【共働き必見】何もしない嫁に家事をしてもらうには?家事をしない理由と対処法
共働き
更新日:2023.06.26

「家事をしない夫」は度々話題になっていますが、なかには「全く家事をしない嫁(妻)」というパターンもあるのだとか……!インターネットやSNSで検索してみると、嫁が何もしないと嘆く夫は意外にも多くいるようです。
今回は、嫁が家事をまったくしない理由や対処法をご紹介します。嫁(妻)がやる気をなくしがちな原因についても解説しますので、「そういえばうちも」と思い当たった方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
家事をしない嫁(妻)によくあるパターン
一緒に家事をするためだけに結婚をするわけではありませんが、何もしてくれないとなればやはり困ってしまいます。まず、家事を何もしない嫁によくあるパターンからご紹介しましょう。
嫁なりに頑張っているつもり
夫が気付かないだけで、嫁は嫁なりに頑張っているのかもしれません。
そもそも、人が「綺麗」と感じる程度はそれぞれ異なるため、お互いに家事についての基準がズレている可能性があるのです。夫から見ると何もしていないように見えても、嫁なりに精いっぱいやっているパターンもよくあります。子どもの有無や就業状況にもよるので、一面だけを見て「何もしていない」と考えるのは危険です。
特に、いきなり「今日は一体何をしていたのか」と尋ねるのは避けた方が良いでしょう。嫁が行っているかもしれない家事や育児については、段階を踏んで尋ねるようにしましょう。
仕事で疲れ果てている
共働きの家族にありがちな、家事をしたくても、毎日の仕事で疲れてしまうパターンです。
仕事と育児の両立で疲れてしまい、家事をする体力が残っていないケースは多くあります。仕事が忙しくて家事まで手が回らない、という状況は、男女問わず誰にでも起こりうることです。共働き夫婦の場合は、「家事の分担はどのようになっているか」、「育児は嫁に任せっきりになっていないか」などを改めて思い返してみましょう。
専業主婦なのに家事をしない
初めのうちは専業主婦として家事・育児を頑張ってくれていたものの、年々手抜きになってしまうことも。このケースでは、多くの場合子どもの出産をきっかけに家事が手抜きになってしまった、と思うのではないでしょうか。
育児は大変なものなので、家事が手抜きになるのは当然です。ですが、協力もなしに家事を一切しなくなってしまうのは問題ですよね。
里帰り出産を長くした家庭は義母が家事を行ってくれていたため、頼りっきりになる癖が抜けない、なんてケースもあるようです。
この場合、夫婦でお互いが「このくらいやってくれてもいい・やらなくてもいい」と考えていることもありそうです。
嫁が家事をしない理由
続いて、嫁が家事をしない理由について、考えられるものをご紹介します。ここで挙げられるのは良くある意見のひとつですが、大切なのは理由を推測することではなく、しっかりと嫁自身に尋ねてみることです。
疲れている
家事が面倒で行わないのではなく、単純に仕事や育児で疲れてしまい家事ができない、という理由も十分にあり得ます。この場合は「家事をしていないことに対しての罪悪感はある」という人も多いので、そうした心情が嫁本人のストレスにもなりえるでしょう。とはいえ、仕事をして疲れているのは嫁も夫も同じです。家事を全くしてもらえないと負担も偏ってしまうので、特に共働きの家族は、上手な分担の割合を話し合ってみるのがおすすめです。
家事に苦手意識がある
得意・不得意は人により異なるので、元々家事が苦手な人もいます。嫁が家事に苦手意識がある・慣れていないなどの場合は何から手をつければよいのかわからず、結果として家事から逃げてしまうこともあります。前述のパターンと同じく罪悪感を持っていることも多いので、できないことを責めず、少しずつ慣れていってもらいましょう。夫が家事を得意にしているようであれば、嫁を誘って一緒に行うのもおすすめです。
「なぜ私だけ?」と考えている
家事分担に偏りがある家庭では、嫁が「自分ばっかり家事をしている」と考えていることがあります。共働きの家庭ならなおさらです。家事の分担に不満を持った結果、段々と家事をしなくなることもあるのです。嫁が家事をまったくしなくなったようであれば、今一度分担の偏りを考えてみましょう。特に「見えない家事」は気が付きにくく、嫁は「自分ばっかり面倒な家事をしている」と思っているかもしれません。
夫にイライラしている
夫にイライラして妻が家事をしないことも考えられます。嫁が夫にイライラする理由としては、たとえばこんなことが考えられます。
・期待とのギャップがある
夫が結婚前に家事に協力すると言っていたにもかかわらず、実際はやらないとなると、嫁は失望や不満を感じることがあります。このギャップが続くと、嫁はやがて家事へのモチベーションを失ってしまうことがあります
・不公平さを感じる
共働きの夫婦の場合だと特に、嫁が家事や育児を主に担当している場合、嫁は不公平さを感じることがあります。夫が家事や育児に積極的に参加せず、負担がかたよっていると感じると、イライラや反発が生じることがあります。
