夫婦ともに残業がある共働き家庭は、家事分担どうしてる?

共働き


共働き世帯の残業

夫婦とも残業することもあるような家庭の場合、どちらか一方だけに負担とならないように分担することが必要。一般的な共働き家庭の家事分担事情や、やるべき家事と減らしてよい家事の見極め方などを紹介します。家事分担が上手くいくと、忙しくても夫婦仲良く円満な暮らしができるはず。

夫と妻の家事分担、どうなってるの?

一般的に、夫婦共にフルタイム勤務、さらに残業が発生するくらい仕事をしていても、妻の方が夫よりも家事負担が大きい場合が多いもの。女性が働くことや共働き家庭は普通になってきましたが、まだまだ「家庭の仕事は女性のやること」というイメージを持っている人が多いのも事実。


そのため、夫婦とも同じように忙しく働いていても、家事の負担が女性にのしかかってしまい、女性が心身ともに疲弊してしまうことが多くなります。

夫の家事分担に不満を持つ妻が多い?

共働き家庭で、夫も妻も同じように激務、しかも「収入」もあまり変わらないといったケースでも、夫が家事をする機会が少ない、または質が低いことに不満を抱える女性は多いようです。夫の家事スキルのレベルが低いため、妻が満足できずに結局自分でやることになり、自ら負担を増やしてしまうこともあります。

お互いに「当たり前」となって争いが

家庭の仕事は日常的なものであり、外で働くのと違って、お給料をもらえたり上司や会社など他者からの評価の対象にはなりません。きちんとその価値を認めて感謝してあげられるのは、お互いのパートナーだけです。
ところが、「家事をするのは当たり前のこと」となってしまい、感謝の言葉もないことも多いものです。
さらに、当たり前という感覚になってしまうと、出来なかった場合には不満の言葉さえ出てしまいます。感謝の一言もなく文句が多くなれば、ケンカの種となり「夫婦円満」からかけ離れてしまうでしょう。

共働き夫婦の家事分担、円満のコツは?

共稼ぎ夫婦は、お互いに外で働いている分、家庭での仕事も分担して2人でやっていかなければいけません。しかし、どちらかに負担が偏ったり、疲れてイライラしたりして、円満に家庭生活が進まないこともあるでしょう。
円満に家事分担して快適に生活するには、どんなことが必要なのでしょうか?

夫婦ともに残業を減らす

共働き夫婦が家事を分担し、円満に家庭生活を回していくためには、夫婦ともに「残業を減らすこと」や、そもそも残業しない「ノー残業デーを作ること」が大切です。


仕事を頑張ることも大切ですが、せめて週に1回程度は定時あがりの日を作って、気持ちにも体にも余裕を持ちたいものです。会社で決められたノー残業デーがない場合には、自分たちでスケジュールをコントロールして早めに帰宅できる日を作りましょう。

事分担は「柔軟にする」のがコツ

共働きで、夫婦のどちらも残業がある場合には、基本的に家事分担をしていても、ある程度柔軟性を持っておきましょう。
お互いの残業が重ならない日には、どちらか余裕のある方が相手の分担も引き受けるくらいの助け合いを。日ごろからお互いの足りない部分を補い合い、やってもらったら感謝の言葉を忘れずに。


夫婦は協力して家庭を守っていくものであり、2人は大切なパートナー、相棒です。相手の分の家事をすることに関して損得勘定を考えてはいけません。
夫の担当箇所だから妻はやらない、ではなく、お互いに残業で出来ない場合にはカバーし合える関係でいたいものですね。

やるべきかどうか見極めて「家事を減らす」工夫も必要

家事を減らすためには、週のスケジュールを決めておき、掃除や洗濯などは特定の曜日などにまとめて行うことがおすすめです。掃除は汚れ具合にもよりますが、基本的には毎日行う必要はなく、週に1度くらいずつ部分的に行うことで大体キレイに保たれます。


気になる箇所や汚れが落ちなかった箇所は休日にまとめて行えば良いのです。
もちろん、それ以外の場所まで手を出さなければ、貴重な休みの一日を掃除に費やさずに済みます。

「家事休みの日」も必要!

妻が残業、夫が残業など、どうしても夫婦そろって家事が大きな負担になってしまう日もあります。そういった日には必要最低限の家事以外はせずに過ごすことをおすすめします。

食事はお惣菜やお弁当、冷凍食品などを利用して、洗濯は急ぎのもの以外は明日以降に回します。そういった日のために「作り置き」の惣菜を用意しておけば、手作りできない罪悪感もありません。

また、最近のお惣菜やお弁当は味も栄養バランスも考えられたものが多いため、きちんと選択して利用すれば、手作りと同様の満足感が得られるはずです。

他人の手やモノに頼ってももちろんOK

共働き夫婦の家事や育児は、他人の手や家電などのモノ、その他サービスに頼ることで負担を軽減でき、生活がスムーズで快適になります。
全て自分たちでやるのがベストと考える人もいるかも知れませんが、家事の負担を減らすためにかけた「経費」よりも家事を減らしたために得られた「収入」の方が大きいこともあるものです。

また、仕事に家事にと追われて、体調を崩したり、精神的に余裕がなくなり家庭が暗くなったりしたら元も子もありませんね。

家事を楽にする「家電」に頼る!

家事を楽にするために、生活家電を活用することは大切です。今や当たり前ですが、調理のサポートに電子レンジを使うことで時短となりますし、最近ではそれ以外の家電も充実しています。

例えば、共働き家庭の「三種の神器」とも言われているのが、下記です。
●お掃除ロボット
●食器洗浄乾燥機
●乾燥機付き洗濯機

掃除と食事の後片付け、洗濯と物干しは人の手を使わなくとも仕上げることができ、機械を導入することで時短できます。

家事を楽にする「サービス」に頼る!

家事を楽にするためには、生活家電以外に「他人の手」を借りる方法も便利です。
他人の手としては、親の力を借りるだけでなく、家政婦、ベビーシッターなど、対価を支払って受けるサービスを利用する手段もあります。
お金はかかりますが、その分明日への活力を得られ、仕事に精を出せるならば、それだけの価値はあるでしょう。

家事代行サービスでできること
日常のお掃除から、お料理、買い物、洗濯、アイロン掛け等、家事全般をお客様のご要望にあわせてオーダーメイドで!

キッズベビーシッターサービスでできること
1歳~12歳のお子様の身の回りのお世話や送迎、室内・屋外でのシッティング等を頼める!

まとめ:夫婦共に忙しくても楽しい生活は送れる

共働き夫婦で残業があったり、フルタイムの仕事に従事している場合には、家庭での仕事がおろそかになったり、夫か妻のどちらかに負担が大きくなったりすることがあります。
そのことに不満を持ってしまえば、家庭は円満に進まなくなってしまうため、不満を減らす工夫をすることが大切です。

毎日の生活の中で自分たちで工夫できることはどんどん取り入れて、足りない分は他人の力やモノに頼ることも考えて。
お金がかかることもありますが、どちらの選択肢の方が時間的にも気持ちの面でもメリットが大きいか、コストと利益ではどちらが大きいか。夫婦で話し合ってよりより選択をしてください。

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