。母親が専業主婦だったなど夫の家庭環境にもよりますが、無意識で「女性がやるもの」と思ってしまう夫は多くいます。
共働きであれば自発的に家事・育児にも参加してほしいものですが、家事は女性の仕事だと考えているタイプの夫は、毎日の仕事さえこなしていれば良いと思ってしまいがちです。特に家事は見えない作業も多いので、そうした部分は男性にとって見えづらく、無頓着になりがちです。
自分だけ夜遅くまで飲んで帰ってくる
女性の場合、夜遅くまで飲んでいることに対し、良く思われないことが多くあります。特に子どもがいる家庭の場合、「そんなに遅くまで遊んでいいのか」「旦那さんに怒られないか」など、周囲から注意を受けることもあるでしょう。反面、男性の場合は「仕事の付き合い」と称して、午前様になるまで飲んでもあまり注意はされません。同じ共働きで子どもがいる点は変わらないのに、夫だけ文句も言われず遅くまで飲んでくることに対し、妻は「ずるい」と感じてしまいます。
夫は家事・育児を気にせず飲み会に参加できるのに、妻はさまざまなことを気にしなければならず、そうした注意をされてしまえば素直に楽しめなくなってしまうでしょう。
帰宅後、家事をせずゲームをしている
帰宅後は思う存分のんびりし、「仕事で疲れているから」と言いながら、妻の家事を手伝わないケースです。帰るなりソファで横になってテレビを見たり、ゲームをしたりと自由な時間を過ごしている夫を見て、妻は不公平だと感じます。共働きの場合、仕事で疲れているのは妻も同じです。中には「やらなくてもいいよ」という夫もいますが、家事や育児は誰かがやらなければ溜まってしまう一方になるため、結局は妻がやらざるを得ません。
リラックスをする時間は大事なものですが、「ゲームをする元気があるなら家事に協力してほしい」と思う妻は多いでしょう。
自分だけ趣味にお金を使う
金銭感覚の違いでも、妻は夫に対して「ずるい」と感じることがあります。「平成30年分 民間給与実態統計調査」によると、男性の平均給与は約545万円、女性は約293万円という結果です。趣味にお金をつぎ込む夫の場合、「俺が稼いだ金だから」「自分へのご褒美だから」と言いつつ、ボーナスを自分の趣味にあてたり、家計へは入れなかったりするケースがあります。
そもそも、そのボーナスを使う余裕があるのも、共働きをしているからではないでしょうか。自分の方が稼いでいるからと浪費する夫は多くいますが、あまり自分のことだけにお金を使われてしまえば、妻は不満を感じてしまいます。収入は全て家計に入れるべきというわけではありませんが、時には家族に対しても使ってほしいところです。
子どもが夫に頼らない
夫が育児に非協力的であったため、子どもがママばかりを頼るようになるケースです。状況はさまざまですが、子どもはママを大好きになりやすく、育児をしてこなかったパパよりもママの方が子どものことをよくわかっています。そのため、「子どもはママの方がいいって言っている」「俺じゃダメみたいだから」などと言い訳をし、さらに育児から逃げようとすることもあるでしょう。夫婦どちらもママ・パパ1年生であることに変わりはありません。
このケースでは、家事・育児が妻のワンオペになりやすく、そうなれば夫に対する不満はさらに溜まってしまうでしょう。
夫を「デキる夫」に変える方法

続いて、家事や育児をさぼりがちな「ずるい夫」を、「デキる夫」に変えるひと工夫をご紹介します。いつも自分ばっかりずるい、とお嘆きの方は、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
家事を見える化して分担する
頭では「やった方がいい」とわかっていても、家事・育児に苦手意識を持っている男性は多くいます。「何をすればよいかわからない」ことが苦手意識の原因でもあり、過去に「やり方が違う」などと注意をされた経験があれば、なおさらやる気をなくしてしまうでしょう。重要なのは、何をするべきかを明確にし、自信をもって家事・育児ができるように促すことです。
まず、日常の家事や育児のタスクを見える化し、「見えない家事」も洗い出します。その際リストを作成しておくと、「こんなに多くの家事をしている」ということが伝わりやすくなるのでおすすめです。家事・育児のタスクが見えるようになれば、夫もやるべきことがクリアになり、家事分担の話し合いがしやすくなります。
家事をしたら互いに感謝をする
