年末の大掃除を時短できる!準備と掃除のコツを紹介

お風呂掃除


年末といえば、大掃除を予定しているご家庭も多いのではないでしょうか。一年分の汚れや不用品を片付ける大掃除は、すっきりとした気分で新年が迎えられるものです。

しかし、仕事や家事が忙しくてなかなか大掃除まで手が回らなかったり、思うように汚れが落ちなかったりといった悩みも尽きません。今回は、大掃除をするために必要な準備や掃除道具時短するためのコツをご紹介します。ぜひ年末に向けてお役立てください。

年末に大掃除する意味

もともと、大掃除は「煤払い(すすはらい)」という宗教行事が由来となっています。毎年12月13日(鬼宿日:何事もうまくいく日)に神棚や仏壇、家中の汚れを払うことで、その年の豊作を司る「歳神様」をお迎えするのです。江戸時代から始まったこの風習は、現代でも年末の大掃除として受け継がれています。

大掃除を怠ると、歳神様をけがれた場所に迎え入れることになってしまいます。きれいな家で歳神様を迎えれば、たくさんのご利益をもたらすともいわれているため、しっかり大掃除をしておきましょう。

大掃除を始める前の準備3ステップ

大掃除をスムーズにすすめるために、準備に必要なポイントをご紹介します。年明け間際になってから始めるのではなく、あらかじめ余裕をもって取り組んでみましょう。

①大掃除チェックリストを作る

まずは掃除が必要な場所をリストアップします。チェックリストを作っておけば、大掃除の作業量も見えてくるため、予定も立てやすくなります。1日の作業量、優先度などを確認しましょう。チェックリストの項目は「場所・期日」などにしておき、もう少し細かく記載したい場合は「ポイント・優先度」などの項目も追加します。

以下がチェックリストのテンプレート例です。こちらを参考にして、掃除する場所のチェックリストを作成してみてください。

場所 チェックポイント 期日 優先度 完了
窓ガラスや網戸、サッシ、換気口を掃除する ○日  
フローリングや畳に掃除機をかけた後、ウェットシートや雑巾を使って汚れを落とす ○日
建具 ドアや障子、襖などを拭く。外せるものは外して枠も拭く ○日  
土間 玄関やバルコニーのゴミをほうきで掃き、モップで汚れを落とす ○日

チェックリストを作る段階では、掃除場所の指定をあまり細かくしすぎないように注意しましょう。完璧な掃除を目指すと、逆に思ったように進まない可能性があります。チェックリストはややおおまかに作り、きれいになったなと感じる程度を目指すと進めやすいです。

大掃除チェックリストのテンプレートは「大掃除チェックリストの作り方(テンプレート付き)」からダウンロードできます。

②大掃除のスケジュールを立てる

大掃除をいつまでに終えるかを逆算して、全体のスケジュールを立てましょう。完了日を決定しておけば、いつまでにどこを掃除しておく、などの優先順位が決まりやすくなります。

また、大掃除ではゴミが大量に出るため、ゴミ出しの日を考慮することが大切です。年末はゴミ回収の曜日が変わることもあるため、事前にゴミ出しの日を確認してスケジュールを立てるようにします。

開始日・完了日などのスケジュールを決定したら、家族の予定を確認しましょう。できるだけ全員が参加できる日程を抜き出し、手分けして作業を行いやすい日を選びます。

③大掃除の前に断捨離をする

掃除の手間を減らすため、事前に不要なものを捨てておくことも大切です。売れるものはフリーマーケットやネットオークションで売り、本などは古本屋へ持っていくのもおすすめです。

なかなか物を捨てられない場合は、まず「今使っているか」「使っていないか」で分けて検討してください。「いつから・どのくらい使っていないか」を考えて、数年単位で使用していないものは、思い切って手放すのもよいでしょう。

まずは不用品の処分から!大掃除を進める順番

大掃除をどこから始めるべきか、どの順番で行うかの計画を立て、カレンダーに大掃除スケジュールを記入しましょう。大掃除は以下の順番で進めることが理想的です。

1.不用品の処分
不用品を最初に捨てることによって整理整頓がはかどり、掃除がしやすくなります。

2.キッチンの掃除
キッチンはしつこい汚れがたまりやすい場所です。大掃除では換気扇やコンロ周りの油汚れ、シンク周りの水垢やぬめり、食器棚のホコリ、電子レンジ内の汚れなどを、それぞれに合った洗剤や道具を使って落としましょう。

3.水周りの掃除
浴室や洗面所、トイレの大掃除では水垢取りやカビ取りが重要です。洗剤をかけたり、つけ置きしたりと放置時間が必要な作業もあるため、同じ日に行う作業の中では早めに着手すると良いでしょう。

