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酸性洗剤
酸性洗剤って?
水溶液は、酸性、中性、アルカリ性などに分けられますが、洗剤も、含まれている成分の性質によって、酸性洗剤、中性洗剤、アルカリ性洗剤などと呼び分けられています。 酸性洗剤は、トイレやお風呂の汚れやカビを落としたり、台所用の除菌、殺菌をする洗剤に多く使われており、主に塩酸が配合されています。
細菌や微生物に必要な酵素を分解する作用があるのですが、その分、手肌に直接触れると肌の細胞が傷ついてしまうため、使用する際には十分な注意が必要です。強酸性のものは金属も溶かしてしまうので、キッチンのシンクの掃除などには向いていません。
酸性洗剤の使い方
汚れに直接吹き付けた後、汚れをタワシやスポンジでこすったり、雑巾で拭いたりして落とします。お風呂場などのカビには、洗剤を吹き付けた後、しばらく時間を置いておくと、汚れが落としやすくなります。ただし、お風呂の浴槽や洗面器、イスなど、原液をつけたまま放置しておくと表面が溶けたようになってしまうことがあるため、洗剤の注意書きをよく読んで、掃除をする場所の素材には気をつけましょう。
使用する際には、窓や戸を開け、換気扇をつけるなどして換気を良くし、ゴム手袋やメガネ、マスクなどを着用して、洗剤が直接肌に触れることのないよう、注意して使用しましょう。また、アルカリ性の洗剤と混ぜ合わせると、有毒なガスが発生してとても危険なため、絶対に混ぜ合わせないようにしましょう。
注意事項
・状況や汚れの程度により、必ずしも上記結果が得られるとは限りません。
・上記「落とし方」によって起こった問題については、当社では責任を負いかねます。ご自身の管理と責任のもとに行っていただくようお願いいたします。