・コミュニケーション不足
夫が嫁の気持ちや家事への負担に対して理解を示さず、コミュニケーションが不足していると、嫁はイライラやストレスを抱えることがあります。夫が嫁の意見や要望に耳を傾けず、問題解決に取り組もうとしないと、ますます嫁のモチベーションが低下し、何もしなくなってしまいます。
・感謝や労いの不足
夫からの感謝の言葉や労いが少ない場合、嫁は自身の努力が認められていないと感じることがあります。家事をこなす嫁に対して、感謝や労いの言葉を伝えることはとても重要です。それが欠けていると、嫁はやる気を失い、家事をしなくなる可能性が高くなります。
嫁にこのようなイライラが重なることで家事をしなくなる場合があります。夫婦間でのコミュニケーションや感謝の気持ちを大切にし、お互いの負担や要望を理解し合うことが大切です。
嫁のやる気をなくす夫の行動
最初は家事に対してやる気があったようであれば、夫の行動や些細な一言など、何らかの要因でやる気がなくなってしまったのかもしれません。ここからは、嫁のやる気をなくしがちな夫の行動をご紹介します。
嫁に家事をすべて任せようとする
共働き世帯が増え家事の分担もされるようになったものの、まだまだ「家事は女性がやるもの」という男性は少なくありません。特にそうしたイメージを無意識で持っている夫は、全ての家事を嫁に押し付けてしまいがちです。1から10まで丸投げされた妻は、当然やる気を削がれてしまうでしょう。「家事を手伝う」つもりでいるのではなく、夫も自分のこととして主体的に関わる姿勢が大切です。
家事をしない嫁をなじる
嫁・夫のどちらにも言えることですが、やらなければならないと分かっている状態でなじられてしまうと、余計にやる気をなくしてしまう原因にもなりかねません。「家事をやらないのが悪い」と考えがちですが、一度落ち着いて家事をしない原因を考えてみましょう。これまでに解説した通り、疲れていたり、育児で手一杯になっていたりする場合もあります。家事をしない理由も聞かず、嫁を怒鳴る・チクチクと文句を言うなどは避けた方が無難です。
専業主婦の嫁を見下している
夫のなかには、「専業主婦は楽だ・仕事をしている方が大変だ」と考えている人もいます。多くの場合は二人で話し合った結果、お互いが納得したうえで専業主婦となったのではないでしょうか。最初から専業主婦を希望する女性もいますが、もしかしたら嫁は仕事を諦めるのは大きな決断だったかもしれません。にもかかわらず「仕事をしていない嫁」を夫が見下しているケースもあるのです。このケースでは、嫁の家事よりも夫である自分の仕事の方が大変で、当然偉いのだと考えてしまいます。
夫が嫁に対して支配的な態度をとる
夫の嫁に対する支配的な態度とは、夫が家事を一手に引き受けて、嫁に何も任せないというようなことです。嫁は自分の役割がなくなることでやる気が削がれてしまいます。夫の嫁に対する支配的な態度としてこんなものが考えられます。
・夫が家事を自分で全てやってしまう
夫が家事を自分のやり方で完璧にこなそうとし、嫁に何もさせないケースです。これでは自分の役割がなくなり、家事に関わることができないので、やる気をなくしてしまうでしょう。
・夫が家事の進め方を指図する
夫が家事の進め方を細かく指示し、嫁に指示通りに家事をさせるようなケースです。例えば、嫁に細かく指示を出し、嫁に掃除をさせるというようなことです。嫁は自分が信頼されていないと感じて、やる気を無くしてしまうことが考えられます。
嫁に対して支配的な態度をとる夫は、嫁を信頼していなかったり尊重していなかったりすることが多いです。良好な夫婦関係を築くためには、お互いの意見や役割を尊重する必要があります。夫が嫁を信頼し対等な関係になることで、嫁は自分の存在意義を感じやる気を取り戻すことができます。
嫁が家事をしないときの対処法

様々な要因や可能性を踏まえたうえで、嫁が家事をしないときの対処法をご紹介します。家事を何もしないことに対して苛立ってしまうかもしれませんが、冷静に段階を踏むようにしましょう。
家事分担を話し合う
嫁がなぜ家事をしてくれないのかを聞き、夫からも自分の気持ちを伝えてみます。お互いの気持ちと要望を明確にしたうえで、負担が偏らないよう家事分担を話し合いましょう。話し合いの際は必要な家事を洗い出し、リストアップすることが大切です。どのような家事があるのか、現状ではどちらが何をしているのかを見える化することで、振り分けやすくなります。
また、人により得意・不得意や家事を行える時間も異なるため、それぞれの事情を念頭において話し合うのがおすすめです。苦手な家事を無理やり行おうとしても効率は悪くなり、ストレスも余計に溜まりかねません。家事のタスクごとに優先順位や必要な時間を書き出すのも良いでしょう。
親に同居してもらう