4.各部屋の掃除
天井や照明器具、壁などもきれいにしましょう。賃貸マンションなど集合住宅の場合は、玄関から遠い部屋から近い部屋に向かって掃除をしていくのがおすすめです。2階建ての家なら2階の奥の部屋から階段に近い部屋、次に1階へと進めます。1階の掃除手順は集合住宅と同じです。

5.廊下・階段の掃除
各部屋の掃除で出たホコリや汚れが廊下や階段に集まるため、きれいに掃除します。

6.玄関
家の中のホコリや汚れが最終的には玄関に集まるため、最後に玄関を掃除します。床や靴箱の中などをきれいに掃除しましょう。

大掃除を効率化する3つのコツ

大掃除を成功させるために知っておきたい、掃除を効率化するコツをご紹介します。日頃の掃除でも活用できるものばかりなので、効率の良い掃除のため、ぜひこちらを参考にしてみてください。

1.「上から下へ」「奥から手前へ」

掃除をする際は、「上から下へ」「奥から手前へ」の順序で行うのが基本です。

特に大掃除では、日頃忘れがちなエアコンやランプシェードなど、高い所の掃除も行います。床などの下の方から掃除してしまうと、せっかくきれいになった所へホコリや汚れが落ちることになり、二度手間となってしまうでしょう。

床や棚の上などを掃除する場合は、「奥から手前へ」進めることで、ゴミの取りこぼしが防げます。モップ掛けなどをする際は意識してみてください。

2.分担は「場所」じゃなく「役割」

家族で掃除の分担をする場合には、役割で分けるのがおすすめです。部屋別で分けてしまうと、他は終わってもこの部屋は終わらない、というように進捗にムラが出る可能性があります。

例えば、キッチン掃除をするのであれば、ガスコンロ周りはパパ、シンク下がママ、床が子ども、というように家族で役割を分けて進めると良いでしょう。高い所や狭い所、向き不向きもありますので、計画を立てる際に話し合って決めるようにします。

3.家事代行やハウスクリーニングを活用する

大掃除をしたいけど時間がない場合には、家事代行やハウスクリーニングに大掃除を手伝ってもらうのもおすすめです。大掃除の全てを任せることはもちろん、手のかかりやすい水回りだけなど、一部だけを任せることもできます。プロの手際を間近で見られるので、効率の良い手順を学び、そのまま大掃除に活かせるのも魅力です。

家事代行のベアーズでは、年末大掃除キャンペーンを実施しています。

片付けやお掃除全般の大掃除代行をしてくれる「家事代行サービス」のほか、専用機材や洗剤を持ち込み、徹底的にきれいにしてくれる「ハウスクリーニング」の2種類があります。大掃除の目的や目安に合わせ、適したサービスを検討してみましょう。

【参考】ハウスクリーニング年末大掃除キャンペーン/株式会社ベアーズ(お申込みは、2022年11月30日まで)
【参考】家事代行の年末大掃除キャンペーン/株式会社ベアーズ(お申込みは、2022年11月23日まで)

大掃除を時短する方法

大掃除は時間がかかるため、できる限り効率良く行いたいものです。そこで、タイムロスなく大掃除をするためには、どのような工夫をしたらいいのかをご紹介します。

部屋を整理整頓してから始める

効率的に大掃除をしたいのであれば、掃除をする前に準備が必要です。「掃除がしやすいように家具を移動させておく」、「床に置いてあるものを片付ける」など、ある程度は部屋を整理整頓させてから大掃除をスタートしましょう。

また、掃除中はあちらこちらへ移動する機会が増えるため、「掃除の導線でジャマになるものは移動させておく」とスムーズに行動できます。

水周りは酸素系漂白剤につけ置き

水周りの汚れはこびりついていることが多く、1つ1つゴシゴシと力を入れて汚れ落としをしていくとかなり疲れます。そこで、少しでも簡単でスムーズに汚れ落としができるような工夫をしていきましょう。

シンクの排水を止めて、粉末の「酸素系漂白剤」をお湯に溶かしたものをたっぷりと入れ、そこに汚れものをつけ置きしておきます。五徳や魚焼きグリル、電子レンジのターンテーブルやグリルプレート、歯ブラシスタンド、洗面器など、さまざまなものを大掃除の前につけ置きしておきましょう

また、浴槽でも同じようにしてバスグッズを酸素系漂白剤の溶液につけておくと、浴槽全体とバスグッズの清掃を同時に行うことができます。

必要なものを揃えておく

大掃除を効率的に行うには、大掃除前に必要な掃除用品をチェックし、足りなければ買い揃えておきましょう。後から買い出しに行ったりすることがあると、大掃除が中断されて余計な時間がかかってしまいますので、この作業はとても大切です。

