共働きで家事をケンカせずに行なうコツはあるの?

共働き


共働きをしていると、夫婦としてもお互いに家事は協力して行なっていくことになります。

毎日の中で、どちらが家事の何を行なうか、というように計画を立てるならば、無理のない範囲で計画を立てるのが良いでしょう。

最初から完璧に区切って計画を立てると、自然と無理が出てきて、それがストレスとなり、ケンカにも発展します。

お互いに仕事が何時まであるのか、それを目安に計画を立てるのが良いです。

家事でできることとできないことを整理

夫婦で家事を分担するにしても、最初から完璧に計画してしまうと、残業などの急な用事で計画が圧迫された際など、それがストレスともなりケンカにもなります。

夫婦それぞれに通勤や終業などと勤務形態は違うので、それぞれの環境に応じて、出来ることと出来ないことを整理します。

もしも早めに夫が帰宅できるならば、帰宅途中に買い物をしてきてもらう、帰ってからも料理や掃除、子供の世話を手伝ってもらうということは可能です。

反対に夫の帰宅時間が遅いとなるならば、食事後の食器洗い、お風呂上がりの残り湯での洗濯、などを手伝ってもらうと良いでしょう。

ただ妻と夫でも、家事を沢山するからお互いに協力して満足する関係になるとは限らず、家事の時間と満足度は比例しません。

忙しくても、お互いを思いやる気持ちや、少しの気遣いによってもカバーはできます。

ケンカが起きないようにするには、お互いにアンフェアだと感じないような関係を作ることです。

そのためには、今何ができて何を求められているか、気兼ねなく話せる夫婦関係が必要でしょう。

夫を家事に誘導する

どうしても家事は女性主体となることが多く、夫である男性はできることを手伝うという形になることが多いです。

そのような場合に、女性としては時には、たとえばテレビを見て暇そうにしている夫に「少しは手伝って」と協力を求めることもあります。

しかしいやいや夫が家事を手伝っては、険悪なムードになり、ケンカにもなりかねません。

ポイントは自発的に手伝ってくれるようにするということです。

食事の後の食器運び、食事の準備で野菜を切ってくれる、などの少しの手伝いでも大げさに「ありがとう」と感謝を伝えます。

妻から夫に家事を手伝って欲しいというならば、褒めて男性のプライドをくすぐるというのが重要です。

家事の分担でも、洗濯や掃除と大きな区切りで分けると、失敗のもとです。

たとえば、洗濯ならば「洗う」、「取り込む」、「衣類を分ける」、「畳む」、「しまう」に5分割し、最低でも「畳む」、「しまう」は自分でしてもらいます。

こうすることで、夫婦ともに、自分で出来ることは自分でするということにも繋がり、家事をそれぞれが自立して行なうということにも繋がります。

ノートを使って家事を見える化

夫婦で家事をそれぞれどれぐらい行なっているのか、というのはなかなか把握しにくいものです。

時には妻ばっかり家事をして、夫はほとんどせず、不満が出るということもあります。

このような場合、家事を表にして、夫婦で誰が何をしているかを書いていくと把握しやすく、見える化できます。

家事を表にする方法はいくつかあります。

基本は家事の項目を記入する欄、妻と夫どちらが行なったか記入する欄の2つです。

さらにアレンジすると、家事の種類ごとにポイントを付けて負担度合いを見えるようにする、所要時間を追加で記入できるようにする、などのこともできます。

ただし気をつけないといけないのは、最初から妻と夫で、それぞれ行なう家事を表にすると、一方的な押しつけとなり、不満が出やすいことです。

またポイントを付けるにしても、どの家事にどれぐらいのポイントを割り当てるか考えるのは大変です。

この家事の表を作るのは、一番の意味合いとしては、作成する過程にあります。

夫婦でお互いに良く話し合って作成すると、夫婦で理解を深めることにもなり、お互いにどんな家事をするべきか把握も出来ます。

家事について夫婦で話し合い、理解を深めるためのツールとも言えるのです。

(まとめ)共働きで家事をケンカせずに行なうコツは?

  1. 共働きの家事ではできることできないことを整理するとケンカも起きにくい。
    共働きをしていると、家事はお互いに協力して行ないます。そのなかでは無理をせずに、できることとできないことを整理して計画を立てていくと、家事でもケンカをせずに済みます。
  2. 家事でできることとできないことを整理。
    夫婦共働きでは、お互いに通勤や終業などと、勤務形態は違います。そのために、家事の計画を立てるにしても、お互いに出来ることと出来ないことを整理して、無理のない計画を立てます。

  3. 夫を家事に誘導する。
    家事は無理にしてもらおうとすると険悪なムードとなるので、自発的にしてもらうよう促します。特に夫に家事を手伝ってもらいたいとなると、少し手伝ってくれても大げさに感謝し褒めるのがポイントです。

  4. ノートを使って家事を見える化。
    夫婦で家事をどれぐらい行なっているか見える化するのには、家事を表にするのが良いです。表を作るのは見える化する以外にも、夫婦でお互いに話し合って表を作り、家事に関して理解を深める意味もあります。

Related -関連記事-

Pick Up -ピックアップ-

ページ上部へ戻る