どうしても家事ができないようであれば、どちらかの親と同居することも検討するといいかもしれません。両親に家事を手伝ってもらえれば、夫婦は家事への負担が減りますし、両親としては老後の心配もなくなるでしょう。良いことづくめにも見えますが、どちらの親と同居するにせよ、相手の親との生活は気を遣うものです。
自分の親と同居する場合、決して勝手に話を進めないように。両親の同居には難色を示す嫁も多く、話の進め方により、夫婦間に亀裂が生じるかもしれません。場合によっては、「同居をするくらいなら」と嫁が家事を行ってくれるようになることもあります。
あなたにもし抵抗がなければ、嫁の両親と同居する方法もあります。将来介護をどう行うかも話し合っておきましょう。
時短家事グッズを買う
話し合っても嫁が家事をしてくれない場合は、家事の時間を短縮できる時短家事グッズを買うのをおすすめします。
時短家事グッズは、効率的に家事をこなすための便利なアイテムであり、家事の負担を軽減することができます。特に共働きの家庭の方におすすめです。ここでは家事の時間を短縮してくれる、おすすめグッズを紹介します。
・ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は洗濯作業を簡単かつ効率的に行うことができます。従来の洗濯機と比べて大容量で、一度に多くの衣類を洗うことができます。また、自動的に洗剤や柔軟剤を投入し、適切な洗濯コースを選択してくれる機能もあります。さらに乾燥機能もついているので、洗濯物を干す手間が省けます。
これにより、嫁は手洗いや時間のかかる洗濯作業から解放され、他の家事や自分の時間に充てることができます。
・食洗機
食洗機は食器や調理器具を食洗機にセットするだけで、自動的に洗浄・乾燥を行ってくれます。手洗いに比べて効率的で、水と洗剤の節約にもつながります。食器洗いに費やす時間や手間を大幅に削減できれば、家事全体の負担を大きく軽減できるでしょう。
これらのグッズは家事を効率化するだけでなく、家族の時間を増やし、絆を深めることにも繋がります。家事にかかる時間を短縮できるため、特に共働きの家族の方にとっては、家族と一緒に過ごす時間を増やすことができるのです。嫁もより良い気分で家事をする余裕が生まれ、家庭全体の雰囲気も明るくなるかもしれません。
離婚を切り出す
嫁が家事の分担も嫌がってしまう場合は、最終手段として離婚を切り出す方法もあります。もちろん離婚は、気軽に持ち出すものではありません。しかし、夫が「離婚も視野に入れるほど本気で悩んでいる」と伝える手段にはなります。夫の悩みに気付いた妻が考えを改めれば、家事を分担するようになってくれるかもしれません。離婚を切り出しても嫁の態度が頑なである場合は、一度別居してみることも検討しましょう。
注意点として、「家事をしない」というだけでは離婚事由になりにくく、多くの場合嫁の合意が必要です。離婚に対しても強く拒否されてしまう場合は、少しずつ証拠を集める・日記をつけるなどの対策をしなければなりません。また、養育費や親権問題なども絡んでくることもあります。
「家事代行サービス」を利用する
どうしても家事についての話し合いが上手く進まない場合は、思い切って家事を外注してしまうのもおすすめです。ここからは、家事代行を使うことで、暮らしがどのように変わるのかをご紹介します。
家事代行サービスとは?
家事によって夫婦関係が悪化してしまうようであれば、原因である家事自体を外注するのもおすすめです。家事代行サービスとは、料理や掃除、洗濯、片付けといった家事をプロのスタッフが代わりに行ってくれるサービスです。作業時間には限りがあるため、あらかじめ行ってほしい家事と、そのなかでも優先してほしい家事をピックアップしておきましょう。
「まったく家事をしなくてもよくなる」とまではいきませんが、定期的に家事代行サービスを依頼することで、綺麗な状態を維持しやすくなります。手の回らない家事のサポートにより、時間と心にも余裕が生まれるのです。
自分でも家事がやりやすくなる
家事代行で掃除をしてもらうと、綺麗な状態がベースとなり、その状態を維持しようと考えやすくなります。1からすべて掃除をしなくても済むので、自分でも掃除や片付けをしやすくなり、家事の難易度もぐっと下がるでしょう。もちろん、家事について効率の良い進め方を相談することも可能です。スタッフの方が掃除をしてくれている間、手順を見て学んだり、便利なお掃除グッズや片付け方法を学んだりもできます。
まとめ
嫁が家事をしてくれないと考えた際、まずは家事をしない理由を尋ねることが大切です。きちんと家事をしない理由やお互いの思いを明確にし、家事分担について冷静に話し合いましょう。効率よく話し合いを進めるためには、家事をリストアップし、お互いの状況も念頭におかなければなりません。
家事は自分たちだけで行うものと決めつけず、両親からサポートをしてもらったり家事を外注したりと、周りの力を借りることも検討してみてください。
そうすることで自然と夫婦で過ごす大切な時間も増え、より雰囲気のいい暮らしが実現できるはずです。
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