大掃除の前の準備や当日の手順、各自の分担などのプランを立てながら、その都度必要な洗剤や道具などをリストに書き出しておきます。近辺で手に入りにくいものなどは通販で購入することを考慮して、少なくとも大掃除の2〜3日前までにはリストを作っておきましょう。

場所別の大掃除テクニック

最後に、大掃除で悩みがちな場所別のお掃除テクニックをご紹介します。オススメのお掃除グッズも解説しますので、大掃除を始める前に、こちらを参考にしてみてください。

キッチンの掃除方法

キッチンを掃除する前に、コンロ周りの物を片付けておきましょう。掃除に必要のない物が置いてあると、パーツや道具が洗いづらくなってしまいます。

油汚れが強い換気扇には、アルカリ性の洗剤がおすすめです。パーツが外せるものは熱めのお湯でしばらく浸け置きをしておくと、少しこするだけで汚れがすんなり落ちるようになります。コンロは水で溶いた重曹をペースト状にし、傷がつかないよう気をつけながらこすります。

排水溝のぬめり掃除には重曹、水垢にはクエン酸が効果的です。少しこすっただけでは落ちない水垢も、水に溶いたクエン酸をスプレーして、1~2時間ほど置いておきましょう。また、新たな汚れがつかないよう、毎日の洗い物のあとにはキッチンブラシでの掃除がおすすめです。

お風呂の掃除方法

お風呂場は、石鹸カスによる汚れやカビが発生しやすい場所です。浴槽の皮脂汚れには、弱アルカリ性の重曹を使ってみましょう。軽い汚れであれば、スポンジに直接ふりかけて洗うだけで十分落ちます。

なかなか落ちないザラつきがあるようなら、ペースト状にした重曹を塗り、30分ほど放置してからスポンジでこすります。天井にカビがある場合には、不要な布に消毒用エタノールを染み込ませ、1つずつ丁寧にふき取りましょう。

床や壁、鏡などの水垢には、クエン酸を水に溶いてスプレーするか、ペースト状にして放置するのが効果的です。細かい繊維が汚れをかき取ってくれる、マイクロファイバー付きスポンジもおすすめです。

リビングの掃除方法

リビングを掃除する前には、フローリングや床の上の物を片付けましょう。一カ所にまとめるだけではなく、完全に物を置かないようにするのがポイントです。日頃から床の上には物を置かないよう注意していれば、気が付いたときにすぐ掃除ができます。

床を掃除する際は、掃除機をかけてホコリやゴミを取り除いてから雑巾拭きをします。ホコリなどの汚れが残ったまま雑巾がけをしてしまうと、水と汚れが混じりあい、取り除きづらくなってしまいます。

掃除機をかける前に、シート付フロア用掃除道具を活用すると、ホコリが舞い散らずに済むのでおすすめです。窓の掃除では、ひどい汚れがなければ、濡らした新聞紙でこするだけで輝きも増します。意外と汚れがひどい網戸にも使えますし、内側と外側を両方拭き掃除すれば、差し込む光も明るくなるでしょう。

カーテンの掃除方法

まず、カーテンの洗濯表示を確認します。洗濯機で洗える場合は、蛇腹に畳んでから洗濯ネットに入れ、おしゃれ着洗い用の中性洗剤で手洗いコースやドライコースなどに設定して洗濯しましょう。カーテンフックも外し、中性洗剤を数滴入れたぬるま湯に5分~10分ほどつけ置きしてから洗い流します。

洗濯機で洗えない場合は掃除機をかけてホコリを取り除きます。特に、カーテン上部や裾はホコリがたまりやすいため、念入りに掃除しましょう。その後、布用の除菌消臭スプレーをかければ、ある程度はきれいにできます。ただし、汚れがひどい場合にはクリーニングに出すほうがよいでしょう。

車の掃除方法

まず、シートのホコリを落とします。ハンディクリーナーで吸うか、エアコンを外気導入にしたうえでドアを全開にし、布団叩きで叩くとよいでしょう。

次はフロアマットの掃除です。布団叩きで叩いてホコリを落としてから水洗いしましょう。乾燥にかかる時間も考慮し、早めに着手することをおすすめします。

それから、固く絞った雑巾で天井を水拭きしましょう。ヤニ汚れが付いている場合は社内クリーナーを吹き付けてから乾いた雑巾で拭きます。

最後に窓ガラスの掃除です。あまり汚れていない内窓などは固く絞った雑巾で水拭きするだけでもよいですが、油汚れや手垢などが付いている場合や外窓の掃除にはガラスクリーナーを使用しましょう。

