共働きがしんどい?つらい家事や子育てを楽にする方法6選

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共働きでつらいあなたを救う解決術6選

働きながら家事もしている既婚女性であれば、誰もが一度は「共働きがつらい」と感じたことがあるのではないでしょうか。日本では共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回っており、共働きをしながら家事もこなすことは当たり前という風潮があります。

しかし、実際には共働きは女性側の頑張りで回っているケースも多く、特にフルタイムで働く女性が置かれている状況は過酷です。この記事では、女性にとって共働きがどうしてこんなにつらいのか、その原因に迫ると共に負担を軽減させる方法についても紹介します。

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共働きがしんどい?共働き世帯の現状

同棲 家事の分担 買い物中のカップルのイメージ図

今の日本では、夫婦がともに働く「共働き」はすっかり一般的なスタイルになりました。
厚生労働省の「令和6年版厚生労働白書」によると、2021年時点で男性雇用者と無業の妻から成る世帯(いわゆる専業主婦世帯)は458万世帯。1985年の936万世帯から見ると、およそ半分まで減少しています。

一方で、妻も働く「共働き世帯」は着実に増えています。とくに妻がパートとして働く世帯は、1985年の228万世帯から2021年には691万世帯へと3倍以上に増加。また、妻がフルタイムで働く世帯も486万世帯と、微増ながら堅調に増えています。

こうしたデータからは、「夫が働き、妻が家庭を守る」という従来のモデルが急速に変化していることがわかります。かつては珍しかった「共働き」こそが、いまや日本の標準的な家族の形と言えるでしょう。

共働きがつらい・しんどい理由【夫婦共通】

家事ストレス 頭を抱える主婦

現代の共働き世帯では、男女を問わず「やることの多さ」に疲れを感じている人が増えています。

朝から晩まで仕事をこなし、帰宅後は家事や育児(子育て)、翌日の準備……と、1日があっという間に終わってしまいます。「自分の時間がない」「常に何かに追われている」と感じるのは、多くの夫婦に共通する悩みです。

また、SNSや周囲との比較から「もっと頑張らないと」と無意識に自分を追い込んでしまうケースも少なくありません。

完璧を目指すあまり、疲労やストレスが慢性化し、夫婦関係にも影響することがあります。

共働きがつらい・しんどい理由【女性編】

仕事家事 赤ちゃんを抱きながらパソコンに向かう女性

女性にとって共働きがつらい理由は、全方位対応になってしまうことです。体はひとつしかないのに、会社員として、妻として、子どもがいる場合はさらに母として、それぞれに完璧な役割を求められます

結婚したら女性は家庭に入るのが当たり前だった時代には、家事をこなして子育てをするのが女性にとっての幸せな生き方とされていました。しかし、家事や育児が依然として女性に紐づいたまま、現代ではそこに仕事がプラスされています。現代女性はどのようにこの3つのバランスを取ればいいのでしょうか。これが正解というモデルケースが確立されていないことも、結果としてすべてに全力投球するしかない状況を助長しています。

共働きのうち、もっとも肉体的にきつい状況に置かれているのがフルタイムで働いている女性です。総務省の平成28年社会生活基本調査によると、共働き世帯でも平日の家事については約8割が妻のワンオペとなっており、妻が専業主婦の世帯と比べても女性の負担に大きな差はありません。仕事と育児、家事を合計した1日の総労働時間がもっとも長いのは、正社員の妻だというデータもあり、1日の総労働時間はなんと約800分=約13時間。頑張っている女性ほど、精神的にも身体的にも追い詰められているのが現状です。

なぜ夫婦の家事負担に差が出るのか?

同じようにフルタイムの共働きでも、なぜこんなにも夫婦の家事負担に差が出るのでしょうか。ここからは、女性にばかり家事負担が偏る原因について考えていきます。

家事は女性の仕事だと認識している       

日本では、家事は女性の仕事という考えが根強く、共働きであってもまだまだ女性に家事負担を求める風潮があります。お互いフルタイム正社員の共働きでも、あくまで家事をメインで担うのは妻で、自分は補助要員と考えている夫も少なくないでしょう。育児についても同様です。

厚生労働省が発表した「2018年度雇用均等基本調査(速報版)」によると、女性の育休取得率が82.2%であるのに対し、男性はたったの6.16%でした。女性と男性の育休取得率には大きな隔たりがあり、さらに取得率の増え方にも明確な差があります。

また、1996年度の調査では、女性の育休取得率は約49.1%で、男性の育休取得率は0.12%でした。この20年あまりで女性の育休取得率は順調に伸びており、ここ数年は8割を超すペースで推移していますが、一方の男性側はほとんど増加していません。

