換気扇掃除はスポンジを使うと汚れを簡単に落とせる?

家事の悩み


洗剤と合わせてスポンジを使うと、換気扇の汚れを比較的簡単に落とし通常より楽に掃除できる

つい年末まで放置してしまい、その頃には「びっしりと換気扇に油汚れがこびりついていた」という経験をした人は多いのではないでしょうか。

そんな後回しにしたい換気扇の掃除ですが、特にシロッコファンと呼ばれる、プロペラに汚れがこびりついてしまうと簡単には落とせなくなってしまいます。

汚れがひどい場合には、洗剤などで油汚れを浮かせてスポンジでこすると、プロの専門業者へ依頼しなくても自分で比較的簡単に汚れを落とすことができます。

重曹とスポンジを使った換気扇のお掃除方法

料理にも使う重曹は、油汚れを落とすのに効果的だということをご存知ですか?
油汚れにはもちろん通常の台所洗剤やハイターも効果的ですが、アレルギーがある場合や、動き回る子供やペットがいる場合は、あまり洗剤やハイターなどを使いたくないという人も少なくないのではないでしょうか。

重曹は食品にも使われるものなので、人や環境にもやさしく子供やペットがいても安心して使えます。

重曹とスポンジを使った換気扇のお掃除方法をご紹介していきます。

まずは重曹スプレーを用意しましょう。

100円ショップなどでスプレーボトルが売られているので、1つ容器を用意しておきましょう。

重曹スプレーに使う重曹は料理用などでも構いませんが、お掃除用の重曹はたくさん入っていて安価なのでお掃除用の方がおすすめです。

40~50℃のお湯100mlに、小さじ1くらいの重曹を入れてよく混ぜます。

この重曹スプレーを換気扇のフィルターやプロペラなど取り外した部品に、スプレーしていき10~20分そのままの状態でつけおきします。

シンクの中やお風呂場などで行いましょう。

油汚れが浮いてくるので、熱めのお湯とスポンジで洗っていきます。

しっかりと水洗した後は水気を拭き取って乾かし、乾いたら換気扇を取り付けていきましょう。

汚れがひどい場合は、重層ペーストを使ったラップ法がおすすめです。ラップで汚れに重曹がぴったりと密着したつけおき状態になります。

重曹と水の分量比が2:1になるようにし、混ぜていきます。

これを汚れがひどい部分に塗り、乾燥しないようにラップで覆いパックします。

20~30分置いて、熱めのお湯とスポンジで洗っていきましょう。

後は重曹スプレーのときと同様、水気を切って乾かし、乾いたら取り付けていきます。

重曹を使う際の2つの注意点

重曹を使う際には、以下の2点に注意しましょう。

1. ゴム手袋を着用する

重曹は弱アルカリ性で、酸性の油汚れを中和して落としやすくする性質があります。

重曹は他の台所用洗剤などに比べると、比較的肌にやさしいですが肌が弱い人は手荒れの原因になることもあるため、使用する際はゴム手袋を着用するようにしましょう。

2. 換気扇やフィルターの材質をチェックする

換気扇やフィルターの材質によっては、塗装が剥げてしまう可能性もあります。

特にアルミ製のものは黒ずんでしまうなど、変色するため重曹を使う前には材質をチェックしておきましょう。

普段からこまめにお掃除をするのが大事

換気扇に限らずそんなに汚れていなければ、掃除がそこまで億劫になることはないのではないでしょうか。

普段からこまめに少しでも掃除をしていれば、そこまで汚れが頑固になることはありません。

汚れが頑固になる前に、普段から掃除の頻度を重ねると大掃除の際は非常にラクになります。

重曹スプレーは大掃除のときだけでなく普段から常備しておくと便利です。

ガスコンロを使ったときなどに、ガスコンロや換気扇のフード部分だけでも拭くようにすれば、大掃除のときに違いに気付くでしょう。

また、換気扇のフィルターに取り付ける使い捨てタイプのフィルターを使うのもおすすめです。

これを付けると換気扇本体はほとんど汚れなくなるので、掃除にかかる時間が大幅に短縮できます。

普段からの小さな掃除する頻度を増やして、できるだけ換気扇を汚さないようにしていきましょう。

(まとめ)換気扇掃除はスポンジを使うと汚れを簡単に落とせる?

  1. 洗剤と合わせてスポンジを使うと、換気扇の汚れを比較的簡単に落とすことができる。
    換気扇のこびりついた油汚れは、洗剤などで一度汚れを浮かせてスポンジでこすると、比較的簡単に汚れを落とすことができます。特にキッチンの換気扇の汚れは放っておくと頑固になるため、日頃からこまめに掃除することが大切です。
  2. 重曹とスポンジを使った換気扇のお掃除方法。
    頑固な油汚れが付いた換気扇の掃除には、重曹とスポンジを使った掃除法が効果的です。重曹は料理にも使われるものなので、体にもやさしく比較的安全な洗剤といえるでしょう。
  3. 重曹を使う際の2つの注意点。
    重曹は体にやさしいですが、肌が弱い人は手荒れすることもあります。また、洗う際にお湯を使うことでも手荒れにつながるため、必ずゴム手袋を着用するようにしましょう。また、重曹を使う際には、換気扇の材質も使える材質かどうか確認しておきましょう。
  4. 普段からこまめにお掃除をするのが大事。
    重曹スプレーは大掃除だけでなく、普段から換気扇やガスコンロなどを拭く際にも使えるので、常備しておくといいでしょう。重曹スプレーや換気扇の使い捨てタイプのフィルターなどを使って、日頃からこまめに掃除する習慣を付けていきましょう。また、重曹はセスキ炭酸ソーダにも置き換えられ、少し清掃する方法は異なりますがオキシクリーンでも換気扇の掃除は可能です。そして換気扇のプロペラやフィルターを分解する際には、取扱説明書をしっかりとよんで、取り外しが難しい場合には、潔く諦めてプロへ依頼するという妥協点も持っておいた方が良いでしょう。意外と専門業者に依頼すると、思っていた以上にキレイになり、驚かれる方もいるようです。

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