玄関の掃除方法

まず、玄関に置いてあるものを片付けます。靴は靴箱にしまい、傘立てや靴べらなどは一度どけておきましょう。その後、ほうきや掃除機で砂ボコリ・土ボコリ・小石を取り除きます。

ホコリを掃除できたら、デッキブラシと水でたたき(土間)を磨いてください。汚れが取れたら、水でよく洗い流しましょう。仕上げとして雑巾で水分を拭き取って完了です。床のしつこい汚れにはメラミンスポンジがおすすめです。

大掃除に必要な7つの掃除道具

大掃除を効率的に進めるには、必要な掃除道具をあらかじめ揃えておくことが大切です。以下の7つ道具は最低限揃えておきましょう。

1.マスク
なるべくホコリを吸い込まないよう、必ず人数分を用意しましょう。

2.軍手、ゴム手袋
水や洗剤を多く使うため、手が荒れないようゴム手袋などを使用します。また、軍手は濡らしてはめれば細かいスキマの拭き掃除にも使えます。

3.雑巾
大掃除には欠かせないアイテムですが、使わなくなったタオルや布製品などがあれば、改めて買う必要はありません。

4.歯ブラシ
窓のサッシや便器の裏、指が入らない隙間などに使用します。

5.新聞紙
ホコリを払う際に敷いたり、水を吸わせて窓を拭いたりと、まとまった数があればとても便利です。

6.バケツ
水を汲んでおき、部屋と水場を行き来する手間を減らします。ベランダや玄関に水を流す場合にも使います。

7.エプロン
着衣の汚れや濡れを防ぎ、細かな道具をポケットに入れたまま移動できるのでおすすめです。

場所別!大掃除に役立つ便利アイテム

「アレも用意しておけばよかった!」と後で後悔しないように、掃除の7つ道具に加えて、さらに追加して持っておくと便利なアイテムをご紹介します。

【キッチン】セスキ炭酸ソーダスプレー

「セスキ炭酸ソーダ」は重曹と炭酸ナトリウムを混ぜて結晶化したもので、重曹よりもアルカリ度が高く、合成海面活性剤が入った洗剤よりも環境負荷が低いといわれています。自宅の大掃除のときは、スプレータイプのものを1本用意しておくと大変便利です。粉末で購入した場合は、500mlの水に小さじ1~2杯をスプレーボトルに入れてよく溶かしたものを使いましょう。

セスキ炭酸ソーダは、油汚れなどの酸性の汚れに素晴らしい効果を発揮します。ガスコンロや換気扇などのベタベタ汚れや、電子レンジや冷蔵庫に付いた手垢や飛び散った食品の汁などの汚れ落としに最適です。

【玄関】メラミンスポンジ

「メラミンスポンジ」はメラミン樹脂から作られているスポンジで、硬くて細かい網目状の構造になっています。メラミンスポンジの使い方は簡単で、水を付けて軽くこするだけで汚れが網目に絡み、物理的に汚れを削り落とすことができます

水洗いできず雑巾で拭いても落ちない玄関の床汚れや、タイルの継ぎ目などの汚れには、メラミンスポンジを使ったお掃除がおすすめです。ただし、大理石の床などに使用すると傷付いて光沢を失ってしまうため、避けたほうが賢明です。メラミンスポンジを使って掃除する場合は、一度目立たない場所で軽くこすってみて、傷が付くかどうかの確認をしてからにしましょう。

【お風呂】柄付きスポンジ

お風呂掃除には、「柄付きのお風呂掃除用スポンジ」を使うとかなり掃除が楽になります。柄付きスポンジとは、文字通りスポンジに柄が付いているもので、お風呂場の手が届きにくいところや細かい部分までお掃除しやすくなります。楽な姿勢でバスタブの中やお風呂場の床を洗うことができ、お掃除で腰が痛くなることを防ぐこともできます。

柄付きスポンジの種類は豊富で、スポンジではなくブラシになっているものもあります。柄の部分も長いものや短いもの、伸縮性のあるものなどさまざまです。どの柄付きスポンジが使いやすいかは好みがありますので、いろいろと試して自分に合ったものを見つけてみましょう。

【洗濯機】塩素系洗濯槽クリーナー

洗濯機の中にある洗濯槽の掃除には、「つけ置きタイプの洗濯槽クリーナー」がおすすめです。このタイプのクリーナーには塩素系と酸素系のものがあり、ゴシゴシとこすらずに汚れ落としができるので簡単です。使い方の手順は、洗濯槽に水もしくはぬるま湯を入れ、表示に書かれている分量のクリーナーを投入します。しばらく放置した後は軽く洗濯槽を回してから、すすぎ洗いをして完了です。