家事スキルに差がある

女性にとって働くことが当たり前になってきたのと同時に、若い世代を中心に男性側の意識改革も進んでいます。実際に内閣府の「男性の暮らし方・意識の変革に向けた課題と方策」の調査によると20代男性のうち6割が、「男性も家事や育児を行って当然」と考えていることも分かっています。

しかし、先進国における男性の家事・育児分担率は3~4割が標準であるのに対し、日本人男性の分担率は2割以下と最下位。

このように気持ちと実際の行動とにギャップが生まれてしまう大きな原因は、男性と女性との家事スキルの差です。経験値が低いことから、家事に苦手意識を持つ男性は少なくありません。たとえやる気があっても現実的にスキルが伴わないため、結果として家事や育児から遠ざかってしまう男性が多いと推察されます。

帰宅時間に差がある

男性のほうが遅く帰宅するため、物理的に女性が家事の多くを負担せざるを得ない現状も見逃せません。厚生労働省の「平成21年度 全国家庭児童調査」によると、共働き家庭においても母親よりも父親のほうが帰宅時間が遅いことが分かっています。

母親の多くが18時前に帰宅しているのに対し、帰宅時間が定まっていない父親が多く、つまり夕方以降の家事や育児の負担が女性にのしかかっているのです。国際的にみても日本人男性の労働時間は長く、特に幼い子どもを持つ父親の多くが働き盛りの年齢と重複しています。

日本の男性にもっと家事に参画してもらうためには、男性自身の家事スキル向上に加えて、長時間労働という社会的な問題が改善されることも必要です。

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共働きのつらさ・しんどさを軽減する方法

共働きがつらいと感じているときには、我慢せずにどうすれば負担が軽減できるかを考えることが大事です。ここからは、共働きの負担軽減に効果的な方法をいくつか紹介します。できるだけハードルの低い方法から実践していくと良いでしょう。

相手にしてもらいたいことを具体的に指示する

「こんなに大変なのだから、説明しなくても表情や態度で察してほしい」と思っている妻は案外多いかもしれません。しかし、夫婦であっても、相手が今何に怒っているのか、困っているのかを理解できていないことは多々あります。夫からすると、「なぜか自分の妻はいつも不機嫌でイライラしている」と感じているかもしれません。

夫に手伝ってもらいことがあるときは、相手への要求をきちんと言語化して伝えることが大事です。日々の家事に対して、「ありがとう」、「おつかれさま」といった感謝や労いの言葉を求めるときも同様です。夫に指示する際は、「結局何をしてほしいのか」という要求を明確にしておきましょう。自分の中で考えが整理されていないと、相手にもうまく伝わりません。

家事や育児は、得意なほうが担当する

家事や育児の仕事は幅広いため、その中で細かな分担を決めておくことも大事です。その際には、得意なほうが担当するように分担決めを行うと良いでしょう。たとえば、料理はまったくできなくても、洗濯や掃除は得意という旦那さんもいますよね。仕事でも、より自分の能力やスキルを活かせる業務のほうがはかどりますし、やる気も維持できます。

家事や育児についても必要な仕事を一覧化し、不平等感が出ないように適切な役割分担を決めていくことが肝心です。どちらかが一方的に決めるのではなく、夫婦で話し合って考えることに意味があります。たとえ最初からうまくできなくても、分担を通じて徐々にスキルアップしていってもらうという考え方も必要です。

加えて、それぞれが動きやすい時間帯で割り当てることも合理的です。夜は早く帰宅するのが難しくても、朝ならば子どもを保育園に連れていけるケースもあるでしょう。

料理は出来合いのものも活用する

家事の中でも、案外もっとも時短しやすいのが料理です。お互いに忙しい日は、無理に手の込んだ料理を作る必要はありません。ご飯だけ炊いて、おかずはスーパーの出来合いの総菜を買ってくるだけでも十分です。電子レンジで温めるだけであれば数分で済み、フライパンで炒めなおす場合でも、自分でイチから調理するのと比べるとはるかに楽です。

出来合いの食品は種類も増えており、オーブンで焼くだけで本格的な味わいが楽しめる商品もあります。出来合いの物を使えば、使用する調理器具や食器も減らせるので、洗い物の手間も激減します。

夫婦の帰宅時間が揃う場合は、デリバリーを注文したり、帰宅途中で外食したりするのもおすすめです。毎日健康的な食事を作らなければと力まずに、たまには息抜きをしてみることも大事です。

便利な電化製品を導入する

時短家事につながる便利な電化製品を導入することもおすすめです。共働き世帯の増加に伴い、家事の時短を目的とした製品は数多く発売されています。

たとえば、外出中に家をキレイにしてくれるロボット型掃除機や乾燥機付き全自動洗濯機などは、共働き家庭では重宝するアイテムです。さらに、食器洗い乾燥機を使えば、ボタンひとつで食器洗いから乾燥まで自動で行ってくれます。流しに食器を乾かすスペースも不要なので台所がすっきりと片付きますし、水道代の節約にもなります。