家事分担をしたら、家事をしてもらう度に感謝をするようにします。感謝をされてうれしいと思うのは、妻も夫も同じです。「担当なのだからやって当たり前」という態度を取られてしまうと、お互いのモチベーションも下がる一方になります。夫が分担した家事を実際にやってみて、毎日大変なことをやってくれていたのか、と思い直してくれる可能性もあるでしょう。
「私はいつもやっているのだからやるのは当たり前」と考えてしまいがちですが、妻からもこまめにお礼を言うことで、夫側の態度も変わりやすくなります。家事をしてお礼を言われるとうれしいということを、夫にも体感してもらうことが大切です。
してほしい家事を具体的に伝える
家事を「見える化」したとしても、夫がすぐに対応できるとは限りません。それまでは妻が主体で家事・育児を進めていたこともあり、作業フローは妻のやりやすい流れが決まっているように感じてしまい、途中で手を出しにくいと考える夫もいます。もし、家事の見える化をしても夫が動けないようであれば、まずは家事に慣れてもらうことが必要です。
家事に不慣れな夫の場合、具体的な指示出しがポイントになります。「今日中に洗濯をして干しておいてほしい」など、具体的にお願いをしてみましょう。この場合の注意点としては、夫は家事に不慣れであるということを念頭に置き、家事の流れがある場合は時間の指定までしておくのもおすすめです。
共働き夫婦の円満のコツ
最後に、共働き夫婦が末永く仲良しでいるためのコツをご紹介します。お互いに忙しい毎日を送っていると、コミュニケーションがうまく取れなかったり、生活がすれ違ってしまったりといったこともあるでしょう。そんな時は、円満でいられるようなひと工夫も大切です。
相手に期待しすぎない
家族であっても、夫は他人です。言わなくてもわかるだろうなどと相手に過度な期待をせず、「こういうものだ」と客観的に受け止めるようにしてみましょう。「やってほしい、やるべき」と考えてしまうと、不満は溜まる一方です。夫の仕事が忙しい場合など、平日は家事・育児の協力を期待できないようであれば、「平日に夫はいない」と割り切ってしまうのも手段の1つです。前提を変え、現在の状況を客観的に見つめられれば、改善策も前向きに考えられます。
大切なのは期待ばかりをすることではなく、現状をどう変えていくか、冷静に考えることです。もちろん全てを自分1人でこなすのではなく、夫に頼れる部分は素直に頼るなど、上手にすり合わせるようにしてみましょう。
定期的にデートをする
同じ家に暮らす家族になると、デートに出かける機会はぐっと少なくなります。特に共働きの場合、なかなかお互いの予定が合わず、ゆったりした外出もしづらくなるでしょう。家族だからこそ、あえて休日やシフトを合わせたり、お互いの仕事を少し早く切り上げたりして、定期的なデートをするのがおすすめです。一緒に外出をすることで、お互いが大切なパートナーであることを意識できます。
家から一緒に出かけるのではなく、時には外で待ち合わせてデートをすると、より新鮮味も増します。家では見慣れた夫の姿も、外では一味違って見えるものです。定期的なデートや待ち合わせをすることで、日々のスキンシップ不足を補うことにも繋がります。
たまには家事を外注する
たまには、思い切って家事から離れてみましょう。もちろんやらないわけにはいかないので、2人とも家事を休む場合には、家事代行に家事を依頼します。家事代行のスタッフは家事や育児のプロばかりです。効率の良い家事のテクニックを二人で学ぶのも良いですし、子どもや夫とゆっくりした時間を過ごすのも良いでしょう。1人の時間を過ごしてリフレッシュするのもおすすめです。
「今日は家事をやらなくても良い」という開放感は、気分も前向きにしてくれます。プランや依頼内容もたくさんの種類があるので、生活スタイルや要望に合わせたオーダーを検討してみましょう。夫と一緒に内容を考えるのも、意外に盛り上がるかもしれません。
【参考】家事代行サービス 初回お試しプラン/株式会社ベアーズ
まとめ
夫は自分が「ずるい」と思われていることを、気付いていないケースが多くあります。やってくれているからそれで良いと考えてしまいがちで、突然ずるいと言われても、夫からすれば寝耳に水なのです。
まずは、家事を見える化しつつ夫に現状を説明しましょう。自分も家事をする当事者だと、夫に思い出してもらわなければなりません。話し合いや家事分担が上手くいった際には、お互いに感謝し合い、支え合うことを心がけてみてください。
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