塩素系クリーナーには独特のニオイがありますが、比較的短時間でカビや汚れに対し効果的に汚れ落としができます。そのため、大掃除などで久しぶりに掃除をするのであれば、こちらをおすすめします。ただし、使用時には、必ず換気とゴム手袋が必要です。また、他の洗剤と混ぜて使うと有毒ガスが発生する可能性がありますので、注意が必要です。

酸素系クリーナーの場合は、強力に酸素を発泡してカビや汚れを泡の力で浮かし取ってくれます。塩素系よりも効果はマイルドですが、有毒なガスを発生することはないので日常的に使うときはこちらがおすすめです。

【エアコン】ブラシクリーナー

エアコンのフィルター掃除には、掃除機のホースの先端に取り付けて使う「ブラシクリーナー」がおすすめです。その理由はブラシクリーナーのブラシ部分で簡単にフィルター掃除ができるからです。ほこりを浮かび上がらせながら掃除機に吸引するため、ホコリを周囲に舞い上がらせることがありません。

ブラシクリーナーを購入する際の注意点としては、必ず手持ちの掃除機とサイズが合うかどうかを確認してください。サイズが合えば、かなり便利に使えるアイテムです。

【リビング】フローリングモップ

「フローリングモップ」が1つあれば、リビングなどのほこり取りや皮脂汚れなどの軽い汚れ落としに便利です。フローリングモップは電気を使わず、騒音や排気なども出ないため、掃除機よりも気軽に使用できます。特に赤ちゃんや病人などがいるご家庭では、おすすめのアイテムです。

フローリングモップには、シートを取り替えるだけでドライタイプとウェットタイプを使い分けることができるものもあります。このような商品を活用すれば、乾拭きをしたあとにシートを取り替えてすぐに水拭きができるので、効率的に掃除ができます。

大掃除をハウスクリーニング業者に依頼するコツ

大掃除を家族だけでするのが大変な場合、家事代行サービスやハウスクリーニングに依頼するという方法もあります。大掃除は掃除をする範囲が広いため、一部分だけでも業者にまかせれば、かなりの時短になります。

業者に依頼する場合は、9~11月が予約に適した時期です。大掃除の需要が高い期間である12月に入ってから申し込むと、既に予約枠が埋まっており、希望の日時を選びにくくなる可能性があります。

家事代行サービスとハウスクリーニングは、対応する掃除の場所や内容が異なります。

家事代行サービス:時間制で掃除や家事を依頼できる。身の回りのお掃除を依頼したい場合におすすめ。
ハウスクリーニング:エアコンや換気扇、浴室などを分解したり、内部を徹底的に掃除したりする成果性のサービスを依頼する場合におすすめ。

家事代行サービス料金の目安は、スタッフ人数と作業時間によって異なります。目安として、スタッフ2名・4時間なら3万〜4万円、スタッフ2名・3時間なら2万〜3万円、スタッフ1名・4時間なら2万円程度です。

大掃除をハウスクリーニングに依頼した体験談

ベアーズでは、ハウスクリーニングのほか、家事代行サービスの大掃除コースも提供しています。プロに大掃除をまかせたい場所や量によってサービス内容やプラン、コースを選べるので、すべてを依頼したい方にも、自分でも大掃除をしたい方にもおすすめです。

ご参考までに、大掃除のハウスクリーニングを依頼した方の体験談を1件、ご紹介します。

『換気扇の汚れが気になっていたので、年末年始の大掃除で、はじめてプロにお願いしました。あそこまではさすがに自分ではできないので、お願いしてよかったと思います。またお願いいたします』

引用元:https://www.happy-bears.com/area/houseclean/tokyo/chiyoda/2512

大掃除は自分ですることも可能ですが、プロにまかせると仕上がりのレベルが違います。大掃除の一部だけでも、家事代行サービスやハウスクリーニングを試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

大掃除を行う際には、事前の準備が大切です。行き当たりばったりで始めるのではなく、チェックリストの作成、スケジュールなど、余裕をもって取り組んでみてください。今回紹介したコツとお掃除テクニックを活用すれば、手間のかかる大掃除もスムーズに成功します。

大掃除を機に本格的なハウスクリーニングを頼むのも良いですし、水回りなどの時間や手間がかかる場所は家事代行にお願いをするのもおすすめです。計画的な大掃除で、気持ちの良い新年をお迎えください。

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