このほか、食材を切ってセットしておくだけでさまざまな料理が短時間で作れる自動調理器や高い吸引力を持つコードレスクリーナーなども時短家事の強い味方です。

家事がしんどいなら家事代行を依頼する  

すべてを二人でやりきろうと思わずに、家事代行サービスを活用することも賢い方法のひとつです。「家事は自分たちだけで完遂しなければならない」という思い込みが、共働き夫婦を追い詰めていることもあります。

夫婦共働きの最大のメリットが、金銭的な余裕が生まれやすくなることです。そのメリットを生かして、たとえば月に数回程度、家事代行サービスを使って楽になってみませんか。自分がやらなければという精神的な負担から解放されるほか、お互いの時間や選択肢が増えます。今まで家事に費やしていた休日を、ママとして子どもと過ごす時間に充てたり、家族で出かけたりといった楽しみに使うことができるでしょう。

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洗濯と掃除の回数を減らす

洗濯や掃除の頻度を減らすことも有効です。手持ちの服の数を増やせば、その分だけ洗濯の回数を減らすことができます。また、大容量の洗濯機に変えれば、一度に洗濯できる服の量が増えます。

洗濯において面倒なのが、服を干す、そして畳むという作業ですよね。室内干し用の洗剤に変えて浴室で干すようにする、下着類は畳まないなど、より楽なルールに変えてみることも大事です。

掃除も今より頻度を減らせないか考えてみましょう。小さい子どもやペットがいる家庭でなければ、掃除機をかけるのは二週間に一度でも十分かもしれません。洗濯や掃除について、お互いの負担にならない回数に思い切って減らしてみることも、忙しい共働き家庭では必要な考え方でしょう。

共働きで家事や子育てがしんどいならベアーズの「家事代行」にお任せ

家事代行危険 エプロン姿の女性のイメージ図

共働きで家事や子育てがしんどいときは、「ベアーズ」にお任せください。ベアーズは創業20年以上、累計サービス250万件以上の実績を誇る家事代行・ハウスクリーニングサービスです。徹底した研修を受けたスタッフが、日常的な家事はもちろん、専門的な清掃まで幅広くサポートします。

定期利用はもちろん、「この日だけ手伝ってほしい」といったスポット利用も可能です。ライフスタイルに合わせて、無理なく家事の負担を軽減できます。「パートナーが家事を手伝ってくれない」「自分だけ負担が大きい…」とお困りの夫婦・同棲カップルにおすすめです。気になる方は、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてください。

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共働きしんどい・辛いに関するよくある質問

同棲 家事分担 エプロン姿のカップルのイメージ図

ここからは、共働きのしんどさに関するよくある質問を紹介します。

・共働きで子育ては無理ゲー?
・共働きで子育てを後悔することはありますか?

それぞれを詳しく見てみましょう。

共働きで子育ては無理ゲー?

「仕事と育児、どっちも中途半端になっている気がする」と感じる人は少なくありません。

朝は保育園の準備、夜は食事・お風呂・寝かしつけと、休む暇がない日々に「これは無理ゲーでは?」と思う瞬間もあるでしょう。

しかし、共働きがつらいのは“頑張りすぎている証拠”です。

家事を減らしたり、時短家電・宅配・家事代行など外部サービスを頼ることで、無理のないペースをつくれます。

「完璧にやらなきゃ」と思わず、できることを少しずつ続けることが、長く続ける一番のコツです。

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共働きで子育てを後悔することはありますか?

共働きの親の多くが「もっと子どもと一緒にいたかった」と感じた経験があります。

ですが、それは子どもを大切に思っているからこそ生まれる感情です。

共働きを選んだからといって、子どもが愛情を感じられないわけではありません。むしろ、働く親の背中を見て育った子どもは、自立心や努力の大切さを学びやすいとも言われています。

大切なのは「時間の長さ」ではなく「過ごし方の質」です。短い時間でも、目を見て話す・抱きしめるなど、心がつながる時間を持つことで、後悔は感謝に変わります。

まとめ

共働きがしんどいと感じている場合は、頑張ってこなそうとせずに、少しでも自分が楽になれる方法を取り入れていくことが大事です。共働きで生じる問題は夫婦の問題です。つらさを軽減するためには、夫婦での話し合いが必須です。

家事や育児の総量を共有化し、不平等にならないように分担を決めていきましょう。共働きを長く続けていきたい場合は、完璧にやろうとせず、適度に手を抜くことも必要です。

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