家事代行サービス
家事代行のベアーズ、予約の取りやすさを大幅改善
家事代行のベアーズ、予約の取りやすさを大幅改善
~契約スタッフ100名以上増・教育体制強化~
株式会社ベアーズは、家事代行サービスの予約の取りやすさを大幅に改善したことを発表いたします。

【予約の改善状況】
国家戦略特別区域家事支援外国人受入119名、採用数・稼働率それぞれ昨年対比114%・104%(2018年10~12月昨年対比)により、家事代行サービス定期利用のスタッフマッチングのリードタイムは、2019年1月平均2.3日と、昨年同月の平均19日を大幅に下回り(東京本社実績)、家事代行サービスの予約が大幅に取りやすくなりました。
【背景】
女性の社会進出・共働きの増加や高齢化社会を背景としたお客様ニーズの拡大から、家庭の家事負担を減らす家事代行・家事支援サービスの市場規模は急速に拡大しています。
一方で、高まる需要に対して、サービス提供側の供給体制が追いつかない事例が続いています。
ベアーズでは2016年年末から2017年年始にかけて、受付体制・スタッフ供給体制が整わずスポットサービスを3か月に渡って一時受付停止いたしました(その後再開)。
また、2017年9月には、家事代行サービス「カジアル」(運営:リクルートスタッフィング)が、翌2018年9月には、家事代行サービス「DMM Okan(DMM おかん)」(運営:DMM.com)が家事代行スタッフの不足により相次いでサービスを終了し、需給のバランスを保ちながら、品質を担保することの難しさが取りざたされました。
矢野経済研究所が2018年4月に発表した家事支援(家事代行)サービス市場規模予測は、2017年度は906億円となっていますが、経済産業省によると市場は今後約6,000億円まで成長するといわれており、サービスの常態的な人手不足が業界として懸念されています。
【ベアーズの取り組み詳細】
このような市場環境の中、ベアーズでは3つの活動を行うことで、サービス人材確保を推進し、人気の土日や定期サービスのご利用であっても、予約の取りやすい状況を実現いたしました。
1.フィリピンからの家事支援人材の受け入れ
2016年8月に神奈川県・大阪府、2017年2月に東京都、2018年3月に兵庫県の4都府県にて、国家戦略特別区域家事支援外国人受入事業の事業者認定を取得しており、既に東京都・神奈川県・大阪府(大阪市)では、119名の来日スタッフが活躍しています。
来日スタッフは、全員フィリピン労働雇用省技能教育技術開発庁(TESDA)認定機関での所定の家事支援訓練を修了しており、日本語での会話はもちろん、英語・タガログ語での対応が可能です。
日本の生活様式や文化を踏まえた家事代行サービス提供についての座学・モニター研修に加え、ホテル内のルームクリーニングやベットメイク、ハウスクリーニング技術についての追加専門研修等を実施しており、笑顔、明るさ、気遣い、丁寧なサービス、複数言語の対応は、お客様からの評判が高く、特にご好評いただいております。また、2019年2月27日には来日スタッフがサービスを担う多言語対応とクオリティを売りにしたインターナショナルプランをリリースし、更なるご期待に応えてまいります。
2.自社雇用・スタッフが働きやすい仕組みの構築
サービスの受け手とスタッフを直接マッチングするプラットフォーム型サービスが増える中、ベアーズではスタッフはすべて自社で雇用し、研修・フォローアップを行っております。
定期利用のお客様宅にはお客様担当社員が事前に訪問の上、ご要望を的確に把握し、できること・できないことを正しくお伝えし期待値を調整。スタッフとの相性を見極めたうえでのマッチングを実施することで、スタッフが安心して働ける環境構築するとともに採用サイトのリニューアルを実施し、採用数も昨年対比114%(2018年10~12月昨年対比)と大幅に改善しました。また2019年1月より基幹システムをリニューアルし、マッチングの精度も向上いたしました。
3.働き手のモチベーションアップ・職業地位の向上
月に1回の全社イベントで新スタッフの歓迎やお客様評価の高いスタッフの表彰等を行うほか、年に一度のスタッフ感謝の祭典等を実施。スタッフと社員の交流や愛と感謝を伝える場づくりにより、働きやすい風土の構築に努めています。
また、家事代行の職業地位向上として、2015年から家事の大切さや技術を教える「家事大学」を運営し、希望スタッフには、安価で教育できる機会も用意するほか、様々な専門研修を受講できる機会を用意しています。最近では、「家事セブン」としてスタッフのメディア出演の幅も増やし、能力向上やモチベーションアップにもつなげています。
【今後の展望】
よりお客様のニーズが高まる中、質の高いサービスを安定的にお客様にお届けすることで家事サービス市場の裾野をさらに広げ、家事代行サービスを“日本の暮らしの新しいインフラ”とすべく、今まで以上にお客様の暮らしに寄り添う、「安心」「安全」「快適」「便利」なサービスの提供に努めてまいります。